#全ジョーカーズ語れる説Extra Ⅻ モモキングの書が来るぞ!!!!
どうもShinです!
ついに来週はドリーム英雄譚デッキ「モモキングの書」が発売されます!
恒例の新カード評価に加え、質問回答もしていきます!
それでは参りましょう、本日のExtra!!
1.鬼退治の記憶をその手に!
彗星のごとく現れた初動枠。まず種族が優秀です。
ジョーカーズ/ヒーロー・ドラゴン/レクスターズという進化、マナ加速、その他サポートの全てを考えても活躍の場しかない1枚。
マナor手札、という状況に応じて腐りにくい効果と、進化元を作りながら展開できているという点において今後の多くのジョーカーズデッキの初動を担うことでしょう。
特にこのカードと後述する《カツ・モモキング》によって、【Gジョラゴンライゾウチェイン】では、ドラゴン基盤を用いることができるようになりました。
明確なデメリットは「《ヤッタレマン》の軽減が乗らない」「キリフダッシュ主体の場合は打点換算できない」ぐらいではないでしょうか。緑を含むジョーカーズにはとりあえず投入することで、デッキの動きの幅が大きく広がると考えます。
2.うまれたのは?
遂にジョーカーズ呪文にドラゴン種族を加えた最強呪文が登場です。
これにより、白赤緑(リース)基盤の色を確保することができるようになった他、現存する《モモキング》全てを踏み倒す手段が生まれました。
《夢双英雄モモキングDM》によって進化《モモキング》を複数体展開した場合、その全てが攻撃対象になるという想像以上の防御力を生み出します。
タップは任意効果なので、アクティブターンに《モモキング》を出して攻撃、その返しの攻撃は全て《モモキング》に受け止めてもらう…という、今以上に戦略の幅の拡がった1枚と言えます。
特にこのカードによって《勝熱龍モモキング》は最大限の強化を受けたと言えるでしょう。バトル効果を活かして攻撃しながら、マックスで攻撃したとしても相手ターンにブロッカーを付与すれば再び舞い戻る、そんなテクニカルな使い方ができます。
《アルカディアス・モモキング》《無双英雄ボルバル・モモキング》などのバリューも高まり、《情熱の逆転撃》で生み出されたカウンター軸に新たなる光をもたらしてくれた1枚と言えますね。
また覚えておきたいテクニックとして《モモキング》であるため《神帝英雄ルナティック・モモキング》のアンタップ効果のみは使用する事ができる点には注意したいですね。
3.目指せてっぺんだキンキラのKING!
本デッキの看板カード、それがこの《王道英雄キング・モモキングKG》!
レクスターズでトリガー化、かの有名な《ボルシャック・ドギラゴン》を思わせるバトル効果に、出たターンのパワープラス100万は並み居る敵を粉砕します。
《モモからうまれた》で呼び出しても強力であり、どうしても【JO退化】とは異なり速度に課題のある現行【レクスターズモモキング】は、《モモキングDM》や新規進化《モモキング》のG・ストライクも合わせて強力な受け札を多数獲得した形となります。
レクスターズであれば文明は問わないので、あらゆるレクスターズデッキの強化とも言える1枚。
【モモキング】デッキの防御、攻撃の両面を大幅に強化し、更なるパワーアップを果たすことになるでしょう。
4.その手で魂を取り戻しひっくり返せ!!!
《ガイアール・カイザー》を継承したら、なんやかんやあって《超戦覇龍ガイNEXT》になっちゃったよ〜〜な《モモキング》。
侵略により、《モモキングJO》を介さず踏み倒してその効果を使うことができます。
連続展開を持ち味とする【モモキング】デッキにおいて天敵となる《DGーパルテノン〜龍の創り出される地〜》を始めとするエレメントを倒し、小型を展開することが軸となるデッキを蹴散らす強力な効果を持ちます。
もちろんドラゴンであるため《メンデルスゾーン》などで弾かれる心配もなし。
赤緑多色が増えがちな【モモキング】において、赤単色を確保できる点も魅力的ですね。
G・ストライクによって守りも担保できる、デッキ全体の強度を大幅に上げる1枚と言えるでしょう。
5.きっと何度も何度でも良い その道を間違えたっても良い
《武闘将軍カツキング》を継承したのに、文明や効果は《無敵剣カツキングMAX》みたいな、そんな《モモキング》。
緑ドラゴンであることで【Gジョラゴンライゾウチェイン】が圧倒的な強さを持つことになりました。このデッキで不足しがちな防御もG・ストライクで担保。
マナ加速・マナ回収は《モモキングJO》の連続攻撃の最中に何としても使いたかった1枚。侵略なので《モモキングJO》効果と合わせて本命の進化《モモキング》を挟む形で侵略するとシンカパワーの誘発回数を増やして攻撃することができます。
今後の活躍が最も注目される1枚ですね。
6.おまけ 質問回答
打って変わって、質問箱回答。
【コントロールジョーカーズ】についてとの事なので、まずはこちらのリストをご覧下さい。
概略から説明すると、【赤緑モルトNEXT】【赤青ブランド】【赤白バイク】という速攻や突破力の高いアグロデッキ、ミッドレンジに《Dの博才サイバーダイス・ベガス》入の【クローシス剣】、呪文トリガーの強力な【青白ロージア】や【5Cコントロール】などがいた2017年秋頃にかけての環境において存在感を放ったデッキ。
従来のレンジより遅い代わりに《Dの牢閣メメント守神宮》とジョーカーズの持つ物量での耐久、《ヘルコプ太》と《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》による手札確保、《ゴールデン・ザ・ジョニー》、《消王ケシカス》によるトリガー封殺などを備えており、対応力とレンジから「コントロール」として扱われてきたデッキですね。
爆発的な流行やTier1であった、とまではいきませんが強力なデッキであったことは間違いなく、その後は《ジョット・ガン・ジョラゴンjoe》と《ジョジョジョ・マキシマム》の追加によってより攻撃力が高まり、《ガンバトラーG7》によって従来以上の速度を手にしたと言えます。結果【コントロール】という名を冠するデッキでは無くなってしまいましたが。
恐らく《王道の弾丸ジョリー・ザ・ジョニー》のデザインのオマージュ元はこのデッキであるかと思いますが、それもそのはず。
環境において明確に活躍した実績のある無色《ジョニー》はこのデッキの《ゴールデン・ザ・ジョニー》ぐらいだからです。
無色ジョーカーズの全体的なデザインに幅の広がりがあり、《メメント守神宮》という全デッキに規格外の防御力をもたらすカードとそれに伴う経過ターンの増加がレンジを拡張した結果生まれたデッキであり、本来のジョーカーズのデザインのレンジではなかったことが、結局のところこのデッキを“最強”たらしめなかった物と思いますが、間違いなくデザインの上で考慮されていると言えるでしょう。
フィールドに対するアクセスが自身の《メメント守神宮》貼り返し、《ジョニー》のマスター・ブラスターなどと手厚く、呪文制限と《ケシカス》によるトリガーケアによる殴り方のテクニカルさなど、魅力は高いデッキ。
「ジョーカーズに《メメント守神宮》を足して防御力」を上げる、という発想は当時の自分にもあったのですが、その先にたどり着けなかった点が悔しいというのがこのデッキを見ての感想ですね。
現在のジョーカーズそのもののカラーが増えたプールではどうしてもコントロールのレンジでデッキを組むことは難しいかもしれませんが、今後も検討したいデッキタイプですね。
7.終わりに
いかがだったでしょうか。
このように質問に回答したり、新商品のジョーカーズについて考察したりするExtraに加え、本編 #全ジョーカーズ語れる説 ではカード1枚を深掘りして語っています!
来週のジョーカーズについての予告です!
という訳で来週の#全ジョーカーズ語れる説 は!
月曜日:《無限合体ダンダルダBB》
水曜日:《メルセデスベントゥー》
金曜日:《飴の女王スイート》
の3枚!
来週も是非ともよろしくお願いします!
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