映画ブルーピリオドを観て

漫画は途中で挫折してしまったので映画で完結させたい気持ちと
映像で観たいというのもありました
ここからは自分語りになります
高校は美術科の学校に行ってまして
これがあんまり勉強が好きではなくて、その分絵を描けたら楽しそうという不純で安易な気持ちで軽率に入学してしまったのです
それからはさあ大変
みんなガチです
絵がうまいです
課題と期限に苦しみながら描く絵のつまらない事、、、
その頃はライブハウスに行って好きな音楽に触れるのが何より楽しみでした
今思えば学校帰りに着替えて大人のふりをしてライブハウスに行ってたの不良ですね
なんとなく八虎と似てるとこがあります
もうひとつの自分があって順番が逆だったら八虎の様になれていたかも?
それも思い上がり
なんて思いながら楽しく八虎の成長、青春を眩しく観ました
世田介くんみたいな天才、ゆかちゃんみたいな同性愛者もいたなあ
とても懐かしくて胸がギュッとなりました
ブルータス、牛骨のデッサン、鉛筆の芯を長くナイフで削った事、パンの消しゴム、キャンバスを慎重に張る事、油絵の具の匂い
あんなに好きだった事がやらされてる感になってつまらなくなってしまった事、全てがとても懐かしくてダメダメだった思い出も上書きされて
夏休みの自由に描いていい宿題は楽しかったなと
いろんな感情が押し寄せてきて、、、
映画を観てる時間はタイムスリップしたみたいで面白かったです
だから何だと言われる話ばかりですね
もうやめます
お付き合いありがとうございました