推しは創れ ~理想を追い求めて~
この記事は TUT Advent Calendar 2023 10日目の記事です。
9日目の記事は、ぴっさん先輩の「小説の世界に入り込む」でした。
僕自身、全くと言っていいほど小説に触れてこなかったので、とても興味深い記事でした。
(『推し、燃ゆ』←おもしろそう、読んでみたいなあ)
※この記事は、じょっかの激キショ成分が多量に含まれます。
苦手な方はブラウザバック推奨です…🙇♂️🙇♂️
はじめに(?)
あ~あ、
どこかに
白髪弱外跳ねショートカット碧眼弱日焼けボクっ子ボーイッシュ
ツンデレ八重歯元気っ子生意気天才ギフテッドマイペース
幼馴染中性的透明感マシマシ思春期制服美少女(14)
(更新:2024/02/08)
いないかなぁ~😩😩😩😩
自己紹介
どうも。じょっかです。
いつもはTechnoTUT(音楽技術部)でDJやったりしてます。
また、BlenderやUnityを用いて、”推しを創る”ことを目標に、ほとんどない進捗を生み出したり出さなかったりしてます。
推しに出会えない人生
今この記事を読んでくれているそこのあなた!!!
あなたの推しは誰ですか!?!?!?
その推しにどんな魅力が!?!?
……うんうん…
……なるほどねぇ…………
……
・・・
・・・・・
じょっか「推しがいるって憧れるなあ…」
そう、この男、
今まで生きてきた中で”推し”に出会えなかったのである!!!
Q, なぜ出会えなかったか?
A. 理想を求めすぎているから。
↓推しの理想(再掲)
いや、こんなに属性もりもりにしといて、
そんな推し見つかるわけないだろ!!!(←それはそう)
分かりきっていたことだが、結局ドンピシャな推しは見つからず今に至ったんだとさ。
推しかけたキャラ一覧
そんなことを言いつつも、これまで生きてきた中で心惹かれるキャラに出会うことはあったのだ!
1. 七咲 逢(アマガミ)
いい…ですねぇ
ショートカットでも、七咲くらいにちょっと外跳ねしててちょいツンツンしてる方が好き
運動好きな女の子、ありがとう
理想属性との共通点:
2. 橘 美也(アマガミ)
いたずら好きで元気っ子な妹:🤏😎👍
主人公の妹という関係から、めちゃくちゃ距離感が近いのがいい味だしてる
いたずらするのは大好きの裏返しってだれかが言ってた
美也「にっしししし☆」←ありがとう
理想属性との共通点:
3. ウイニングチケット(ウマ娘)
元気!努力!友情!勝利!うぉぉぉぉぉぉぉんんん!!!(号泣)
ツンデレ好きと言っときながら、感情丸出しなキャラも好き
顔についてる絆創膏さん、ありがとう
肌の色はこれがベスト
元気っ子由来、若干の日焼け
理想属性との共通点:
4. 浅倉 透(シャニマス)
結論、透明感
透明感 = 白 × 青
襟足にかけて髪色が青白くなっていくのが儚さポイント +2恒河沙点
キャラを見た瞬間、海と入道雲が背景に見えるのもすごい(幻覚)
理想属性との共通点:
5. 芹沢 あさひ(シャニマス)
何なんすかね、この感情
あさひ「~っす!」←これ良すぎ
タレ目もいいもんっすね
唯一の"(14)"に当てはまるキャラ
理想属性との共通点:
↑で挙げたキャラたちは、あくまで"推しかけた"だけであって、厳密には推しではないのだ。
かなしいなあ…😥
理想を追い求めて
ここまで読んでくれたあなたに1つ質問があります。
あなたはこんなことを考えたりしたことはありますか?
あ~あ、
キャラAの見た目で、キャラBの性格だったらなあ・・・
と。
私の場合は以下のように、
のようなキャラを夢見ているのです。
しかし、インターネットの世界は広いといえど、そんなキャラが自然発生することは確率的にほぼ0に等しい。
かなしいね…
じょっか、理想を語る
(1)夏
(2)夕凪
(3)入道雲
(4)涙を流す
【結論】
理想のシチュエーション:
夕凪の中、海と入道雲を背景に、
普段は明るく元気な少女が静かに泣いている
推しは創れ
じょっか「推しに求める理想が高すぎるッピ…でも妥協はしたくないにょ」
????「目覚めよ…」
じょっか「🤔🤔🤔🤔❓❓❓❓」
????「推しは……自分で創れ…………」
じょっか「😲😲😲💥💥💥💥」
じょっか「自分で創れば、あの理想をそのまま反映した推しができるじゃねーか💥👊😁👍」
じょっか「よーしそうなったら、さっそく創作活動するどーーーー❗❗❗❗❗」
こうして、じょっかの創作活動は幕を開けた。
そう、「推しは創れ」
そのために。
推し つくる どうやって [検索]
で、推しってどうやってつくればいいんだ???
ん~~とりあえずようつべ見るか……
おっこれは……
へぇー3DCGでキャラクターを作る手があるのかあ。
習得するのは難しそうだけど、とりあえずやってみっか!!
……これが沼への入り口であったことを、この当時のじょっかはまだ知る由もなかった。
推しを創る
こんにちは、Blenderさん
ええっと、さっきの動画では、Blenderっていうソフトを使ってたな。
とりあえずインストールするか。
さてと、インストールも終わったし、Blenderを開いて…
なんじゃこりゃ!?
まんなかに四角いオブジェクトがあって、左にはようわからんアイコン、右にはパラメータとか設定項目がいっぱいある…
う~ん、どうやって使えばいいんだ???
そう、完全初心者がBlenderをはじめて開いたとき、たいていはなんもわからん状態でフリーズするのである。
(なお、現在でもいまだになんもわからん状態なのはここだけの話)
とりあえず、動画のとおりにやってみるか……
最初の詰みポイント
う~んと、まずはつくりたいキャラの三面図を配置する、と。
三面図……
さんめんず……
いや三面図ないじゃん!!!!!!!!!
そう、3Dキャラクターを作成するにあたっての最初の詰みポイントは、
三面図を用意しなければいけないことである。
大抵は、絵師さんに制作を依頼するか、自力で描くことの2択。
じょっか「え~っと、依頼ってどんくらい金かかるんかな…」
~サイトの値段を見る~
じょっか「ァ゜(消滅)」
当時のじょっかは万年金欠!!
三面図を依頼できるほどの余裕などなかったのだ…
じょっか「じ…じゃあ、自力で三面図を書くぞ!!!」
~完成した絵を見る~
じょっか「ァ゜(消滅)」
じょっかの絵心は壊滅的!!!
とても3Dモデリングに使用できるクオリティの絵など描けないのであった…
そんなこんなで、とりあえず三面図が無い状態でつくり始める。
(マジで非推奨)
初めてのモデリング編
三面図ないけど、とりあえず動画の通りにモデリングやってみるか……
~~~~~~数日後~~~~~~
はあ…はあ…
なんとか顔が出来たぞ……
…え??
セ〇キン???
もしかして、かわいくするのって途方もないのでは???
~~~~~~数日後~~~~~~
なんとか修正してちょっとはマシにはなった…のか…??
う~ん、なんか違うなあ。
そんなこんなで試行錯誤を重ねる日々が続いた。
……はあ、はあ、
なんとかモデリングが終わったぞ……
このとき、制作開始からすでに半年が経過していた。
(途中の挫折期間2か月を含む。)
色を塗る
次の工程は、テクスチャを作成してキャラクターに色を載せていく。
その前に、UV展開という作業がある。
簡単にいうと、3Dモデルを平面に展開する作業のこと。
これをやることで、2次元のイラストを描くように、3Dモデルにテクスチャを反映させることができる。
詳しくは
↓
とりあえず、動画を参考にUV展開してっと……
ここから色塗りすればいいのか……
う~ん、こんな感じかな?
ほかの部位も同じように色塗りをやる。
一回キャラクターを見てみるか。
ん~、なんか違うなあ。
色味が薄いか……??
目元はくっきりさせたいよなあ。
こっちの方がいいか~。
よし、これで一旦次の工程にいこう。
ボーンを入れる
ボーン = 骨。
人間と同様に、キャラクターをリアルに動かすためには必要不可欠なものである。
骨単体を「ボーン」、ボーンの組み合わさった構造を「アーマチュア」という。
詳しくは
↓
これまでと同じように、動画を参考にやっていく。
↓こんな感じで、自分で作るのは右半分だけ。
もう半分は、対象化で楽をさせてもらう。
後は、関節を曲げたときに自然になるように、ひたすら調整する。
(無限の作業量が生まれる)
~~~数日後~~~
なんとか調整が終わったぞ……
なんかポーズ取らせてみるか。
お~!!
やっぱり動くようになったら、一気にそれっぽくなるなあ。
表情をつくる
表情をつくる際も前述同様に、ボーンを用いて作成する。
目・口元に追加でボーンを作成し、表情をつくる。
動画の通りにやって、こんな感じで目の周りに配置。
ボーンを動かして表情を作成し、シェイプキーに登録することでいつでもその表情にすることができる。
ここでは、登録した"aa"というシェイプキーを0から1にすることで、口を開くことができる。
登録したシェイプキーを組み合わせて、いろんな表情を新たに作ることもできる。
推しを創った感想
くぅ~疲れましたwこれにて完結です!
これにて完結……
かんけつ……
いや、なんかモデルのクオリティ低いな!?!?!?
ここまで読んでくれた皆さんも気付いていたと思うが、
これで満足できるほどのクオリティに仕上がってないのだ!!!
確かに頑張って作った達成感はある!
でも、ゲームとかアニメとかで使われてるような3Dモデルには足元にも及ばん!!
そもそも顔の骨格ってどうやったらきれいになるんだ??
髪もなんかカクカクして変だし!!
テクスチャも書き方わからん…………
う~ん、なんか違うなあ。
…………
ということで、この違和感を無くすことを探求するため、
じょっかの「推しを創る」活動はおわらないのであった。
(つづく)
番外編
いったん推しを創ることからは離れ、
既存のキャラクターを参考に、別キャラを作り始める。
(作る工程は全カット、ごめんね)
良かった点
顔や体などのモデリングがうまくなった
テクスチャがいい感じ
かわいさは増した
悪かった点
髪のボリューム感がおかしい
髪のテクスチャが変
制作に時間かかりすぎ(1年)
推しを創った時より改善したところはあったが、やはりキャラクターに違和感は生まれてしまった。
……どうやったら違和感ないキャラクターができるんだ…………
ウワーッ❗❗❗❗
2023年現在は、3Dキャラクター制作の基礎を学ぶため、
以下の本を参考にキャラクターを作成中。
年内には完成させたいと思っているが…………
進捗さん、ばいばい。😇😇😇
おわりに
果たして、じょっかは満足のいく推しを創れるのだろうか?
もしかしたら一生作り続けているかもしれない。
でも、それでもいい気もする。
このまま推しに出会えない人生を送るよりも、少しはマシになると思うから。
推しは与えられるものじゃない。自分で創り出すものだ。
その言葉を胸に、今日もBlenderを開く。