見出し画像

日盤吉方で「運を動かす」

秋になったせいだろうか、「運動」という言葉は「運を動かす」と書くのだ、という、気学の先生の話を不意に思い出した。最近少し、自分の中にあった停滞感。自分自身があまり動いていなかったからだ、と気が付いた。世界中飛び回らなくても、家から出かけてウロウロすることは出来る。気学を活用しながら動くことも出来る。というわけで、数日前から「日盤吉方」を取ることにした。毎日レポートを投稿しているので、気になる方はぜひFacebookページをのぞいてほしい。Facebookユーザーの方は、もしよろしければ「いいね!」していただけると、なお嬉しい。→ https://www.facebook.com/chienoamaoto

気学を学び始めてしばらくして、心身共にハードな時期があった。そんな時に「運の積立貯金みたいなもの」という感覚でやっていたのが、日盤吉方取りだった。その日の吉方へ行き、時間があればカフェでモーニング、なければコンビニでジュースかホットスナック。どちらが達成できても、毎朝ちょっと嬉しかった。そのおかげかどうかは分からないが、少なくともどん底から抜け出すことはできた。

私が気学を通して一番伝えたいと思っているのは「自分らしさ」なのだけれど、このことを考える時、最近の自分自身にすっぽりと抜け落ちていた要素があったことに気付いた。何を隠そうそれは「楽しむこと」、自分自身の人生、ひいては今生きている毎日を楽しんで過ごすことだった。自分のやりたいことをやっているはずなのに、楽しもうと思えていなかった自分に正直驚かされている。たしかにこれまでは誰かに雇われ、決められた時間に決められた場所で、指示通りに業務をこなしていればよかった。しかし、組織を離れて一人になった今、私に指示する人はいない。24時間自分の好きなように過ごすことができる。こんなにありがたい状況なのに、毎日「サボっている」ような気がしたり、自分は世の中の何の役にも立たない存在なのではないか、と思うこともあった。たしかに不真面目な自分は好きではなかったが、また組織に戻って働きたいのかと言われると、それはもっと嫌なことだと感じるようになっていた。少なくともこの生活を送ることで、誰かを傷つけたり、嫌な思いをさせたりはしていない。これまでと違う生き方を始めた自分に「不真面目」のレッテルを貼るのは、ちょっと違うなと思っていた。そんな時ふと「今、この時間が自由に使える時こそ、日盤吉方を積極的に取ると楽しいのではないか」という気持ちが生まれた。

自分らしさを突き詰めた時、そこには限りない自由と楽しさがある、と私は考えている。同時にそこには徹底した自己責任、というものもあるが、もし本当に自分が願うことに満たされていれば、どんな責任も苦にせず負えるのではないかと思う。今の私で言うならば、その日その日の吉方で、吉のエネルギーを取り込むという実践が何を生むのかは実のところ分からない。しかし、毎日続けることで生まれる何かがあり、それが今の自分にはとても楽しい、ということは分かっている。もしこれが楽しいと思えなくなったら、無理に続ける必要はないとも思っている。

それはともかく、日盤吉方って何?というあなた。まずは気学にぜひ触れてみてください。新しい世界に出会えると思いますよ!

※今月の気学体験講座、残すところあと1回となりました。ご興味ある方のご参加お待ちしています。→ https://rain-sound.jimdosite.com/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?