#全ジョーカーズ語れる説 Extra.Ⅱ 君を守る切り札は？
どうもShinです！
今回の#全ジョーカーズ語れる説 Extra 第2弾！
テーマはズバリ！デュエル・マスターズのルールの根幹を成す「S・トリガーのジョーカーズ」について！
ジョーカーズの所謂「受け札」について考察していこうと思います。
何故、受け札について考えるのか
今回のサムネイルでもあります《RinRin kids》。
実は、ジョーカーズのトリガー界に革命を起こした1枚なのです。
元来無色ジョーカーズは速攻に極めて弱いデッキです。
その理由は大きく2つあります。
戦略の中心を担う無色の除去及びトリガーの出力が抑え目に設計されている
トリガーによる除去を得意とする文明（色）で構成されていない
どういうことか。具体的に説明します。
まずは1つ目の「戦略の中心を担う無色の除去及びトリガーの出力が抑え目に設計されている｣という点について。
今からもしもの話をします。
「ジョーカーズに《終末の時計クロック》が登場！？」という触れ込みで《ストップ・王ちゃん》というクリーチャーが登場したとします。
※仮のカードです！！
ストップ・王ちゃん
コスト3 パワー3000 無色
ジョーカーズ
Ｓ・トリガー
このクリーチャーが出た時、ターンの残りをとばす。
FT：一本足打法で，お前の攻撃をストップじゃ〜！-ストップ・王ちゃん
※仮のカードです！！
見ての通り、完全な《クロック》の同位互換です。
ですがこのカードはジョーカーズであるため、活用の場がとてつもなく広いのです。
《ジョット・ガン・ジョラゴン》がいる状態であれば手札から捨てるだけで効果を使って相手ターンを終わらせることもできますし，《ムシ無視のんのん/灰になるほどヒート》で手札から出すこともできます。
手札には《ガヨウ神》《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》などで引き込むこともできますし，場に出ていれば《ヘルコプ太》のドローにも《ガンバトラーG7》の軽減にも繋がります。
何が言いたいかというと，これでは強すぎるのです。
幸いなことに色を持たないので他のデッキでとりあえず採用，みたいなことにはならないと思いますが，ジョーカーズのトリガーはまずこのカードを入れてから考える，というレベルです。
では同じく1ターンをもぎ取るトリガーである，《SMAPONの心絵》は良いのか？というと，タマシードである為に《ジョラゴン》のコピーや軽減の対象にならない上，しっかりと色を持つ為に許されている1枚と言えるでしょう。
除去を持つ無色ジョーカーズのトリガーには必ずと言って良いほど条件があります。その上でその条件が厳しいのです。
理由としては先の《ストップ・王ちゃん》が示した通り，ジョーカーズ，もっと言えば無色カードの拡張性は高過ぎるからです。
文明を問わずアクティブターンでも使用することができる除去兼トリガーが全部のデッキに入る可能性があるとなると，除去その物がインフレしてしまうのです。
そして，ジョーカーズそのものの課題である「トリガーによる除去を得意とする文明（色）で構成されていない」という点がここで明確にのしかかって来ます。
先に述べた《SMAPONの心絵》と，ジョーカーズを持つ強力なトリガーである《スロットンの心絵》はトリガーを得意とする光文明（白）が中心となるタマシードのデッキでの活躍が目立つカード。
従来の【ジョラゴンジョーカーズ】等とは共存し得ないカードとなっています。
タマシードでない光のジョーカーズのトリガーは《いさマーシー》のみ，闇のジョーカーズは《ムカチャッカ》《さびらびりん》の２種類である為，従来ジョーカーズの主なカードプールは無色・水・火・自然に集中していると言えるでしょう。
この中でトリガーのような相手ターン中の動きを得意とするのは水文明（青）のみ。火（赤）・自然（緑）は主に攻撃の補助的なトリガーが多く，キリフダッシュを併せ持つ物まである程です。
このように，ジョーカーズのトリガーはその特性上，強力なものが作りづらいというのが定説でした。
しかし《RinRin Kids》の登場により，その常識が変わるかもしれません。
トリガー全68種ランキング
そんなジョーカーズのトリガーをより分かりやすくするべく，独断と偏見で受け札としてのTier表を作ってきました。
選定理由としては以下の通り。
Sランク：ただ攻撃を受ける/除去するだけでなく，拡張性を持たせ，次のアクティブターンの動きをより活発にする。もしくは確実な敗北回避。
Aランク：確実な二面除去及び妨害。他のデッキでの拡張性，アクティブターンでも使用できる。
Bランク：一面を確実に止める。攻撃誘導や攻撃へのデメリット付与など
Cランク：限定的な除去，バトル除去，限定的な攻撃誘導，擬似的な打点減少
Dランク：そもそも除去トリガーではない，速攻などにしか対応できないであろうごく狭い除去範囲。
ここからはランキングの中でも注目のカード達について触れていきます。
ランクS：《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》
ランクへの選定理由はズバリ，GR召喚です。
出目次第で二面以上の防御ができる，というのはGR召喚持ちのトリガーすべてに言えることですが，このカードは試行回数も稼げる上に確実な
一面防御は果たせる点が優秀ですね。
ランクA：《ストップンの心絵》
実は知られていない，2体タップトリガー。タマシードである為採用できるデッキは限られて来ますが，シンカパワーとの噛み合いで三面に対処できる可能性も込めてのこの評価です！
ランクB：《発明オジソン》
敗北回避を持っているのにこのランクの評価であることが疑問に思われる方も多いかと思いますが，要するにこのカードは攻撃誘導にしかなりえないことの方が多いので，この評価。多色カードであり，マナ置きなどのトリガーではない場面ではやや重いのも評価を下げてしまった理由ですね。
終わりに＆次週予告！
いかがだったでしょうか？
貴方のジョーカーズデッキが，彩り豊かなトリガーに支えられ，より勝利を求められますように。
今回の評価基準について知りたいことがありましたらTwitterまで連絡よろしくお願いします！
さて，次週予告です！
今週から，いつもの診断メーカーに各曜日の名前を入れて，出たカードについて語ることとします！
今週の主役は…こいつらだ！
月曜日：《元気健康バラカルビ》
水曜日：《バー・キューベー/クー・ラクタロウ》
金曜日：《シリー隊長》
の3体！それに加え，週末はExtraもお届けします！！
月曜日の更新をお楽しみに！