椿屋四重奏のライブに行きたい。
2020年4月。
コロナの影響で学校は休み、就活もどうすればいいかさっぱりわからず(それは自業自得)、何も身に入らない日々。
そんな虚無の繰り返しから、なんとか気を紛らわせようとSpotifyを漁りまくってたときだった。
たまたまおすすめに出てきたバンド。
それが
椿屋四重奏
だった。
名前は前々からなんとなく見かけてはいたものの、曲を聴いたことはなかった。
せっかくだし聴いてみようと、最初に再生したのがこの曲。
とにかく衝撃だった。
シンプルに、ただただ、
《かっこいい、とても好き、すごく好き》
それ以外の言葉が見つからないのが悔しいほどに衝撃的で、椿屋四重奏の楽曲が私の心を掴んで離さなかった。
そこからは、『薔薇とダイヤモンド』を始め、椿屋のアルバムを片っ端から聴きまくった。
どれも大好きな世界が広がっていて、好きなものが増えていく喜びを感じた。
そしていつしか、というか案の定、ライブを観たいという気持ちになった。
どんな活動をしているのだろう。
バンド名を検索した。
解散していた。
なんとなく想像はしていた。
あー……………ですよねー…………、うわー、マジかよ……ええ…………あー……………ですよねー…………、う(略)
ずっとこのループ。
もしかして、復活なんかしてないかしらと、ちょっと粘ってみた。
復活はしてなかった。
(ですよね)
お?いやしかし、ボーカルの中田裕二さんは今ソロでやっているのか……。
そっち聴いてみるか………。
中田裕二沼に落ちた瞬間である。
話を戻して。
それくらい、椿屋四重奏との出逢いは私にとって衝撃的で、とても大きなものだった。
そして2023年、夏。
20周年を記念して、ひと夏の幻が現れるとな。
これは行くしかない。
行かない理由がない。
行かせてください。
行かせろください(懇願)
どうしても行きたいんです、ほんとに、
めちゃくちゃ行きたいです、はい(必死)
あー。椿屋四重奏観たい、観てみたい……。