中学受験 SAPIX 「漢字の要」 同音異義語解説102頁
同音異義語は、入試に出されると正答率がかなり下がる問題です。
普段、「①熟語の組み立て、②音読み漢字の訓読み」などを訓練しておくことで習得がしやすくなります。漢字の形で覚えることばかりやっていると、記憶だのみであまり進歩はありません。
漢字については、白川静の「常用字解」(初版)と大修館の「漢語林」(第五刷)、岩波「漢語辞典」(第一刷)を参考にしています。
カイシン
「改心」熟語の組み立てから、「心を改める」
「会心」「心にぴったりとあう・心にかなう・満足」
「改新」「改めて新たにする」
カクシン
「確信」確かであると信じる
「核心」「核」も「心」も「ものごとの中心、かなめ」
「革新」「革」は、熟語の「改革」から、「あらためる」の意味とわかります。「あらためて新しくする」の意味です。
コウギ
「講義」「講」は「ときあかす、おしえる、かんがえる」の意味。「書物や学説の意味内容を説きあかす」の意味
「抗議」「抗」は「こばむ、てむかう、あらがう」。「」は「意見」
意味は「反対意見を主張すること」
「広義」「義」は「いみ、価値」。意味は「広い範囲でとらえた意味」
サイシン
「細心」細かいところまで心をくばること
「最新」「最も新しい」
シメイ
「氏名」苗字と名前のこと
「指名」名を挙げて指定すること
「使命」命令を受けて行う任務。重大な任務のこと。
セイカク
「正確」ただしくたしかなこと。
「性格」行動や感情などに現れる人の固有の性質
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