#全ジョーカーズ語れる説 vol.141 真実は、いつも一つ?
こんにちは!Shinです!
「モモキングの強さの源、それはデュエマの歴代の英雄たちの魂を受け継いでいることだ!」
ジョーカーズが現れてより時も流れ、彼らも「英雄」の一角に名を連ねるようになりました。
そんな彼らについて語るシリーズは遂に130回を突破!
このシリーズこそは!
〜今日の主役はこの診断から〜
https://shindanmaker.com/1204717?c=1
〜前回〜
今日のジョーカーズ
本日のジョーカーズはこちら!
キャラとして
名探偵と聞いて、何を思い浮かべますか?
実は私は「名探偵」という概念が大好き。
デュエル・マスターズと推理小説をこよなく愛する小学生時代を過ごしてきました。
シャーロック・ホームズはもちろん江戸川乱歩も全部読んだ、そんな少年時代に思いを馳せながら紹介するのはこのカード。
《名探偵スマントガワ》です。
なんか……見た目怪盗っぽくない?
それもそのはず。恐らく「シャーロック・ホームズ」を想像して思い浮かべるのは、こんなビジュアルでしょう。
特に印象に残るのは帽子だと思われます。この特徴的なつばの前後に付いた帽子は「ディアストーカーハット」と呼ばれ、本来は鹿の狩猟の際にかぶる帽子です。
シルクハットにマント、というのがシャーロック・ホームズ本来の時代考証的には正しいのですが、後年の挿絵や映像化の際に特徴をつけるためにシルクハットから変更したイメージがそのまま残ってしまったのです。
また、日本では大人気な推理サスペンスアニメとして「名探偵コナン」がありますが、そちらに象徴的なキャラクターとして「怪盗キッド」が登場します。
あと忘れちゃいけない「怪盗ジョーカー」。彼もシルクハットにマントの出で立ちが特徴的です。
と、いう感じに「怪盗=シルクハットにマント」というイメージが着いてしまっており、これがビジュアルの印象の逆転現象を起こしています。
原典に忠実な書籍ではこのように《スマントガワ》のモチーフとなったことが分かりやすい見た目をしています。
さて、問題のジョーカーズとしてのモチーフ。
名前はそのまま謝罪の大阪弁「すまん」と「マント」の掛詞に恐らく特撮などで見られるスラングの「ガワ」を付け加えたもの。水文明要素は高知県に実在する河川、「四万十川」の文字りによって満たしています。
あえて名探偵要素を見つけるとするならば、江戸川乱歩からも着想を得ている可能性があるかもしれません。
水流その物がマントを纏ったような見た目をしており、Jトルネードを持つクリーチャーの特徴である「流水に関連する物」という特徴にも合致しています。
この水流は海洋生物に変化しており、恐らく呪文詠唱能力によって現れた存在です。
フレーバーテキストでは「名探偵コナン」の決め台詞の後、何とも締まらない謝罪をしています。
アニメでは主役回として「デュエル・マスターズ!!」第26話「捜査線ジョーに浮かぶ影!ウラギリ者を捜し出せ!」に登場。
伊集院研究所の研究データを盗んだ裏切り者を探すべく、研究所のハカセ達を捜査すべくジョーが創造。
肝心の探偵としての腕は全くなく、全員を犯人と決めつけて捕縛して事態を混乱に陥れるような、単なる迷探偵でした。
なんとこの回、ウラギリハカセとカバまろがデュエマしたことによって主役回でありながらデュエマシーンなし、という衝撃的な展開を見せます。
漫画では出番無し。例によって忙しい超天編の時期が災いしましたね。
カードとして
6マナというのは、得てしてゲームがある程度の決着を見せるマナ域です。
ジョーカーズは幅広く様々なカードが同一のゲームレンジを想定してデザインされている都合上、このマナ域は激戦区となります。
最も強力な組み合わせとして一大アーキタイプとなった《バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ》+《無限合体ダンダルダBB》の組み合わせは、基本的にあらゆるビートによるフィニッシュルートに呪文を組み込んで勝てるようにした、そんなパッケージでした。
さて、《スマントガワ》はどうかというと
《スマントガワ》までに2体の展開が求められる
呪文を2枚唱えられはするが、手札依存
自身にSAはないので攻撃できるようにしなければならない
と、GRによるリソース確保を踏まえてもやや重たい条件と見合わない決定力の低さが目立ちます。
そもそも唱える先の呪文が《ムシ無視のんのん/灰になるほどヒート》でほぼ固定な為、構成する色まで《バーンメア》と変わらない上に、盤面を消費するので打点が揃いにくい…と、厳しい状況です。
しかしながら、デッキの主軸となるポテンシャルは十分に持ち合わせており、即攻撃を可能にしながら手札を確保できる手段があればどうとでもなります。
そんな中、解決策に辿り着いた本日のデッキについて解説していきましょう。
デッキを組んでみよう!
スマントガワが活躍する為の要件は以下の通り。
攻撃している関係上、呪文による妨害よりも展開して打点を伸ばせること
その上でJトルネードで戻したクリーチャーをそのまま出せるようにすること
結果「踏み倒し呪文の圏内のジョーカーズ」を軸にデッキを組むこととなります。
その糧になったのは、無法の力でした。
デッキリスト
各カード解説
《虹彩奪取トップラサス》
アウトレイジで赤緑の初動。コスト軽減はもちろんのこと、S・バック元としても使えます。アウトレイジジョーカーズの進化元になる点が一番良いですね。
《我ら、モモダチ三人衆!!!》
レクスターズ/ジョーカーズで赤緑の進化元。そして何より盾回収効果によって《神にも届く旋律》のS・バックを誘発させられるようになります。
《ガヨウ神<シューマッハ.star>》
アウトレイジでジョーカーズ。このカードは離れた時に進化元をアンタップできるので、Jトルネードとの相性も良好。メタクリーチャーを破壊できる火力効果も魅力ですね。
《チョクシン・ゴー》
《スマントガワ》をアンタップさせることができ、かつ予め場に出して《クロスファイア》のG・ゼロにカウントできるようにする1枚。1度タップした後は2回目の《スマントガワ》の攻撃でJトルネードすれば無駄なく動けます。
《戦慄の魔女アリス/神にも届く旋律》
本デッキのメインギミック。《モモダチ三人衆》の盾回収効果でアウトレイジを捨てて呪文面のメクレイドを起動します。
《スマントガワ》がいる時には既にある程度アウトレイジの展開が済んでいる状況にすることができます。
《切札勝太&カツキング〜熱血の物語〜》
《スマントガワ》を起動する前に盤面と手札を整え、完璧に繋ぐ1枚。1度《モモダチ三人衆》のブーストからアクセスすることを想定し、万全な状態で《スマントガワ》を出せるようにします。
《名探偵スマントガワ》
SAではない課題を《クロスファイア》でクリア。《ジャッキー》などにより相手の呪文を牽制しつつ攻められるように構築しました。《カツ・モモキング》や《<シューマッハ.star>》をバウンスし、《神にも届く旋律》と《「俺たちの夢は終わらねぇ!」》で再展開していきます。
《武闘英雄カツ・モモキング》
アウトレイジ/ジョーカーズの待望の2枚目。その上でマナ加速と回収効果を持ち、自身も打点になれる点が良いところ。侵略はできないのでそこは留意が必要。
《戦武の無限皇ジャッキー/「俺たちの夢は終わらねぇ!」》
アウトレイジを踏み倒す呪文面、クリーチャー面の呪文の事実上の詠唱不可効果で相手を圧倒します。
《弾丸超邪クロスファイア》
スピードアタッカーを付与する効果で《スマントガワ》をサポートします。盤面の数に依存するので、 とにかく展開することを意識しましょう。
デッキの動き
クリーチャーを並べつつ、S・バックでメクレイドを狙え!
《スマントガワ》から攻撃!アウトレイジ/ジョーカーズを戻して再展開!
リーサルを組んでトドメだ!
終わりに
以上第141回 《名探偵スマントガワ》についてでした!感想やコメントは#全ジョーカーズ語れる説 並びにTwitter@Jokers_Jojojo、もしくは質問箱までお願いします!
〜今日の余談〜
ついに140回を迎えました!まだまだ半分にすら満たない所に、ジョーカーズの壮大さを感じます!
まだまだ頑張っていきます!
追記:と思ったらナンバリングミスで141回でした!!すみません!
それではまた次回!お相手はShinでした!
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