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店舗責任者が自身の裁量権でできる除菌対策とは?日頃の除菌対策プラスアルファの方法もご紹介します
店舗責任者が決裁できる除菌対策とは?
「店舗責任者」と言えば聞こえは良いですが、立場上、除菌対策をしようにも費用がかかるものについてはなかなか上司の決裁が取りづらいというケースもあるのではないでしょうか。
とはいうものの、本部からの指示だけでは到底除菌対策が十分ではないと考えるケースもあるでしょう。
そこでここでは、責任の範囲内で予算や費用をかけることなく行える除菌対策をいくつかご紹介します。
除菌対策を徹底した上で、最終的に専門的な除菌対策については上司や本社・本部に相談するようにしたいところです。
徹底的な換気
まずは徹底的な換気を行いましょう。店舗の除菌対策は「換気に始まり換気に終わる」と言っても決して過言ではありません。
オープンエアな店舗空間ならいざ知らず、多くの場合はお客様や従業員の出入りによって店舗は密になりがちです。
しかも、窓を開け放てるような造りではない店舗も数多く存在するため、徹底的な換気対策が重要なポイントとなってきます。
具体的には、
■時間帯を決めて店舗のドアを一定期間強制解放しておく
■店舗内の換気扇を稼働させる
■換気用の窓などがあれば可能な限り解放する
など、風通しの良い店舗を作り上げることが重要です。
自動ドアを一定期間強制解放する場合には、お断りの紙を1枚添えておくとお客様との無用なトラブルを避けられます。
マスク着用の周知徹底
マスク着用の周知徹底は極めて重要なポイントと言えるでしょう。換気性能がそこまで芳しくない店舗の場合、次に期待できるのは店舗に出入りするお客様の「マスク着用の周知徹底」です。
もちろん、お客様に対してマスクの着用を強制することはできません。
しかし、
■店内放送で一定期間ごとにマスク着用のお願いをする
■売り場の至る所にマスク着用のお願いを張り紙として掲示する
といったように、店舗側にできる対策はいくつかあります。
また、レジ前に並んでいるお客様だけに聞こえるような音量・仕組みでレジに並んでいる際のお客様に「特にマスク着用をお願いする」というのも重要です。
レジでのお会計の際、従業員とお客様の接触が避けられないため、文字通りマスク着用のお願いによる水際対策というわけです。
その他、場合によってはサービスカウンターなどでマスクをバラ売りするという方法も効果的です。
事実、一部のスーパーマーケット系列ではサービスカウンターでマスクをバラ売り対応することで顧客のマスク着用徹底を実施しているケースもあります。
売場担当者のマスク着用
お客様にマスクの着用をお願いする以上に店舗運営責任者が考えなければならないのが、売り場担当者のマスク着用です。
売り場担当者がマスクを着用していないのに、お客様にマスクの着用をお願いすることは道理上、難しいものがあります。
また、息苦しいからといって鼻を出してマスクを着用する売り場担当者が出てくることも懸念されます。
こちらについてもお客様へマスク着用徹底をお願いしている以上、お客様から無用なクレームやトラブルにつながる恐れがあります。
場合によっては本部や本社へのエスカレーションも懸念されますので、出来る限りこういったトラブルのリスクは回避しておく方が良いでしょう。
なぜマスク着用が必要なのか、マスク着用をすることで、ひいては従業員の安心につながるということを繰り返し周知徹底して売場担当者にマスク着用を励行しましょう。
もしくは特段の事情があってマスクの着用が難しい売り場担当者がいる場合や、マスク着用がどうしてもセールス上好ましくない場合には、フェイスシールドの着用を徹底するように指示を出しておきたいところです。
清掃実施回数の増強
除菌対策というわけではありませんが、清掃実施回数の増強は行っておくべきでしょう。
例えば、一般的に売り場の清掃実施回数は本部の取り決めなどによりルーティン化され、回数が決まっています。
こちらの清掃実施回数を店舗担当者・店舗運営責任者の裁量で数回ほど増強しておくというのもひとつ効果的な手段として考えられます。
可能であれば店舗担当者のリソースにもよるものの、2時間から3時間に1回程度の清掃実施は最低限行っておきたいところです。
また店舗の立地にもよりますが、場合によってはそれ以上の頻度で清掃しておいた方が安心と言えるでしょう。
店舗ごとの除菌を上司へ打診する
店舗責任者の裁量内でできる除菌対策など感染症対策はいくつかありますが、それでもやはり限界があります。
疑わしい事例が発生してしまった場合などは、通常の除菌対策では不十分という考え方も出来ます。その場合には、店舗ごとに全体除菌ができないかどうか上司へ打診してみるという選択肢があります。
例えばmamoriaは、体に無害な除菌スチームを使用して店舗内の隅々まで一括で除菌することが可能です。
また除菌剤を液体のまま噴霧するのではなくスチーム状態まで細かい粒子になった除菌スチームを使用しますので、例えば水気を嫌うような部分であっても問題なく除菌施工が可能です。
店舗責任者として店舗を守るためにも、普段の除菌対策を徹底しつつ必要に応じて店舗ごとの除菌を上司へ打診してみるのもよいでしょう。
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