愛を感じるということ
今月に入って、これまでお世話になった国際交流の仲間や、担当したフィリピンの参加青年たちから連絡がポロポロと来るようになった。日本にいてもSocial Distancing が定着している今、どこからメッセージが飛んできても、あまり身構えなくなった自分に気がつく。日本からの連絡の何割かは、ありがたいことに気学鑑定の問い合わせで、海外とのやり取りをしている人ほど、何か変化の時を感じているのかも知れないな、と思う。一方でフィリピンの青年たちは、何かのきっかけで私を思い出した子が、元気にしているか、家族は大丈夫かとたずねてくれる。大丈夫、私も家族も元気だよ。収束したらフィリピンに同僚と行くから会おうね、そんなやり取りをしている。
気学鑑定を本格的に再開して、優しさや愛について考えることが増えた。それぞれの星が持つ特性上、どういう形で人に愛情や思いやりを伝えるのかは様々だ。また、後天的な生活環境によって、そうしたものの定義も人それぞれだと思う。どれが本物とか、正しいとかで決められることではないけれど、様々な人と遠隔のやり取りをする中で、受け取る感覚が違うのは事実だ。
しかしながら、様々な言葉ややり取りを「愛だなぁ〜」と感じている自分がたしかにいて、彼らから受け取ったものは全て私の心の栄養になっているのを感じる。きっとそれは、形こそ違え、それらがお金や地位や肩書きによるマウンティングや哀れみからではなく、一人の地球に生きる者どうしとして発せられるやり取りだからなのだと考えている。これからは、こうしたやり取りができる人たちと意識的にもっとつながっていくのではないかという気がする。既に始まっていた変化なのだと思うが、流れはさらに加速していくだろう。人と直接会う機会が少なくなったことで、心のありようはよりシンプルに、グローバルになっていくのかも知れない。そんな世界に向かっていけることを願っている。
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