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#全ジョーカーズ語れる説 vol.152 文具の王!!

「少年の夢が形になった存在、それがジョーカーズだ!」

どうもShinです!

全てのジョーカーズを愛し、その全てを語り尽くすという夢を持って始まったこの企画!

遂に150回を突破しました!!

まだまだジョーカーズはたくさんいます!!!

その魅力、物語、夢!
余すことなく語っていきましょう!

このシリーズこそは!!

#全ジョーカーズ語れる説

〜今日の主役はこの診断から〜
https://shindanmaker.com/1204717?c=1

〜前回〜



今日のジョーカーズ

本日のジョーカーズはこちら! 

キャラとして

2004年から現在に至るまで、コロコロコミックのギャグの二大巨頭の片翼と言える大人気キャラクター、それが「ケシカスくん」!
その作者、村瀬範行先生はご自身のお子様とデュエマを楽しまれる決闘者!!


漫画内にも「あるある」なネタをいくつも盛り込み、2年連続でケシカスくんコラボのデュエマティーチング漫画を担当された事もあります。
そんなケシカスくんの初のコラボカード。
それが今日紹介する《消王ケシカス》です。
「でんぢゃらすじーさん」に次ぐコラボ回数を誇る、脅威の4回のコラボ実績を持ち、うち3枚がジョーカーズ……という何ともゆかりの深いキャラクターとなっています。
アニメではコラボ回で堂々の登場。
「デュエル・マスターズ」第21話「ブリンと登ジョー!オレ様がデュケシ・カスターズだ!」のデュエマシーンで召喚されます。


ですがなんとあろう事かテキストは謎の光によって隠され、代わりに「自分のクリーチャーの能力を消して書き換えてインチキする」という効果として登場。
コラボ回ならではの自由さを見せたのですが、肝心の《消王ケシカス》本体の効果を使う事はなかった……という回となりました。

同じ回では「デッキーとケシカスくんのデザインめちゃくちゃ似てない?」というイチャモンにも近いクレーム(という名のイジリ)を受けていました。
デッキーのメディアでの公開時期というややメタな内容にまで突っ込んでボケ倒し、ギャグ漫画の巨頭としての貫禄を見せつけていますね。

これはコラボの度に話題にされ、《王来文具ケシキング》ではカードイラストで共演を果たします。
こうしたコロコロ内でのデュエマとの「ネタかぶり」はそれなりにあり、「でんぢゃらすじーさん」の「でんぢゃらスイッチ」とD2フィールドの「Dスイッチ」の被りなどたくさんあるのですがベテラン同士の懐の深さでお互いノリノリだったりします。
そもそも漫画家の先生達がデュエマを楽しんでいたり…とデュエマの人気が高い事を再認識させられる、素敵なイベントになっています。

カードイラストは村瀬先生の描く《アクア・サーファー》がカスに絡め取られている、という能力を体現したような物になっています。「ブリン」という効果音が聞こえてきそうなちぎれ具合は、効果で自壊する所まで含めて再現が完璧ですね。

カードとして

コラボカードと侮るなかれ、その性能は環境クラスな強力なジョーカーズ!

従来のレンジではやや重いコスト5ではありますが、当時は《Dの牢閣メメント守神宮》最盛期。あらゆるビートダウンがDスイッチによる1ターン遅延とブロッカー付与による耐久を獲得していた時期です。

その為、《ヤッタレマン》の軽減を絡めると現実的に場に維持することが可能。
「能力を消す」という史上初の試みを実現したカードは、主に相手のトリガークリーチャーを無効にするという役割を持ち、《ゴールデン・ザ・ジョニー》や《ジョジョジョ・マキシマム》といった呪文封殺との相性の良さから【コントロールジョーカーズ】を成立させます。
色の関係で《単騎連射マグナム》を採用しづらかったジョーカーズでは《あたりポンの助》まで唯一のクリーチャートリガー封殺カード。
《ポンの助》がややコストが重い上に、盤面に維持しにくくまた相手のデッキを深く分析しなければ使いこなせないカードであるのに対し、コストが軽く「叫ぶ」という特殊な行動こそ要求されるものの簡単なこちらが優先されていた印象です。

 「ジョニーの書」登場以後もその影響力は健在。《王道の弾丸ジョリー・ザ・ジョニー》という、呪文封殺能力の頂点のようなクリーチャーの登場に合わせ、より早く、より確実なケアのできる《ケシカス》が優先されたのです。
《夢の弾丸ジョリー・ザ・ジョニー》がリリースされるまでは現実的なクリーチャー封殺がこのカードしかありませんでした。

さて、ここまで見てきた通り十分過ぎるほど強力なカードである一方、このカードにはもうひとつの大きな特徴があります。

それは「叫ぶ」という処理が挟まること。
この手の効果を持つカードはプロモーションカードやホリデーカードに多く、特にカレーパンに関連するものが多かったりします。中には《ケシカス》同様環境で使われるカードもあります。

ですが、デュエル・マスターズ総合ルールにも、デュエル・マスターズ競技イベントフロアルールにもこの「叫ぶ」という処理の明確な定義がありません。
特定のフレーズを「言う」「(尋ねるという意味の)聞く」 「叫ぶ」の3パターンがあるのでそれを一律で決めようとすると流石に運営の負担が大き過ぎる……とは思うので厳密さはなくてもいいのですが、どれぐらいしっかり叫べば良いのか…と迷った方も多いのではないでしょうか。

デュエル・マスターズの自由さを体現するような、そんな1枚ですね。

デッキを組んでみよう!

という訳で、今回は「ジョニーの書」リリース当時のデッキについて振り返る形で組んでいこうと思います。

デッキリスト


各カード解説

《ジョジョジョ・ジョーカーズ》
安定の1コストの動き。このデッキにおいては山札下を固定してデッキを1周させ、確実な打点生成にも一役買います。

《ベイビーポンの助》
1コストで置けるメタカード。並べれば並べるほど強力になり、2コストや3コストの動きに添えながら出す動きが強力です。

《ネフェルカーネン/タイム・ストップン》
2コストの動きとして抜群の安定感を持つ1枚。クリーチャー面の基本手札を減らさない動きによって《勝熱と弾丸と自由の決断》や《ジョニー》各種を支えます。
呪文面のトリガーももちろん強力なカード。

《ヤッタレマン》
必ずしも2ターン目にプレイすることは減ってきましたが、デッキの安定感を圧倒的に高める1枚。《王道の弾丸》をプレイするターンに複数枚使うことで、確実なリーサルを通せます。

《パーリ騎士》
マナ加速を担い、《勝熱と弾丸と自由の決断》のG・ゼロを支える1枚。除去が裏目にならないので、積極的にプレイしていきたいですね。

《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》
G・ゼロによる回収効果で再現性を高めます。使い過ぎると《ハンプティ・ルピア》のような裏目を増やしてしまうので注意が必要。

《勝熱と弾丸と自由の決断》
ジョーカーズ最強カードの一角。ブロッカーを処理したり、盤面の強力な制圧効果持ちのクリーチャーの能力を消します。
プレイヤー攻撃可能効果を付与して強引に突破することも考えましょう。
 
《消王ケシカス》
《ジョニー》に添えて出すことでフィニッシュを安定させる1枚。コスト5でありながら盤面にあるだけで仕事をすることからハイパーエナジーの種にちょうど良く、《ハイパー・ザ・ジョニー》のエクストラウィンを阻害するトリガークリーチャーを処理できるなど補完性が高い1枚。

《ヘルトッQ》
このデッキのメインエンジン。《ジョジョジョ》と合わせて、欲しいカードを欲しい時に持って来れるようになります。プレイヤー攻撃可能効果がついているので、最後までアタッカーとして維持できる点も強いですね。

《ハイパー・ザ・ジョニー》
《ケシカス》との相性が良好なハイパーエナジーとブレイク後のエクストラウィンを持ちます。トリガーさえ受けなければそのままゲームに勝てる、という特性を活かし、相手の不意を突くようにプレイしていきましょう。

《王道の弾丸ジョリー・ザ・ジョニー》
呪文とクリーチャーを完璧に止めるパッケージの呪文担当。全体のジョーカーズのパワーをアップする効果と自身の打点の高さで圧倒的なフィニッシュ力を誇ります。


デッキの動き

  1. 小型クリーチャーを展開しながら、手札を整えよう!

  2. 《ヤッタレマン》に《ケシカス》《ジョニー》を添えて展開!

  3. 呪文もクリーチャーも撃ち抜け!


終わりに

以上第152回 《消王ケシカス》についてでした!感想やコメントは#全ジョーカーズ語れる説 並びにTwitter@Jokers_Jojojo、もしくは質問箱までお願いします!

〜今日の余談〜 
「実はケシカスくんは最初四コマ漫画だった」という話を知ってる人はどれくらいいるんでしょうか。
まだまだ続いて欲しい大好きな漫画のひとつです。

それではまた次回!お相手はShinでした!

〜これまでのジョーカーズ〜

〜次回〜

〜感想・要望用質問箱〜


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