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#全ジョーカーズ語れる説 vol.153 ドキンダム!
「少年の夢が形になった存在、それがジョーカーズだ!」
どうもShinです!
全てのジョーカーズを愛し、その全てを語り尽くすという夢を持って始まったこの企画!
遂に150回を突破しました!!
まだまだジョーカーズはたくさんいます!!!
その魅力、物語、夢!
余すことなく語っていきましょう!
このシリーズこそは!!
〜今日の主役はこの診断から〜
https://shindanmaker.com/1204717?c=1
〜前回〜
今日のジョーカーズ
本日のジョーカーズはこちら!
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![](https://assets.st-note.com/img/1737051048-7z2sDawm83yFZKdAxPGXiHIl.png?width=1200)
キャラとして
《伝説の禁断ドキンダムX》。
![](https://assets.st-note.com/img/1737053936-2esmFDpcnoSJtr3IVlO581Tk.jpg?width=1200)
史上初の禁断クリーチャーとして革命編で登場した、凶悪なクリーチャー。
背景ストーリー上では過去、未来、現在の革命0の力である《魔の革命デス・ザ・ロスト》《時の革命ミラダンテ》《燃える革命ドギラゴン》の3体を退け全員封印する、という規格外の強さを持ちます。
しかしその実態は《終焉の禁断ドルマゲドンX》の999体いる配下の一体に過ぎず、ようやくランド大陸のクリーチャーか
封印できた個体も一体の尖兵に過ぎなかった……という絶望的なクリーチャー。
アニメ・漫画のメディアでは切札勝太の最大のライバル、赤城山バサラが手にするカード。徐々に肉体を蝕み、使用した上で負ければ死ぬ、というとてつもないプレッシャーを持ったクリーチャーでした。
さて、そんな《ドキンダム》ですが、当然デュエマの歴史の1ページに強く刻まれ、超獣王来烈伝の「禁断王」として記録されている一体。
各種メディアで《モモキング》はその力を継承すべく、またディスペクターはその力を悪用すべく動いていました。
《ドキンダム》と《時の法皇ミラダンテⅩⅡ》を合体させた《禁時混成王ドキンダンテⅡⅩⅡ》を《アルカディアス・モモキング》の正義の力《天聖奥義アルカディア・グローリー》で打ち破った《モモキング》に力を貸すことを約束しますが……あまりに強力な「禁断」の力に飲まれ、《モモキング》は暴走状態に。
しかし《モモスターキャンベロ》のスター進化、《キャンベロ<レッゾ.star>》や新たに生まれた闇文明ジョーカーズによってその力をコントロールし、《禁断竜王 Vol-Val-8》との決戦に臨む…という展開になります。
アニメでは《ドキンダンテ》の打倒後、《ドキンダム》から力を分け与えられる形で誕生。当初はドローすることすら叶わないカードでしたが、芽生えた闇の感情とゼーロJr.のからの助言により闇のジョーカーズを生み出し、そのコントロールに成功して以降新たな切り札となります。
アニメでは力に捕らわれ暴走してしまいますが、「ジョーと世界を守りたい」という意志の下《未来王龍モモキングJO》への覚醒を果たします。
漫画では珍しい人類に友好的な《ドキンダム》とジョーの父、勝太が遭遇し力を分け与えて貰う形に。最初は鎧そのものの重みで《モモキング》が動けなくなる……というようなものでした。
しかし、ガットルズの幹部の1人ハイドによって勝太が重症を負わされるとジョーが感情を爆発させ感ジョーカーズを生み出し反撃。それに呼応して禁断解放をし《Vol-Val-8》をEXライフシールドごと粉砕して勝利を収めます。
カードとして
そもそもの《禁断~封印されしX〜》と《伝説の禁断ドキンダムX》は史上初の「バトルゾーンに予め存在し」「特定のクリーチャー展開に応じて使用可能になり」「メインデッキに含めるのに両面カード」という極めて特性が目立つカード。
《モモキング》の従来の進化戦略と組み合わせる……となった時にややネックとなる特性を多く持ちますが、見事に解決したデザインとなっています。
まず進化方法は山札のレクスターズを捲って出し、自身の下に重ねる…というデッキ進化に似た形式に。禁断スター進化という唯一の進化形式を獲得し、更には山札の中にレクスターズがなくとも成立する……という強力な裁定を獲得しました。
元々の進化元がなくとも進化クリーチャーとして利用できる関係で、《時空の庭園》や《時空兵タイムチェンジャー》などの効果の対象にもなるように。
初期はこの裁定を運用した「退化」ギミックを採用してのデッキも目立ちました。
ついで「封印を解放しながら裏返すギミック」の再現としてその進化元となるカードをレクスターズの展開によって増やす、というギミックで解決しました。
そもそも全色で軽量から重量までカバーしたレクスターズは、展開しながらのビートダウンにスター進化での場持ちの良さを合わせた強力な戦略が可能。そこに本来《ドキンダム》が果たした「最後に大型除去を放つ、最初からある1打点」という役割を重ね、更なる安定を果たしていました。
しかし元の《ドキンダム》と異なる点としてメインデッキから引いてくる必要がある為、そのビートサポート性能を展開するまでにラグがある…という弱点はより強まった形となりました。
また進化元の再構成などは起こらず、除去された場合はそのまま複数枚のカードを重ねた非進化クリーチャーとして場に残る為、《モモキングダム》を失うと弱い…という点も生まれています。
純粋ビートダウンよりは《“我我我”ガイアール・ブランド》による速攻がレクスターズを含めた赤単の戦略として成立していたのであまり注目はされなかった印象です。
王来MAXでタマシードが追加されるとその性能がより高まった結果となりました。
強力なトリガーやリソース源となるタマシードと併用し、強力な除去や打点となる…という戦術も取れるようになりました。
それを生かしたのが【デイガライオネル】です。
タマシードによる封殺を受けにくい耐久性能と黒のスター進化による妨害性能、《スロットンの心絵》+《「正義星帝」<ライオネル.star>》による多面展開に《アルカディアス・モモキング》を追加した完全な封殺性能が合わさったデッキ。
ここでの《モモキングダム》の役割は展開に合わせて全体マイナス除去を放つことに加え、敢えて進化元を9枚にすることで、《スロットンの心絵》から《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》を展開してそのままエクストラウィン、という戦術の要でした。
自然に複数枚の進化元を用意できる進化元として極めて優秀だったことが分かりますね。
しかし、《モモキングダム》の真の強さは「強力な非進化レクスターズを低コストで退化ギミックによって呼び出せる」という点にありました。
《モモキングダム》自身が多色であり、手札キープの難しさは《Volzeos-Balamord》を構成するキングセル達によってアンタップインする実用的な多色マナが生み出せた事により、爆発的な再現性を得ることになりました。
そんな中誕生した史上最強のデッキ、それが【JO退化】です。
詳しくは《未来王龍モモキングJO》回で語ろうかと思いますが、概要だけ少し。
基本は《進化設計図》で手札に大量の進化《モモキング》を確保し、《モモキングダム》+1コスト自壊カードでメタを貫通しながら3ターン目の《モモキングJO》を呼び出す…という動きに特化した構築となっています。
アンタップできる多色色基盤用のカードとして、《新世界王の闘気》を採用し、《進化設計図》や《モモキングダム》をラグなくプレイできるようにしています。
ここに《アルカディアス・モモキング》の呪文封殺と《禁断のモモキングダム》によるアンタッチャブルを組み合わせて完全に相手を封殺して殴り勝つ…というデッキになっています。
しかし、《モモキングJO》と《モモキングダム》は2022年8月15日をもってプレミアムコンビ殿堂に。
その後も新たなレクスターズの進化元を見つけ、退化戦略を拡大していきます。
今でも環境級の《モモキングダム》の退化ギミックを使ったデッキ、【ガイアハザード退化】です。
潤沢な色基盤からマナを伸ばしながらの退化を行えるカードの拡大、ハンデスや呪文封殺とも綺麗に噛み合う関係で強力なコントロールデッキとして成立しています。
4ターン目に出てくるにしては《自然の四君子ガイアハザード》はオーバースペックと言える性能であり、デッキによっては数ターンかけて手札を消費しながらの突破を要求されます。
また、《モモキングダム》からの退化ギミックを活かした不思議なビートダウンに【赤黒COMPLEX】があります。
メタカードと自壊クリーチャーで《DARK MATERIAL COMPLEX》の起動までの時間を稼ぎながら、《モモキングダム》で《「復活」の鬼ヨミノ晴明R》を踏み倒し、耐性を持つ《COMPLEX》に全ての除去を吸わせる……というデッキです。
退化がサブプランとして、メインは《曲輪!ンプス&ブルトゥーラ》のエスケープと合わせた手札補充と起動のためのカウントを進める…というのもよく噛み合っていますね。
デッキを組んでみよう!
さて、今回は原点回避原点回帰。
レクスターズ軸のビートダウンを組んでいこうと思います。
というのも。
![](https://assets.st-note.com/img/1737118903-cxN7eK0fjo6uITnVFdJZD8Bg.jpg?width=1200)
ものすごく相性が良く、ものすごく強いトリガークリーチャーが増えたからです。
デッキリスト
各カード解説
《ストリエ雷鬼の封》
手札交換を担うタマシード。軽量レクスターズであるという点にも注目が必要ですね。その上で《キング・モモキング》のトリガー条件も達成できる1枚。
《ブンブン・チュリス》
《モモキングダム》解放までのカウントを進める1コストクリーチャー。攻撃をする際は《我我我》を添えて行いたい1枚。《我我我》と《モモキングダム》を合わせたワンショットのプランの際にその真価を発揮します。
《うしおこまる》
攻撃できるブロッカー!加えてシールド1枚と引き替えにドローできる効果も持ちます。《モモキングダム》と色も合う優秀なサポートカード。
《禁断英雄モモキングダムX》
このデッキの要。4体のレクスターズを展開することで攻撃可能になり、その上で最も場持ちの良いレクスターズという特性も持ちます。《我我我》と侵略を合わせることで全体除去を放ちながらワンショットが狙えるという点は、このデッキの高い攻撃性能を示していると言えるでしょう。
《ゴルドエッグ・ザ・スロットン》
手札に任意のレクスターズを加えるサーチカード。トリガーによって出る事で解放に向けてのカウントも進められます。コスト4なので侵略にも対応。
《モモスターキャンベロ》
強力なレクスターズ侵略元として、ブロッカー除去やG・ストライクも担います。6枚ある侵略先と組みあわせてシンカパワーによる手札交換も魅力。
《キャンベロ<レッゾ.star>》
侵略によって現れ、登場制限をかける強力なレクスターズ。複数枚使えばそれだけ解放に近づく点はさながら《轟く侵略レッドゾーン》な1枚です。
《超戦英雄モモキング・NEXT》
エレメント全体除去を持つ新たな侵略レクスターズ。解放に向けて使える点はもちろん、《我我我》の上に侵略すると更なる打点が生み出せる1枚。
《王道英雄キング・モモキングKG》
このデッキの課題は低い防御力でしたが、レクスターズがいるだけでトリガーになり、100万のパワーで相手にバトルを仕掛けられる点は従来ではなかった新戦術。
トリガー化の条件は《モモキングダム》だけで成立するのも強力。
《ヴィオラの黒像》
クリーチャー1体を破壊し、そのコスト以下のクリーチャーを呼び出すタマシード。トリガーでカウンターを最大2個進められるのは強力ですね。貴重な黒単色の強力なレクスターズ。
《“我我我”ガイアール・ブランド》
赤を含むレクスターズのビートダウンであれば採用できる強力な1枚。全体に2回攻撃を可能にし、解放した《モモキングダム》との組み合わせによって《我我我》2点→《モモキングダム》3点→99999の《モモキングダム》でダイレクトという流れが可能。自身の上のカード破壊によるアンタップ起動も侵略レクスターズスター進化で肩代わりすることができます。
デッキの動き
《モモキングダム》を出しながらクリーチャーを展開!
侵略レクスターズで攻め込め!守りは《キング・モモキング》に任せろ!
《我我我》や侵略で圧倒的打点を生み出し、勝利を掴め!
終わりに
以上第153回 《禁断英雄モモキングダムX》についてでした!感想やコメントは#全ジョーカーズ語れる説 並びにTwitter@Jokers_Jojojo、もしくは質問箱までお願いします!
〜今日の余談〜
普段の倍以上のボリュームになってしまいましたが、楽しんで頂けましたでしょうか?
《モモキングダム》の魅力がたくさん伝わっていると嬉しいです!
それではまた次回!お相手はShinでした!
〜これまでのジョーカーズ〜
〜次回〜
〜感想・要望用質問箱〜