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#全ジョーカーズ語れる説 vol.149 激怒!!

「ジョーカーズとは、超獣世界に突然現れた自由の使者である!」

彼らが現れてより、その一切を共にしてきたプレイヤー、Shinが送る「全てのジョーカーズについて語る」ことを目的とした記事。

遂に140回を超えました!

自由に、全力で語っていきましょう!

このシリーズこそは!

#全ジョーカーズ語れる説

〜今日の主役はこの診断から〜
https://shindanmaker.com/1204717?c=1

〜前回〜 


今日のジョーカーズ

本日のジョーカーズはこちら!

キャラとして

新年2回目は、なんとも縁起の良い富士山のジョーカーズ。
しかし、その出自には極めて大きな意味のある、そんな重要なジョーカーズです。

決定的にアニメと漫画で登場の経緯が違う、というのが大きな特徴。

そもそもジョーカーズの生みの親であるジョーは、あまり「怒り」という感情を表に出すことのない、大人しく、悪く言えば臆病で弱気な性格が目立ちます。
不満に思うことがあっても、その場は「さーせんした!」と土下座して切り抜けてしまう、そんなこれまでの勝舞、勝太とは性格の違う主人公として生きています。
しかし、火文明を冒険することで、「怒り」や「感情」の力を得たのです。
この《富士山ン》は、そんなジョーの秘めたる「怒り」の力を呼び起こさせる切り札として、誕生した1枚。
漫画ではこのイラストで描かれるものの、スケッチブックに描かれた段階で自我を持ち、大切な絵を盗んだキラに対して勝負を仕掛けるように発破をかける存在として描かれます。
その為、《激怒!富士山ン》の姿ではなく、《仏斬!富士山ッスル!》の姿でデュエマに参加。
そう、このカードは《富士山ッスル》の仮の姿なのです。

アニメではより象徴的なクリーチャーとして描かれることとなります。
初登場は、「デュエル・マスターズ」第33話 「ジョーのドラゴン争奪マッチ!切札家史ジョー最強はダレだ!?」にて登場。
このエピソードはこの年度で15周年を迎えたお祭り回。




勝舞と勝太とその仲間達に、ジョーがジョーカーズの力について教えたところ、皆で最強のカードを作ろう!ということに。

会議の末、全員で思い思いの強い能力をつけることに。
結果生まれたのが、かわいいかわいい《富士山ン》!




しかし、ふとしたきっかけで大激怒!暴走する《富士山ッスル》へと変身します。

この後、無事にペタンコプレスを経てジョーのクリーチャーとなります。
この後の活躍は《富士山ッスル》回で語ろうと思いますが、この様に、3代の切札家の人間の力を結集して生まれた、そんな最強のカードの片鱗を秘めた1枚です。

カードとして

このカードの初収録は実はシナリオに参加する半年前。
コロコロコミック付録の40枚デッキのセット、「コロコロスペシャルデッキ40枚」に収録。

このデッキのメインとなっているカードは、当時のコロコロコミック連載陣とのコラボカード。その中で唯一デュエマオリジナルのカードとして登場した、象徴的な1枚なのです。

実質的な2面除去が狙えるコスト指定除去と高いパワーが魅力のトリガークリーチャー。
同時期に出たスタートデッキ各種と戦う上では、全てのデッキの低コストクリーチャーを基本的に討ち取れるデザインとなっています。

とは言え当時最も強い除去トリガーである《バイナラドア》や、状況次第でジャイアントキリングも狙える《ハクション・マスク》と異なりやや堅実過ぎる印象も受けるカードと言えます。

近年でこそ《ジョギラゴン&ジョニー〜Jの旅路〜》の革命チェンジ元、《ハイパー・ザ・ジョニー》のハイパーエナジー元、という役割が
見られますが、同時に強力なトリガーが増えたのも事実。

基本的にレア以上であるジョーカーズトリガー界においては、アンコモン以下限定戦のような構築の縛りがあるルールでの活躍が見込めるかも。

《ムシ無視のんのん/灰になるほどヒート》に対応していたりと、カードプールの広がりで可能性も広がっている1枚。
今後、コストを参照するジョーカーズが増えることに期待ですね。


デッキを組んでみよう!

今回はそんな《旅路》とのシナジーと「ジョニーの書」の基盤を使ったカウンター風味のジョーカーズをお届けします!


デッキリスト

各カード解説
《ベイビーポンの助》
強力な踏み倒し制限効果を持つ新時代のジョーカーズの基盤。
《ニヤリー・ゲット》対応、《ヤッタレマン》などに添えて出せる低いコストが特徴的な1枚ですね。

《ヤッタレマン》
ご存知ジョーカーズの軽減カード。今回は《富士山ン》からのカウンターも加味して《ネフェルカーネン/タイム・ストップン》をオミット。安定した展開のために早期から召喚することが求められます。

《パーリ騎士》
《ニヤリー・ゲット》をマナに送ってマナ加速、が主な役目。《ヤッタレマン》がなくとも《ポンの助》を添えつつ次の《ヘルトッQ》に備える動きも取れます。


《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》
本デッキのリソース源。《ジョジョジョ・ジョーカーズ》を不採用としたので、このカードを《パーリ騎士》でマナに送ることでマナを伸ばします。《旅路》と《王道の弾丸》を揃えることを目指しましょう。

《万能バンノー》
相手の登場時の攻撃を制限する1枚。キャントリップによって安定性も高めてくれます。《富士山ン》では対処しきれない猛攻に対処するための1枚。

《ヘルトッQ》
このデッキのリソース源その2。とにかくドローして《王道の弾丸》《旅路》に繋げることを目指します。《シャダンQ》との相性も良い1枚。《旅路》チェンジ自身捨て、という動きは案外侮れません。

《激怒!富士山ン》
このデッキをカウンター軸に組むことにした理由でもある、トリガークリーチャーのコンセプト。2面除去の狙える相手に殴り返しつつ、踏んだら《旅路》を投げてカウンター、を目指します。

《シャダンQ》
コスト5以上のジョーカーズが多いので、《バンノー》と組み合わせ守りを固めるべく4枚採用。《ヘルトッQ》《富士山ン》に合わせて展開できるのは大きな魅力ですね。

《ジョギラゴン&ジョニー〜Jの旅路〜》
こうしたデッキをも成立させる、圧倒的なカードパワーを持つ1枚。手札から《王道の弾丸》や《ヘルトッQ》を捨てるだけでも十分にアドバンテージを稼ぐことができます。場に残る特性を活かして呪文制限効果を活用するプランもあり。

《王道の弾丸ジョリー・ザ・ジョニー》
自分のジョーカーズの数だけ軽減される効果で場に出やすいのはもちろんのこと、メイン効果である呪文封殺効果はcipである為、《旅路》でコピーすることもできる、そんなおしゃれな1枚です。

デッキの動き

  1. 低コストジョーカーズを展開!手札は《ニヤリー・ゲット》で補え!

  2. 《バンノー》《ベイビーポンの助》《シャダンQ》の布陣で耐えろ!

  3. 《富士山ン》から《旅路》でカウンター!《王道の弾丸》でフィニッシュだ!

終わりに


以上第149回 《激怒!富士山ン》についてでした!感想やコメントは#全ジョーカーズ語れる説 並びにTwitter@Jokers_Jojojo、もしくは質問箱までお願いします!

〜今日の余談〜
一富士二鷹三茄子、という言葉が似合う1枚ですね。
個人的にアニメでの「3台の王」と「三代の夢」のタッグというデザインはめちゃくちゃ好きです。

それではまた次回!お相手はShinでした!

〜これまでのジョーカーズ〜

〜次回〜

〜感想・要望用質問箱〜


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