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#全ジョーカーズ語れる説 vol.142 MAXの切札!

「ジョーカーズとは、超獣世界に突然現れた自由の使者である!」

彼らが現れてより、その一切を共にしてきたプレイヤー、Shinが送る「全てのジョーカーズについて語る」ことを目的とした記事。

遂に140回を超えました!

自由に、全力で語っていきましょう!

このシリーズこそは!

#全ジョーカーズ語れる説

〜今日の主役はこの診断から〜
https://shindanmaker.com/1204717?c=1

〜前回〜


今日のジョーカーズ

本日のジョーカーズはこちら!

キャラとして

十王篇で現れた、5つの王国!5つのチーム!
そのそれぞれを支える呪文、それがMAX呪文サイクル!

各文明それぞれの特徴を踏まえながら、メイン戦略であるキーワード能力を補助する効果を持っています。
イラストに描かれているのは各チームの旗。
初収録は旗のみのバージョンですが、「弩闘×十王超ファイナルウォーズ!!!」ではキングマスターが旗を掲げ、戦いが最終局面に入ったことを感じさせるイラストとなっていました。

このカードで特筆したいキャラ・フレーバー面での話。それはズバリ「名前」にあります。
全ての!以前のワードは、既存の熟語や名詞にその効果を表す当て字がされているものや、効果そのものを語呂良く創作熟語としたものとなっているのです。
以下に列挙するとこんな感じ。

  • 轟壊→「豪快」=轟(マナからの踏み倒し)+壊(コスト合計破壊効果)

  • 邪狩→「ジャッカル」=邪(墓地肥やし&マナ加速)+狩(マイナスによる破壊)

  • 滅砕→オリジナルワード=滅(パワー指定破壊)+砕(ハンデス)

  • 得波→「突破」=得(マナ加速回収効果)+波(全体バウンス効果)

  • 閃勇→「戦友」=閃(タップ効果)+勇(ディスカード先ドロー効果)

  • 護天→「御殿」=護(シールド追加効果)+天(バウンス効果)

  • 選伐→「選抜(※1)」=選(手札補充効果)+伐(手札枚数以下コスト破壊効果)

  • 罪恐→「最強」=罪(攻撃・ブロック不可)+恐(墓地肥やし回収効果)

  • 殴厳→「黄金」=殴(パワー指定マナ送り)+厳(シールド送り)

  • 剥楯→「矛盾」=剥(破壊&シールド回収)+楯(シールド追加)(※2)

(※1)そのままでも熟語として成立するが、美孔麗王国の特性上恐らく役者の「選抜」の意が強い。
(※2)これまでの法則とテキストの効果順が逆なのは文字通り「矛盾」しているからだろうと考えられる。

それぞれが何故その文字を当てはめられてるか、というと
例えば「轟」は《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》に象徴されていたり、「閃」はそのまま《〇〇・スパーク》、「勇」は恐らく《勇愛の天秤》のドロー効果の印象から(こちらの効果の割り振りとして正しくは「勇」が破壊、「愛」がディスカード先ドロー効果に当てはまるのですが)などが上がります。
「波」と「天」の違いは恐らく《テック団の波壊Go‼︎》の「波」が全体バウンスであることからでしょう。
「壊」は《めった切り・スクラッパー》のようなコスト指定、「滅」は《地獄スクラッパー》のようなパワー指定、「伐」は水文明が加わって自分の持つ物から選ぶ、という選択性が加わっており、火文明の持つ《スクラッパー》のニュアンスの違いから説明できますね。
ちょっと難解な例は「罪」。MTGに存在する「攻撃・ブロックを禁止する」キーワードが「留置」であることからの発想かと思われます。

こうした呪文の名前に効果が割り振られているサイクルは「エターナル」呪文サイクル、O・ドライブサイクルに始まり、革命軍の《〇〇団の△△Go!》サイクル、環境でも大活躍の《決断》サイクルなど多岐に渡ります。強力な呪文は名前から効果が分かるようになっていて、かっこいいですね!

カードとして

《生命と大地と轟破の決断》殿堂後、現れた待望のマナからの踏み倒し!この時期はマナに置いたアタッカーを想定外の速度で呼び出して打点を組む、というプランのためにあちらが採用されていましたが、《切札MAX》も同様に期待されていました。
しかし、こちらは手札からしか打てない上に、フルスペックは盤面のクリーチャー依存、1体踏み倒すと手札もマナも減ってしまう、というデメリットが目立ち、なかなか採用されにくいカードとなりました。
時代が進み、指定の色を持つクリーチャーまたはタマシードでフルスペックになる呪文群が登場したこともあり、なかなか活躍の難しい1枚と言えるでしょう。


このカードとしてのメリットはもちろんあり、《勝熱百覇モモキングRevo》の効果によってキリフダッシュ赤緑2を付与することができるようになっています。
また、近年の呪文詠唱効果持ちクリーチャーの軽量化により、従来より早くこのカードにアクセスできるようにもなっています。

デッキを組んでみよう!

《楽識神官プレジール》というカードがあります。


このカードさえあれば、緑のクリーチャー1体からフルパワーを出すことができるようになりました。
《プレジール》はマジック。当然《芸魔隠狐カラクリバーシ》に革命チェンジできます。


革命チェンジした後にアタックトリガーは解決できるので、《カラクリバーシ》効果でマナに置いたカードを《プレジール》から《切札MAX》で出すことができます。
それを応用するとキリフダッシュもできたので、今回はそのデッキです。

デッキリスト

各カード解説

《完璧妖精サエポヨ》
《ポミリン》を軽減でき、このデッキで最も大事な最軽量でマナからの召喚を使うことのできるクリーチャー。フィニッシュターンにハイパー化することで、一気にキリフダッシュからフィニッシュすることができます。

《虹色妖精ポミリン/レイニー・アトラス》
このデッキの心臓部。多色カードのタップインを打ち消し、《プレジール》のハイパー化の元になり、余っていたら呪文面で足りないマジックの面々を引っ張ってこれる1枚。アンタップ効果は本デッキのマナ加速全てが対象となるので、一気にマナをアンタップしてフィニッシュを狙います。

《強欲の開拓》
呪文でありながら、手札のカードを全てアンタップインでマナに置ける1枚。《ポミリン》とのコンボで一気にマナを伸ばし、キリフダッシュを狙います。マナに《モモキング》を置いても、《サエポヨ》効果で呼び出すことができます。

《神秘の宝箱》
《カラクリバーシ》《カタブランブー》を装填して連続攻撃を狙う1枚。《カラクリバーシ》効果でマナに置く→《プレジール》解決して
《切札MAX》のタイミングで好きなカードを出しながら、打点を伸ばすことを目指します。


《カタブランブー》
手札・マナから出して2回攻撃を行えるようになる1枚。
《プレジール》自体を2回攻撃させても良い他、アンタップしている《カラクリバーシ》を2体作ることもできます。

《楽識神官プレジール》
ハイパー化することで手札または墓地からコスト5以下の呪文を唱えられる1枚。《切札MAX》などを使うことで打点を増やし続けることができ、《カラクリバーシ》とのコンボによってマナを大幅に伸ばしながらキリフダッシュまで一息に繋ぐことができます。

《芸魔隠狐カラクリバーシ》
3以下の呪文にアクセスし、基本的にマナに好きなカードを置くカード達で、《切札MAX》の出し先を作ることを目的にしています。フィニッシュプランとして《強欲の開拓》とのコンボがありますが、基本はマナから出しての連続攻撃を狙います。

《轟壊!切札MAX》
今回のコンセプト。コンボ起動用の全てのカードが最大出力のための色を盤面に揃えることができる為、マナから好きなカードを出して攻撃するカードとなっています。メタカードもついでに焼けるのが良いところ。

《勝熱英雄モモキング》
「出せば勝つ」を体現した1枚。《強欲の開拓》からのアクセスを想定
したカードですが、順当にマナを伸ばせばキリフダッシュも狙える構築
となっています。



《八頭竜ACE-Yamata/神秘の宝剣》
呪文面での運用が基本。《神秘の宝箱》を増やすことで安定性を高めています。2回《強欲の開拓》を経ればクリーチャー面で出すことができると思いますが、その前に決着すると思います。

デッキの動き

  1. 2コストスノーフェアリーを両方揃える!

  2. 《プレジール》チェンジ《カラクリバーシ》でアドバンテージを稼げ!

  3. キリフダッシュでゲームを決めろ!


終わりに

以上第142回 《轟壊!切札MAX》についてでした!時代の進歩とともに、カードの役割も増えてきますね!
感想やコメントは#全ジョーカーズ語れる説 並びにTwitter@Jokers_Jojojo、もしくは質問箱までお願いします!

〜今日の余談〜
今回からサムネイルを追加しました!頂いた絵はたくさん使っていくスタイルです。
水没さん(@_Db_105)ありがとうございます!

それではまた次回!お相手はShinでした!

〜これまでのジョーカーズ〜

〜次回〜
水曜日:《チョモランマッチョ》

〜感想・要望用質問箱〜


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