CELAは温水にしても効果あり?希釈不要なのに子供にも安全ってホント?
普段から使えるアルコールではない除菌剤が欲しいというときにCERAがよく注目されるようになりました。
CERAは弱酸性次亜塩素酸水の1つで、希釈せずとも気軽に使えることが知られています。
本当に子供にも使えるくらいに安全な次亜塩素酸水なのか不安に思う人もいますよね。
次亜塩素酸水は劣化が早いことも知られているので、せっかく買っても効果がすぐになくなってしまうのではないかと心配になるかもしれません。
CERAを選べば次亜塩素酸水にありがちなこのような不安をなくせるという噂があります。本当なのかどうかを詳しく見ていきましょう。
CERAは最初から薄いから安心
次亜塩素酸水の製品にはかなりの種類がありますが、ほとんどの製品は希釈してから使わなければなりません。
高濃度の次亜塩素酸水の状態で販売されていて、水で薄めてちょうど良い濃さにしてから使用する仕組みなのです。
「10倍に薄めて使えるものなら10倍使えるからお得」と思うかもしれませんが、使うときに毎回薄めるのは意外に大変です。
CERAは希釈不要なのが宣伝文句の1つですが、これは単純に濃度が薄い状態で販売されているからです。
CERAは肌に触れても大丈夫な50ppmの有効塩素濃度になっています。
ただ、CERAでは高濃度の次亜塩素酸水を作って薄めて販売しているわけではありません。独自の技術を使って50ppmになるように弱酸性次亜塩素酸水を製造しています。
pHは約6.5なので極めて中性に近いことから酸の強さとしても肌に悪影響を及ぼすようなことはないでしょう。
温水にしても大丈夫な特許製法
CERAは温水にしても大丈夫という話がありますが、この事実はメーカーもはっきりと大丈夫だと言っています。
CERAはとても安全で従来の次亜塩素酸水のようにすぐに濃度が下がってしまうようなことがありません。
次亜塩素酸水は、常温で保存していると数ヶ月で濃度が半分以下になってしまい、冷蔵していても徐々に濃度が低下して使えなくなります。
しかし、CERAの場合には60℃にしても問題ありません。
時間と共に劣化すると次亜塩素酸水は酸性が強くなる傾向がありますが、CERAではこのような変化も起きないのが特徴です。
そのため、長期保存をしても使用することができる魅力的な除菌剤です。
メーカーではこの理由が独自の特許製法に由来していると説明しています。
最近増えてきている電気分解で作られる次亜塩素酸水と違って次亜塩素酸ナトリウムと希塩酸を混ぜるだけで製造しています。
この特許製法が保存性も安全性も高いCERAの特徴を生み出すことができたポイントなのです。
除菌の後は塩水になる
CERAの有効成分は次亜塩素酸そのものです。安全性を考える上では有効成分だけでなく、有効成分が除菌の役割を果たした後に何になるかも重要になります。
できた成分が有害なものだったならとても安全なものとは言えないでしょう。
次亜塩素酸水を国が感染予防に使えると発表していることからも想像できますが、CERAを使った後に残るものはとても安全です。
次亜塩素酸水は役目を終えると塩水になります。科学的に言えば塩化ナトリウム水溶液で、食卓塩を水に溶かしたものと同じです。
塩もたくさん摂取すると高血圧になるリスクがあることは知られていますが、CERAは飲むわけではないので心配ありません。
CERAを加湿器に入れて空気の除菌をしたとしても、吸い込んでしまう量はたかが知れているので大丈夫でしょう。
子供にも安心って本当なの?
CERAは次亜塩素酸水の製品の中では子供にも安全に使えると考えられます。
CERAは希釈する必要がなく、もともと肌に触れてもあまり心配がない50ppmの濃度になっています。
子供がおもちゃを除菌するのに使おうとしたときに、高濃度の次亜塩素酸水を薄める必要がありません。
子ども自身が使う場合、親が薄めて渡すようにしたとしても薄め方を間違えたり、薄め忘れたりしてしまうこともあるでしょう。
それが原因で高濃度の次亜塩素酸水に触れて痛い思いをしたり、炎症を起こしたりしてしまうリスクがCERAならありません。
さらに、CERAは除菌を終えたら無害になるので安心です。
また、CERAで空間噴霧をするときには安全性についての確認試験をしているので安心できます。
動物を使った吸引暴露試験によって180日間、CERAの噴霧をしていても試験に用いた動物の症状に変化がなかったという結果を出しています。
この結果から子供がいる環境で使ってもあまり心配はないと考えられますが、不安な面もあるのは確かです。
やはり次亜塩素酸水なので、刺激性が本当にないのかが懸念点です。普通の人なら大丈夫なのかもしれませんが、敏感肌やアトピー肌の子供がいても安全に使えるとは限りません。
刺激に敏感な赤ちゃんでも大丈夫かどうかまではわからないので、どうしても使いたい場合にはよく様子を見ながら使用しましょう。何か不安があったときにはすぐに使用を中止して医師に相談するのが大切です。
また、空間噴霧をした場合の安全性についても動物での試験結果しかないので、子供の場合にどうなのかは試してみるまでわからないとしか言えないでしょう。
アトピーがある子供は刺激に弱いことも多いので特に注意が必要です。
CERAは通常の次亜塩素酸水よりはリスクが低いかもしれませんが、絶対に安全だと思わずに慎重になりましょう。
用途についても注意が必要
厚生労働省では、次亜塩素酸水で除菌をするには少なくとも35ppm以上の濃度が必要と公表しています。
ただ、35ppmで効果があるのは次亜塩素酸水を流したときであって、拭き掃除をする場合には80ppm必要です。
CERAの50ppmでは足りないので、布巾にCERAを吹きかけてテーブルを拭いても除菌が十分とは限りません。そのため、使い方によってはあまり意味がなくなってしまう可能性があります。
特に汚れているところではもっと高い濃度の次亜塩素酸水を使う必要があると言われているので注意が必要です。
CERAはきれいなところを除菌するのに向いていると考えると良いでしょう。
いつも清潔にしているテーブルの上や、出かけたときに着た上着、絨毯やカーペットなどの除菌には使いやすくて便利です。
空気に噴霧して除菌するときには、刺激が気にならないかを短時間でまず確認してから使用するのが大切です。
本当に安心できる除菌剤はある?
CERAは有効塩素濃度が50ppmになるように特許製法で作られているのでリスクが低い除菌剤です。
魅力があるのは確かですが、除菌効果があると言える範囲は限られてしまっています。
除菌もきちんとできて、CERAのような濃い次亜塩素酸水を使わない除菌剤があったら嬉しいですよね。
実はMIOXは濃度も低くて除菌もできる魅力的な除菌剤です。
MIOXはCERAとは違う特許製法で作られている混合酸化剤で、次亜塩素酸ナトリウムが主な有効成分として含まれています。
それでは強い刺激があるのではないかと思うかもしれませんが、CERAと同じように濃度が薄いので刺激性が低いのがMIOXの魅力です。
混合酸化剤という名前からイメージできるように、MIOXには次亜塩素酸ナトリウムの他にも色々な除菌成分が含まれています。
いくつもの成分が細菌やウイルスに作用するので低濃度でもよく除菌できるのが特徴です。
安全性と除菌力を兼ね備えているので、CERAでは不安があるという人はMIOXを試してみてはいかがですか。
MIOXの安全性や使用対象シーンはmamoriaの公式サイトも御覧ください。