中学受験 SAPIX 「漢字の要」 同音異義語解説104頁
同音異義語は、入試に出されると正答率がかなり下がる問題です。
普段、「①熟語の組み立て、②音読み漢字の訓読み」などを訓練しておくことで習得がしやすくなります。漢字の形で覚えることばかりやっていると、記憶だのみであまり進歩はありません。
漢字については、白川静の「常用字解」(初版)と大修館の「漢語林」(第五刷)、岩波「漢語辞典」(第一刷)を参考にしています。
キョウリョク
「協力」「協」は「相談して力を一つにあわせる」「協力する(動詞)」「協力を得る(名詞)」
「強力」「強い力:とても強く」形容動詞で「強力に・強力な」としてつかう。
コウリツ
「効率」はたらきかけた成果とその割合。
「公立」主語述語の組み立て「公が立てた」。県や市町村が運営している学校は、公立の学校になります。
コウイ
「好意」親愛の情をもつこと
「厚意」親切なこと、あつい心づかい
サイゲン
「際限」「際;きわ、はて」「限:かぎり」。どちらもにた意味の漢字。
「再現」「ふたたび現れる→以前あったもの・ことがもう一度現れる」事故の状況を再現する。
シキ
「指揮」「指:さしずする」「揮:手をふって動かす」
「四季」春夏秋冬
「士気」兵士の意気込み
ジタイ
「事態」もの事のようす、なりゆき
「辞退」「辞:やめる」「退:しりぞく」
「自体」そのもの自身。「許可したこと自体がまちがっていた」
ヒッシ
「必死」死に物狂い。全力をつくすこと。
「必至」必ずいたる=かならずそうなる。敗北は必至だ。
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