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「クラスメイトがセクシーすぎる!」 ○○陥落ver.

注意⚠️
本作品には微R18要素が含まれます。苦手な方は警戒をお願いします。



さくら「あの、〇〇くん、す、好きです…!付き合ってください…!」

私は今日、好きな人に告白した。

しかし、結果は…。

○○「あー…少し考えてもいいかな?まだ決断つかなくて…。」

思わしいものではなかった。


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さくら「どうしよぉ、かっきー…。ぜったいフる理由考えてるよ…。」

遥香「大丈夫だよ、さく!まだフられたわけじゃないんだから!」

さくら「でもぉ…。」

遥香「逆にチャンスだよ!この保留期間中に○○君をさくに夢中にさせればいいんだよ!」

さくら「え…?」

遥香「さくちゃんの魅力で○○君を落とすのよ…!」

さくら「私が○○君を…。」

遥香「そうだよ、さく!私がさくを立派な魅力ある女性にしてあげる!」

さくら「どうすれば○○君を落とすことができますか!遥香先生っ!」

遥香「いいだろう生徒さくよ!教えて進ぜよう!」

さくら「はいっ!」

遥香「ズバリ○○君を落とすカギは、『女らしさを見せること』だ!」

さくら「女らしさ、ですか…?」

遥香「うむ!別名色仕掛け、ハニートラップともいう!」

さくら「色仕掛け…。」

遥香「そう!さくの女としての武器を全面的に使って、○○君にさくを立派な女性だと思わせて落とすのだ!」

さくら「はいっ!遥香師匠!」

遥香「呼び方変わってるし…。ゴホン!ではでは早速…。」

さくら「えっ…何する気ですか…?💦」

遥香「イ~ヒヒヒヒ…♪」


その後…。


さくら「やっ…ちょっ…ほ、本当にこんなので○○君が好きになってくれるのぉ…?💦」

遥香「そうだよぉさく…♡これで女らしさが磨かれるんだよぉ…♡」

さくら「かっきーの趣味じゃなくて…?」

遥香「ズボシッ!!💘💦…そ、そんなことはない!この技をカンペキに極めてこそ真の女になれるんだ!わかったか!生徒さくよ!」

さくら「はい!遥香パイセン!」

遥香「また呼び方変わったー!」



数日後…。



○○「ふぁぁ….。o○月曜日ってしんどいよなぁ…。今日からまた頑張るか…。」

??「あっ…💕いたいたぁ…💕○○くぅ~ん!」

○○「ん…?何この甘い声…。」

○○が振り向くと…。

トロンとした目で色っぽい表情をしたさくらがいた。

さくら「おはよぉっ…💕○○くぅん💕」

○○「え、遠藤さん!?」

○○(え、何、こないだ告白してくれた時と全然違う!?何この色気!?)

見た目は制服なので全然変わらないが、明らかにオーラが違う。

目の中にハートが見えるかのような表情、ゆっくりと舌なめずりをし、唾液でテカったぷるっぷるの唇…。

そしてにやりと笑った妖艶な笑顔…。

ねっとりとした色っぽすぎる声と喋り方…。

こないだのオドオドしたさくらとは似ても似つかなかった。

さくら「どうしたの○○くぅん…?💕」

○○「あ、あぁ…!おはよう…遠藤さん…。」

さくら「へへっ…おはよぉっ…💕」

そういうとさくらは腕を組んできた。

○○「うわっ!?」

決して大きくはないものの確かなふくらみのある胸部の柔らかさが腕に押しつけられる。

○○「~~~~~~!?!?」

さくら(動揺してる…かわいいっ…💕)

さくら「えへへっ…💕」

○○「な、なんか雰囲気変わった…?」

さくら「あ、気づいた…?💕少しだけ女らしくしてみたんだぁ…💕どう?さく、カワイイ…?💕」

さくらは上目遣いで、唇に手を当て、首をコテンとかしげて聞いてくる。

○○「う、う、うん…かわいい、よ…?」

さくら「やったぁ…💕」

○○(遠藤さん、どうしちゃったのーーーー!?!?)



その後ろの物陰から2人を覗く、遥香。

遥香「やばい…確実にやりすぎた…。あれじゃ痴女だよ…。」

遥香は猛省していた。



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その後も…。


さくら「○○くぅん…💕私教科書忘れちゃったのぉ…💕机くっつけて見せてもらってもいい…?💕」

○○「え、あぁ…いいよ?」

二人は机をくっつける。

さくら「へへっ…一つになっちゃったね…?💕」


○○「へ、変な言い方しないの…!」

さくら「○○君がこんな近くに…💕スンスン…あぁ…良い匂い…💕」

さくらは耳元でそう言いながら○○の足に自分の太ももを擦り付けてくる。

○○「ちょっ…近い近い…!汗臭いだろうからあんまり嗅がないで…!」

さくら「○○くん…さく、ここわからないの…💕教えてほしいなぁ…?💕」

○○「あ、あぁ、ここは、ココの式で出た答えをこの部分に入れて…。」

さくら「あぁん…!💕そこにいれるのぉ…💕」

その声に、クラスの何人かが振り返る。

「おい、何だ今の声…?」

「あそこの二人は一体何をしてるんだ…?」

○○「い、言い方…!みんなこっち見てるから…!」

さくら「いいじゃん…💕もっと見せつけちゃお…?💕」

さくらは椅子の上の○○の脚を撫でてくる。

○○(どうしよう…俺、この授業乗り切れるかな…。)



体育の時間。

「1.2.3.4~!」

「「5.6.7.8!!」」

さくら「○○君、一緒にストレッチしよ…?💕」

○○「あ、あぁ、いいけど…。」

脚を開いて体を前に倒す運動。

○○「イッチ、ニ、サン、シ…!」

さくら「あんっ…💕んっ…💕あぁっ…💕」

○○(ちょっ…声がいやらしすぎる…!)

お互いの両腕を組んで逸らし合うストレッチ。

さくら「はぁっ…💕はぁん…!💕」

○○(耳元でっ…声と息がっ…!やばいっ…!)

〇〇は必死に自分の中の思考を振り解いた。

そして、さくらがその後に転んでしまった時も。

さくら「きゃん…!💕」

○○「遠藤さん!大丈夫?平気?」

さくら「ううん、大丈夫じゃないかもぉ…💕」

そういいながら乙女座りで足を擦り動かしながら答える。

○○「大丈夫じゃないの?どうしよう…。」

さくら「保健室に連れて行って…?」

○○「あ、あぁ、わかった。手を貸すよ。立てる?」

するとさくらは首を横に振って、両手を広げてきた。

さくら「おんぶしてっ💕」

○○「えっ…!」

さくら「ねぇ、おんぶして~💕お~ん~ぶ~💕」

○○(か、かわいい…!)

○○「わかった…。おんぶ、するね…?」

○○はさくらをおぶった。

さくら「えへへ…。○○君の背中、あったかぁい…💕」


そう言いながら背中に頬ずりをしてくる。

○○「…!い、いくよ…!」


そして、さくらを運んでいるときも…。

さくら「んはぁ…💕んっ…💕んっ…💕はぁ…はぁ…💕」

○○(ちょっ…やらしい声と吐息が耳元で…!これやばいっ…!)


保健室。

○○「先生ー!先生いませんかー!」

さくら「いないみたいだね…。」

○○「仕方ない、自分たちで処置しよう。」

○○はさくらに応急処置をする。

すると、ベッドに腰掛けていたさくらは突如○○に抱き着き、耳元で○○にささやく。

さくら「フフッ、二人っきり、だね…?💕」


○○「!?」

○○はさくらを振り払ってしまう。

○○「と、とにかくお大事にね!!じゃ、じゃあ俺行くから!!💦」

さくら「照れてる…カワイイ💕………。」



さくら(どうしよう…私、最初は○○君を好きにさせるためにこうなったつもりだったのに、なんか、不思議な感じ…💕)



○○(どうしよう…さっきからずっと遠藤さんのことが頭から離れないよ…。もしかして俺、遠藤さんのこと…?遠藤さん…遠藤さん…。)



その後、昼休み。


遥香「さく!」

さくら「あぁ~かっき~💕」

遥香「さ、さく?私の前ではその演技しなくていいんだよ?」

さくら「えへへ~、なんか私ね、かっきーにいろいろ教え込まれてから、私の中にあった何かが目覚めちゃった気がするの…💕これが本当の私なんだと思うの…💕」

遥香「え、さ、さく…?本気…?」

さくら「うん…💕ありがとうね、かっきー💕本当の私を呼び覚ましてくれてっ💕」

遥香「もしかして、イケナイ扉開いちゃったんじゃ…。💧」


とそこに、○○がやってくる。

○○「あ、あの、遠藤さん…!」

さくら「あぁ~○○君だぁ~💕どうしたのぉ?💕」

○○「ちょっといいかな?話があって…。」



そうして二人は、体育館倉庫に来た。

さくら「話ってなぁに?💕○○君?」

○○「遠藤さん…今朝からどうしたの…?なんか人が変わっちゃったみたいだよ…?」

さくら「○○君の彼女としてふさわしい人になれるようにいろいろ努力したの…💕どうかな?ドキドキ、した?💕」

○○「…正直、すっごいドキドキしてる…。実は、遠藤さんのことが頭から離れなくて…。」

さくら「それってもしかして…?💕」

○○「その、俺、遠藤さんのこと好きになっちゃったんだと思う…。だから、こないだの返事なんだけどさ…。」

○○は照れながらもさくらを見つめて何とか言葉を紡ぐ。

○○の顔は真っ赤だ。

そんな○○をさくらはギュッと抱きしめた。

〇〇「!?」

さくら「カッコつけないで、ありのままの気持ちを正直に言ってごらん…?💕それができたらぁ…💕さくはぜーんぶ○○のものだよ?💕なにもかも…💕」



その瞬間、○○の中で何かがプツンと切れた。

○○(あっ…。……💕)


○○「さくらっ…💕さくらっ…!💕好き…好きぃ、好きぃ…!好き好き好きっ…!💕大好き!大好き!大好き!大好きだよっ…!!💕」


○○は完全に堕ちてしまった…💕


さくら「うんうん、よく言えましたっ💕私も大好き💕愛してるよ、〇〇っ💕」

さくらは〇〇を抱きしめ頭を撫でた。


〇〇「俺たち、両思い、だね…?💕」

さくら「ふふっ、すっごく嬉しいっ…💕ねぇ、○○?💕」

○○「?」

さくら「この体育館、次どこのクラスも使わないんだ…💕」


○○「…!」

さくら「私、もう我慢できないよ…💕○○が愛おしすぎてたまらないの…!💕」

○○「え、も、もしかして、マ、マジで…!?」

さくら「私のこと、好きなんだよね?💕」

〇〇「う、うん、好きだよ?」

さくら「じゃあ、さくの全部を受け止めて?〇〇の全部を私にちょーだい?💕」

さくらはペロリと舌なめずりをした。

〇〇「あっ…ダメっ…さく、ホントにダメっ…!💕」

〇〇は心も体も、完全に堕とされようとしていた…。


この後この体育館倉庫で何が起こったのかは、あえて書くまでもないだろう…。

ただ、さくらと○○、二人の甘いあまーい声が響いていたのでした…💕



「あああああっ💕〇〇好きぃぃぃっ💕」

「俺も好きっ!さくらぁぁぁっ💕愛してるぅぅっ💕」




「クラスメイトがセクシーすぎる!」
〇〇陥落ver.   終





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