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#全ジョーカーズ語れる説 vol.131 弁当!
こんにちは!Shinです!
「モモキングの強さの源、それはデュエマの歴代の英雄たちの魂を受け継いでいることだ!」
ジョーカーズが現れてより時も流れ、彼らも「英雄」の一角に名を連ねるようになりました。
そんな彼らについて語るシリーズは遂に130回を突破!
このシリーズこそは!
〜今日の主役はこの診断から〜
https://shindanmaker.com/1204717?c=1
〜前回〜
今日のジョーカーズ
本日のジョーカーズはこちら!
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![](https://assets.st-note.com/img/1732012013-i8b3Ihxc0SGunP4eDkamJj6Z.jpg?width=1200)
キャラとして
弁当箱のジョーカーズ、それが《メルセデスベントゥー》!
名前の元ネタは有名な自動車ブランド「メルセデス・ベンツ」です。
そこ以外一切の車要素はありません。
入れ物で日用品とこれまたGR効果を持つ自然ジョーカーズらしい見た目をしています。
単なる弁当箱ではなく、具材もしっかり入っています。
一品料理やラーメンジョーカーズは目立ちますが、こうした家庭的な料理のジョーカーズは珍しいと言えます。
またイラストで本人と同レベルで目立っているのは、奇しくも次作「デュエル・マスターズWIN」の主人公斬札ウィンとその相棒(?)である《アビスベル・ジャシン帝》の好物であるタコさんウィンナーのジョーカーズ。
ひょっとすると、タコさんウィンナーは大先生もしくはそのお子さんの好物だったりするのかも。
周りにはその他の弁当と水筒が並んでおり、水筒のジョーカーズには後に《バリスイトーヨー/水筒の術》が登場していることなどから弁当と水筒の遠足のジョーカーズ、というかわいらしい光景が魅力ですね。
なお、《バリスイトーヨー》とはやや色味の異なるオレンジ色の水筒が描かれています。
アニメ・漫画での出演はなし。この時期のトリガーはスタートデッキからかなり飽和していたとはいえ、《バイナラドア》などが目立つ印象でしたね。
カードとして
GR召喚とそれをタップし、クリーチャーのみを攻撃するように攻撃誘導効果を相手にかける1枚。緑ジョーカーズ登場以来、《ばんじきゅうす》に始まり、チーム切札まで続く攻撃誘導トリガーの系譜ですね。
GRのトークン的な役割を最大限活かしたカードデザインに加えて、クリーチャー全体に攻撃を誘導するのはビートデッキとの相性の良い1枚ですね。
実はGR召喚効果と攻撃誘導効果が分離しているので攻撃したクリーチャーに攻撃誘導する呪文としてオリジナル構築でも使うことは可能。ただ、クリーチャーを除去されるとトリガーとしては一切機能しないので、GRクリーチャーの最低保証ありきのスペックではあります。
タップイン効果は強制なので、反面攻めのカードとしては使えないのが難点。
わざわざ《弩闘!桃天守閣》を用いてまでSAかも不確定なGRクリーチャーをアンタップインさせる必要もない…というのが実情。
このカードは中速寄りのビートデッキにおける重要な受け札としての運用がメインとなりそうです。
呪文メタにはやや弱く、同時期にメタに干渉されにくいオレガ・オーラのトリガーも増えたことで環境での活躍は少なかった印象。強力なジョーカーズのトリガー呪文と軒並みコストが被っていることもあって当時の主流である《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》や《奇天烈シャッフ》による宣言で5を止められやすかったことが影響しているでしょう。
反面ノーマークであれば一定以上の仕事のできるそんな1枚です。
デッキを組んでみよう!
攻撃誘導を活かしつつ、GR召喚を勝利に繋げたい!
そこで《蒼狼の巫女ツクヨミテラス》で《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》をヨビニオンで出しながら呪文を唱え、布陣を整えた上で《MAX・ザ・ジョニー》を加えて勝つデッキにしました。
結果、シリーズ初の60枚デッキになりました。
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デッキリスト
各カード解説
《ジョラゴン・オーバーロード》
ジョーカーズ、GR、非クリーチャーでマナを伸ばしたいと思ったらこのカード!60枚にした理由は3つあるのですが、まずこのカードの最大バリューを得るために60枚にした部分があります。デッキ内のジョーカーズ比率を上げることでGR効果を使っていきましょう。
《フェアリー・Reライフ》
G・ストライクと非クリーチャーのマナ加速を使いたかったので採用。
受け札の質が高いので、まずこちらの能動的な動きを2マナから4→6とするマナカーブを意識した構築にしました。
《【マニフェスト】チームウェイブを救いたい【聞け】》
最強呪文の1枚。マナ加速、回収はさることながら、後半になるにつれて扱えるアドバンテージ量が増加する性質がトリガーでの耐久を意識したこのデッキとの相性の良い1枚と言えます。
《κβバライフ》
GR召喚をしながら、メインデッキの5以下のクリーチャーを減らし、2体以上のクリーチャーをプレイする機会を増やす、という目的に合致した1枚。トリガーもさりげなく着いているので、どこからプレイしても《ツクヨミテラス》などを絡めてアドバンテージを得ます。
《バリスイトーヨー/水筒の術》
トリガージョーカーズクリーチャーで5マナクリーチャーの増量ができる点がまず高評価。4マナ呪文でGRクリーチャーにアクセスできる点も高評価な上で、《ツクヨミテラス》の能力を活かす2体以上の展開が活きる1枚です。
《スロットンの心絵》
クリーチャーの比率を高めることなく、トリガーの質を上げる1枚。《ライオネル・モモキング》、《ジョニー》を踏み倒して攻守両面でデッキを勝利に導く1枚です。
《メルセデスベントゥー》
コンセプト呪文。《ツクヨミテラス》を2体目に出せば、ヨビニオンの前に唱えることができます。どちらかというと負けないためにトリガーの質を高めるという役割の強い1枚。《ツクヨミテラス》を前提にした相手ターン中の複数展開に攻撃誘導を加えることで守りを万全にします。
《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》
《ベントゥー》が防御面なら、このカードは攻撃面。メインの動きを生み出し、ヨビニオンで盤面を3体まで増やすことができます。トリガーの呪文面+GR召喚での2体出しによって《ツクヨミテラス》のバリューを最大限まで高めることができます。
《蒼狼の巫女ツクヨミテラス》
本デッキの心臓部。このカードの展開の仕方によって、多彩な戦術を生み出せるのが魅力です。メインルートは《プロジューサー》《バリスイトーヨー》を軸にした盤面展開と呪文詠唱によるアドバンテージ確保。
トリガーによるGR召喚の試行回数を稼ぐ過程に各ターン可能な呪文詠唱校歌を挟むことで更なるアドバンテージを得ます。
《SMAPONの心絵》
非クリーチャーでありながらジョーカーズであり、光文明を持つ1ターンを稼ぐトリガー。白マナとしての役割が強い1枚ですが、シールドを増やしての籠城戦術を支える1枚。
《MAX・ザ・ジョニー》
このデッキの明確な勝ち手段。籠城の末にそれまで展開したジョーカーズでシールド枚数を稼ぎ、エクストラウィンを狙います。
相手の攻撃を完璧に受け流せるようにエクストラウィンを満たせなくても攻撃して相手に盾をブレイクさせることでアドバンテージを得られるようにと60枚デッキにしています。
《スゴ腕プロミキサー》
ジョーカーズでトリガーで2枚以上の展開が可能な6コスト。呪文を唱えられないだけで《ツクヨミテラス》の増量です。5コストのカードはヨビニオン元が2種類あるのでアクセスしやすいと踏んだのも60枚にした理由の1つです。
《獅子英雄ライオネル・モモキング》
全てのジョーカーズにG・ストライクを与える新時代の防御札。このデッキのジョーカーズ比率を高めていたもう一つの理由です。
このデッキのジョーカーズが平均して2面を止めることができるようになるので、場に出せてしまえば相手の攻撃を完全にシャットアウトできると言えます。
《松苔ラックス》
既に自身で2面攻撃をストップできる強力なトリガー。コストが高いのでコンセプトであるヨビニオンを阻害しません。ジョーカーズである為、《ジョニー》の効果をサポートできる点も強力ですね。
《ジョーカーズの心絵》
強引にゲームをかき回す1枚。全体除去+盾追加で確実に勝てる状況を作ります。基本的に1枚を素直にマナを払ってプレイしたらゲームが終わるので、残りはマナ要因と考えて大丈夫です。GRクリーチャーをシールドに送るとその分もシールドに加わるので、山札の枚数には気をつけたいところ。
《マジカルイッサ》
呪文軽減のおいしいジョーカーズGR。序盤から後半にかけて活躍し、《ジョニー》のパワー上昇に貢献することができます。《ツクヨミテラス》目線はややハズレよりになってしまいますが、動きを支えられる1枚。
《続召の意志マーチス》
2体以上の召喚カウントを稼ぐ1枚。コスト4以上のGRクリーチャーによって、呪文詠唱を助けます。単純な盤面増量が《ジョニー》と相性が良いのも評価点。
《天啓CX-20》
手札増強はこのデッキにおいて特に効果的。唱えられる呪文の増加、《スロットンの心絵》の有効化が担えます。GR召喚のおまけとして得られる効果としては破格なので、枚数を重視してこのカードを採用。
《全能ゼンノー》
攻撃そのものを咎める強力なメタカード。相手の打点構築を狂わせる1枚です。
このデッキでは積極的な攻撃を促すことでアドバンテージを拡大していきますが、それが致命的にならないようにブレーキをかけてくれる、そんな1枚です。
《The ジョラゴン・ガンマスター》
高コストGRにしてジョーカーズな1枚。《ツクヨミテラス》の呪文のバリューの拡充を狙いつつ、デッキ内のジョーカーズ比率の高さから自身も除去効果を使いながらプレイヤーを攻撃できる点がメリットです。
《Theジョギラゴン・アバレガン》
コスト6であることから、《ツクヨミテラス》の呪文詠唱効果の最大バリューが狙えるGRクリーチャー。ジョーカーズであることで、《ジョニー》の効果を使うこともでき、場合によってはワールド・ブレイカーを付与できる可能性も秘めています。シールドブレイク効果で様々なトリガーを暴発させられるのも良い点。
《13番目の計画/サファイア・ミスティ》
このカード以外の超次元の必要性はないと判断し、このカード4枚のみ。ないと60枚デッキは成立しないので、事実上の絶対必須枠。
クリーチャー面を出す方法が存在しないのはご愛嬌。
デッキの動き
まずは《ツクヨミテラス》を目指そう!
S・トリガーで守りを固めろ!
《ジョニー》で勝利!
終わりに
以上第131回 《メルセデスベントゥー》についてでした!GRの特性の発展したよいカードでしたね!
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〜今日の余談〜
人生で初めて60枚デッキに触りました。物量がとんでもないのであまり記事向けではないかもと思いつつ、デュエマの可能性を押し広げてくれるギミックであると言えますね!
それではまた次回!お相手はShinでした!
〜これまでのジョーカーズ〜
〜次回〜
〜感想・要望用質問箱〜