#全ジョーカーズ語れる説 vol.143 筋肉!
「ジョーカーズとは、超獣世界に突然現れた自由の使者である!」
彼らが現れてより、その一切を共にしてきたプレイヤー、Shinが送る「全てのジョーカーズについて語る」ことを目的とした記事。
遂に140回を超えました!
自由に、全力で語っていきましょう!
このシリーズこそは!
〜今日の主役はこの診断から〜
https://shindanmaker.com/1204717?c=1
〜前回〜
今日のジョーカーズ
本日のジョーカーズはこちら!
キャラとして
筋肉!なジョーカーズ、それが《チョモランマッチョ》。
ジョーカーズは何故か筋肉質なクリーチャーが多いのですが、その筆頭とも言えるカード。
《シリー隊長》、《フンバルさん/フンバ・フライ・ダイ》、《仏斬!富士山ッスル》と、強面な印象の強い筋肉質ジョーカーズですが、NEO進化の《ファイト!イッパツマン》《ワッショイ万太郎》と並んでかなりの優男。
中でも、《チョモランマッチョ》は飛び抜けて優しいタイプ。戦いや喧嘩、という争いの要素はなく、純粋な「トレーニング」としての要素を持ったキャラクターとなっています。
プロモ版では優しげな表情でポーズを決める《チョモランマッチョ》と、この時期には珍しく銃を持たない《ジョリー・ザ・ジョニー》の姿を見ることができます。
なんとも愛らしいポーズをしていますね。
アニメでは「デュエル・マスターズ」第21話「ブリンと登ジョー!オレ様がデュケシ・カスターズだ!」で登場。
なんと、コロコロコミックの人気漫画「ケシカスくん」とのコラボ回で生み出された、言わばデュエマ側の代表を背負って立つ様な立ち位置での初登場となりました。
この回の詳細は《消王ケシカス》の際に改めて述べるとして、ジョーの持つクリーチャー創造能力の実例として生み出された1枚。
ケシカスくんのボケ倒しに、筋肉だけで対応する抜群のギャグ力を見せ付けました。
筋肉による頑丈さで、ケシカスくんのあらゆる攻撃を防ぎ切り、勝負がデュエマへと移行。
真のデュエルならぬ「チンのデュエル」によって、ケシカスくんとデッキーのチンを賭けた戦いが始まる……のですが、その際の罰ゲームの進行役として抜擢。
本人のデュエマシーンが……あまりにも自然にカットされている……
この衝撃を打ち破るオチを担当し、「ケシカスくん」原作さながらの流れで回を結びました。
漫画では登場なし。デュエマシーンではやや扱いづらいのが仇となった印象です。
カードとして
以前《燃えるデット・ソード》回で述べたように、ジョーカーズは《ジョリー・ザ・ジョニー》のような6〜7コストのクリーチャーでのフィニッシュを戦術のメインにしつつ、ゼニス由来の従来の無色戦術を取り入れるべく重量級のクリーチャーが実装されてきました。
《チョモランマッチョ》もその内の1体。
NEO進化で即効性を持ち合わせているものの、その効果は通常クリーチャーとして出しても強力。
全体の1万パンプにブレイク数の増加と、従来のジョーカーズを大幅に強化するメリット効果を、自分に呪文が使えなくなる効果を付与するデメリットでバランスを取っています。
リリース当時の無色ジョーカーズは《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》《戦慄のプレリュード》《破界秘伝ナッシング・ゼロ》という呪文と共存しているので、やや困りはしますが基本的に出ればそのターンで勝つのであまり問題にはなりません。
Jチェンジ8とは相性が良く、《ジャンゴ・ニャーンズ》から出せば5点ブレイクに。
新章DMで注目されている12000というパワーを超えていることも使い易さの要因の一つ。
NEOクリーチャーであるが故に《王来英雄モモキングRX》を初めとした進化戦術との噛み合いは悪いですが、今なお筋肉は不滅、ということができるでしょう。
デッキを組んでみよう!
今回は新章DMでも特に人気の高い【ゲイル・ヴェスパー】に筋肉を混ぜ合わせたデッキを組んでいきます!
デッキリスト
各カード解説
《界王類咆哮目ジュラノキル/ジュラスティック・ハウル》
12000以上のクリーチャーと除去効果持ちの呪文面を持つ1枚。《ゲイル》の軽減と、呪文面による相手の早期展開の牽制を狙います。
《デデカブラ》
12000のクリーチャー。《ゲイル》の軽減を支える為のトークンとしての役割しかありませんが、実質的な2マナ加速になるので強力です。
《ジャンボ・ラパダイス》
12000以上のクリーチャーを全て手札に加える、このデッキのリソース基盤その1。
ここから《ボント・プラントボ》や《クイーン・オブ・ネイチャー》《ゲイル》にアクセスします。
《デスマッチ・ビートル》
バトル効果で踏み倒されたクリーチャーを食い止める守りの要。《チョモランマッチョ》効果によるパンプアップで守備範囲が大幅に拡大します。ガードマン効果と《タマタンゴ》を合わせて防御回数を増やす役目も持ちます。
《コレンココ・タンク/ボント・プラントボ》
このデッキのリソース基盤その2。最大2ブーストの呪文面に、3枚まで回収orマナ加速を選べるクリーチャー面を持った強力な1枚。呪文面はアンタップインなので状況次第で《ゲイル》に直に繋ぐことも可能。
《クイーン・オブ・ネイチャー》
シンパシーで軽減して現れ、マッハファイターを付与することで《チョモランマッチョ》のデメリットの裏目である、攻撃が不可能な状態のクリーチャーに触る事ができるようになりました。また、自身の持つ踏み倒し効果によって更なる《チョモランマッチョ》を呼び出すこともできます。
《タマタンゴ・タンク》
このデッキの守りの要。マナゾーンの12000を条件にトリガー化し、《ゲイル》《チョモランマッチョ》まで場を繋ぎます。《チョモランマッチョ》以後もバトルゾーンの安定感を増す1枚。
《龍装者ジスタジオ》
《チョモランマッチョ》と合わせて、離れない22000以上の巨大な壁を作り出す1枚。スパーク・封印以外のあらゆるトリガーへの対処が可能となり、攻めにも守りにも貢献する1枚です。
《チョモランマッチョ》
本デッキのコンセプト。パワー12000という括りに入ることで、グランセクトとジョーカーズの垣根を越えた活躍を見せます。《タマタンゴ》のパンプアップ、《ネイチャー》のマッハファイター付与効果を支えつつ、自身も踏み倒し効果の対象と隙がありません。
《天風のゲイル・ヴェスパー》
ダブルシンパシー12000を持ち、その効果を味方にも付与するこのデッキの要。12000の軽量クリーチャーを並べ、早期の展開が求められます。《チョモランマッチョ》を2体以上展開すれば、誰にも止められないマッチョな虫軍団の完成です。
デッキの動き
まずはコストの小さな12000でウォーミングアップ!
《ジャンボ・ラパダイス》で栄養補給!土台はきっちり《ボント・プラントボ》!
二頭が良いね《チョモランマッチョ》!《ゲイル》もキレてるよ!
終わりに
以上第143回 《チョモランマッチョ》についてでした!筋肉は全てを解決する、そんな1枚でしたね。
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〜今日の余談〜
タカラトミー公式サイトのカードタイプ指定にNEOクリーチャーが無いことを知った今日この頃です。一覧化された情報はやっぱり公式サイトが一番なので、修正依頼を出そうと思います。
それではまた次回!お相手はShinでした!
〜これまでのジョーカーズ〜
〜次回〜
金曜日:《ドンドド・ドラ息子》
〜感想・要望用質問箱〜