【WhiteBit】USDTやビットコインが年利30%でステーキングできる取引所
当記事のサマリー
高利回りのステーキング報酬が期待できる取引所は「Whitebit」がおススメ
Whitebitは、USDT、BTC、ETH、SOL等の人気仮想通貨について、年率28%~30%(360日間)の高利回りのステーキングサービスを提供している。しかも最大ステーキング可能額は200ETH等と大きく、多くのステーキングが可能となっている。
Whitebitは、CoinMarketCap上で39位(447位中)の取引所で、通貨ペア数は400以上を取り扱っている、ヨーロッパ最大の取引所の1つである。350名以上の社員を有し、全暗号資産の96%をコールドウォレットで保管する等、セキュリティー対策にも力を入れている。
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最も高利回りのステーキング報酬を受け取れる取引所はどこか?
暗号資産に投資を行っている方の中には、ただ仮想通貨をウォレットに保管しているだけでなく、取引所のステーキングサービスを利用し、一定の利息報酬を得ることで利回りを追及している投資家も多いと思います。
そこで、仮想通貨の情報サイトで有名な「CoinMarketCap」で掲載されている447社の中央集権型の取引所のうち、取引所スコアが4.0以上の93社について、最も高利回りのステーキング報酬が受け取れる取引所はどこかについて調べてみました。
今回は比較にあたり、ビットコイン、イーサリアム、USDT及びSOLの人気仮想通貨のステーキング報酬を比べました。ステーキング報酬については、途中解除が制限されるロック期間のあるステーキング報酬のほか、いつでも解約可能なEarn報酬も含めて調査し、複数のロック期間がある場合は、その最大年率の比較で調べました。
なおステーキング報酬というと、取引承認形態がPoS(proof of stake)の報酬を思い浮かべると思いますが、 Stakingや、Earnといったページには、上記のようなPoSのステーキング報酬だけでなく、取引所に自らの暗号資産を貸し出すレンディングサービスにかかる報酬も含まれています。利用ユーザーとしては、どちらも一定期間資産をロックするということには変わりはないため、今回は区別せずに比較することにしました。(そもそもETHやBTCは、取引の承認形態はPoW(proof of work)ですので、 PoSのステーキング報酬はありませんので、純粋な比較は難しい)
ヨーロッパのWhitebitが圧倒的なステーキング報酬を提供
取引所スコアが4.0以上の93社(全447社中)について、取引所が提供している、いわゆるStakingや、Earnといったページを確認しました。
以下、日本人に比較的馴染みのある取引所における、人気の仮想通貨のステーキングサービスの年率を比較した表を作ってみました。参考情報として、一定期間の解除がロックされるもののほか、いつでも解約できるフレキシブルサービスにかかる年率も入れています。
結果、Whitebitのステーキングサービスが年利で28%~30%と、最高水準のステーキングサービスを提供していました。
日本の金融庁に認可されている取引所については、ステーキングを提供している通貨が限られているほか、利率も比較的低くなっています。Coincheckは、ステーキング期間に応じて1.0%(30日間)~5.0%(360日間)のステーキングを提供していますが、調査時点では4%(180日間)~5%(360日間)のステーキングサービスは受付終了になっており、利用できない状況でした。
またGMOコインやビットフライヤーについては、今回比較対象としなかったLINK等の暗号資産のステーキングサービスは提供しているものの、BTC、ETHといったメジャーな通貨のステーキングサービスの提供は見当たりませんでした。(もしかすると、過去に一時的にやっていたのかもしれませんが)
海外取引所においては、世界一の取引所であるBinanceは、いつでも解除可能なフレキシブル報酬で、BTCについては概ね2%、USDTについては概ね5%といった水準となっていました。Binanceは、PoW型ではなくPoS型の仮想通貨(SOLやIOST等)の場合は特に、日本の取引所よりも、はるかに利回りの良いステーキング報酬を提供している印象です。私もWhitebitを知るまでは、Binanceをメインに使っていました。ただ、BTCやETH、USDT等のステーブルコインについては、他の取引所と比べてそこまで競争力のあるステーキングサービスは提供していないようです。
また、Bybitは皆さんも使っている人も多いかとは思いますが、Bybitのステーキング報酬(Defiマイニングというサービス名で提供している)については、最大のステーキング期間の21日間ロックで、15%~17%の年利を提供しているものがあり、比較的利回りの良い商品を提供していました。ただ、利回りの良い商品はそれだけ人気のため、21日間ロックはなかなか空きが出ず、すぐに売り切れてしまっています。14日間ロックで13%~15%のDefiマイニングであれば、たまに空いている印象です。
いずれにせよ、Whitebitのステーキングサービスは年利で28%~30%と かなり高い利回りとなっていますが、このような高報酬のからくりは何でしょうか?
つづいて、Whitebitのステーキング報酬の詳細について見ていきたいと思います。
Whitebitのステーキング報酬について
Whitebitでは、ステーキング可能な通貨として、全部で46種類のステーキングサービスを提供しています。有名な通貨からマイナー通貨まで、幅広く提供している印象です。
(Whitebitのステーキング可能通貨一覧)
USDTBTCETHSOLPSIHZMCRYPTQTECHAWXWCOMFLIXBLVREOSXLMXRPLTCDBXARVPKRFIEMPIRENVZNINTXNCDTRPZXBCHLINKTRXSHIBLUFFYSWAPPCXRBNZAMZAMAQGTMONEYSTORYBLONDASHEVX2XDNHOGLPRTXNRXRDOGEMIRAILUFIOCTA
ここで、USDTとBTCのステーキング報酬について紹介したいと思います。
Whitebitが提供しているステーキングプランは、以下のようになっています。
【USDT】
ステーキング期間は10日間~360日間のプランが用意されており、USDT、BTCは以下の通りとなっています。(年率は365日換算で算出しています)
【USDT】
10日間(0.4%):年14.6%、最小0.2USDT 最大300,000USDT
20日間(1.0%):年18.3%、最小0.5USDT、最大300,000USDT
30日間(1.75%):年21.3%、最小0.875USDT、最大300,000USDT
90日間(6%):年24.3%、最小3USDT、最大300,000USDT
180日間(13%):年26.4%、最小6.5USDT、最大300,000USDT
360日間(30%):年30.4%、最小15USDT、最大300,000USDT
【BTC】
10日間(0.4%):年14.6%、最小0.00002BTC 最大30BTC
20日間(1.0%):年18.3%、最小0.00005BTC、最大30BTC
30日間(1.75%):年21.3%、最小0.000875BTC、最大30BTC
90日間(6%):年24.3%、最小0.0003BTC、最大30BTC
180日間(13%):年26.4%、最小0.00065BTC、最大30BTC
360日間(28%):年28.4%、最小0.0014BTC、最大30BTC
ETHやSOL、LINK等の他の暗号資産についても、概ねBTCと同様のステーキング報酬になっています。10日間のステーキング期間においても、年率で14.6%と高報酬になっており、比較的使いやすいプランも用意されているようです。
高利回りの報酬を取引所が提供できる理由
Whitebitのページの、SMART Stakingタブ「Details」をクリックすると、Stakingサービスの説明ページに飛ぶことが出来ます。
その説明ページを通読すると、仮想通貨のレンディングとは何か?という記載の中でヒントが見つかります。
What is cryptocurrency lending? Crypto lending is the possibility to lend funds to an exchange that uses them to maintain margin trading liquidity. The platform will lend your capital to users who can trade with an x5 leverage on WhiteBIT. Thus, the exchange guarantees the fulfillment of all conditions and the integrity of the deal. Once the specified period is over, you will get a fixed profit.
つまり、ステーキングした通貨は、Whitebitにおける証拠金取引で、流動性を維持するために貸し出され、証拠金取引を行うユーザーから得る手数料を原資として、利息がステーキング報酬として支払われる仕組みになっています。Whitebitはすべての条件の履行と取引の完全性を保証し、指定期間が終了すると、固定利益を受け取れると記載されています。
例えば、私が知っているKucoinですと、取引所の板を通して、ユーザー同士で仮想通貨の貸借を行うレンディングサービスがあり、7日間、14日間、28日間の各貸出(借入)期限で、希望する貸出(借入)利率を注文します。注文が約定すれば、貸手は利息がもらえ、借手は担保を設定して貸手に利息を払う代わりに、借りてきた仮想通貨を元手にレバレッジ取引を行うことが出来るサービスがあります。(ちなみに21年12月27日時点での、最大貸出期限28日間で取引されている年利は14%前後でした)。
Whitebitの場合は、ユーザー同士の仮想通貨の貸出(借入)の板取引機能はない代わりに、貸手と借手の仲介者として、ステーキングによって貸し出された暗号資産を使用して流動性を維持し、レバレッジ取引の利用者から手数料を受け取り、その一部をステーキングの貸出者に対して報酬を還元する仕組みになっていると思われます。
Bitcoin等の暗号資産はご存じの通りボラティリティが高いため、その暗号資産のボラティリティを利用したレバレッジ取引が頻繁に行われています。高い手数料を払ってでも短期間で儲けたい、あるいは損失カバーのためにヘッジ取引を行いたい、という投資家がいれば、whitebitは継続的に儲けることができ、このようなステーキングサービスを提供し続けられるということと思います。
Whitebitは信頼できる取引所か?
ステーキングを行う上で、取引所の安全性の評価は重要です。Whitebitが良いのはわかりましたが、そもそも資産を取引所に一定期間預けなければならないため、取引所が潰れたり、ハッカーに資産を抜き取られ取引所が突然閉鎖してしまっては、利用ユーザーとしてはたまったものではありません。
調べたところ、Whitebitは2018年にCEOのVladimir Nosov氏によってエストニアで設立され、ユーザー数は100万人超、取引所の社員は350人超を有しているようです。またCoinMarketCap上で39位(447位中)、通貨ペア数は400以上を取り扱っている、ヨーロッパで最大の取引所の1つと謡っています。
またセキュリティ体制について、WhitebitのAbout Companyページに行くと、以下の説明書きがあります。
上記のページの説明文を拡大すると
We store 96% of the digital assets on cold wallets and use WAF to detect and block hacker attacks. Moreover, we use two-factor authentication and anti-phishing software to add another level of protection to your account. The trading and matching engines based on cutting-edge technologies guarantee quick deposits and withdrawals as well as orderbook performance. The safety of our users’ funds being our main priority! We have implemented our risk diversification system according to the following principle: only 4% of all assets are stored on hot wallets at all times. The assets stored on the cold storages are protected with multisig access-protection. WhiteBIT has formed an insurance fund to protect and secure the safety of the users’ assets, which is replenished by contributions from transaction fees. The fund currently insured the assets on the WhiteBIT’s cold storage under the coverage plan that amounts to USD 30 M.
というようなことが書いてあります。つまり
暗号資産の96%をコールドウォレットで保管しおり、常時4%のみをホットウォレットで保管している。
2段階認証システムを使用し、アンチフィッシングシステムを使用している。
ユーザーの資産を保全するため保険ファンドを設立し、30百万米ドルに相当するカバレッジプランをかけている。
ユーザー資産の保全は、main priorityと位置付けている。
ということとで、一定の対策は取られているようです。
また個人的に、信頼できる会社かどうかを調べるうえで重視していることとして、CEO等の役員トップの顔写真がアップされているか、ということも重視していますが、この点、CEO、CFO、CMOの写真とLinked inへのリンクページが設定されているようです。
以上を見ると、2018年設立と比較的新しい取引所ではありますが、それなりのセキュリティー体制は整えているのかなと思い、私はこの取引所を利用することにしました。(私はBinanceをメインに利用していましたが、やはりステーキングしてほっとくだけで年率30%をもらえる点は魅力的と思い、メインを切り替えることにしました。)
新規ユーザー登録時にうっかり忘れがちな留意点
新規登録は、以下のリンクより無料で行うことが出来ます。
(よろしければ、紹介コード付きの下記リンクより登録下さい。Referral IDが自動で記入されていると思います。)
https://whitebit.com/referral/a9d86e21-b501-45a6-8d61-3b332e008cf3
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上記リンク先より、E-mailとPasswordを入れ、チェックボックスに☑を入れてContinueを押し、E-mailに送られてくるパスワードを入力すれば、登録完了です。
なお、取引所のすべての機能を利用するには、KYCをクリアする必要があります。
KYCの住所等は、私はローマ字で登録申請し、無事に承認されました。
なお、顔写真の撮影時に忘れがちな注意点があります。
写真撮影時に、運転免許証と、ボールペンで各種情報を書いた紙を両手に持って、顔写真と一緒に写るようにすること
紙に記載する情報は、以下の①~④を記載する。
①「Whitebit.com」
➁「撮影時の日付」
➂「自分の名前(ローマ字)」
④「署名(クレジットでサインするような漢字の署名)」
となっています。厳格なKYCが行われている印象です。各種情報の送信が行われると、24時間以内に承認されたか否かのコメントが来ます。
おわりに
取引所によっては、プロモーションとして、一時的に40%等の高いステーキング利回りを提供する取引所も、あることにはありますが、預けられる資産が10万円等と小さく、また期間も一時的なものが多いため、使いづらいことが多いです。
この点、Whitebitは最大ステーキング額や利回りの点、ステーキング期間という点において、非常に優秀と思います。なにより、例えばBinanceの場合、PoSによるステーキングサービスを申し込んだ場合、利息は毎日払われるため、利息を再投資する際は、いちいち取引所のステーキングページを開いてステーキングする必要がありますが、Whitebitの場合はステーキング期間360日を選べば、日々の値動きを気にすることなく「放置」することが出来るため、時間を買う意味や精神的にも、ガチホしようと思っている方にはおススメの取引所と思います。
なお、日本円で暗号資産を購入し、Whitebitに送る際の国内取引所として、おススメを以下にまとめていますので、興味のある方はお読み下さい。
暗号資産はリスクが高く、個人の自己責任で慎重に投資する必要があることは言うまでもありません。ただ、S&P500の過去10年間の年間平均利回りが8%前後、日経平均については年1.5%前後という数字に比べれば、今回紹介したようなUSDT等へのステーキングへの投資は、投資価値としては非常に魅力的と思います。