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同じレベルで感動を共有できる人とこそ付き合え

どんな人と付き合うべきか。人間関係の悩みは、どこにいても尽きないものです。

会社や学校なので、顔を合わせる不可抗力の関係は別ですが、自分の人生において、どのような人と付き合って行けばいいのか。「仲間」とも言える存在と繋がるか。

その基準は、

あなたの感動と同じレベルで感動を共有できるか

です。

同じものが好き、嬉しい、楽しいというのも当然大切ですが、それだけでは弱く、例えば、世界で自分にしかわからない価値を感じているものに、同じように価値を感じている人がいたとしたら?
それは、とてつもなく嬉しく、感動があると思います。

私にも、何人か生涯を共にする「仲間」と言える存在がいますが、やはり感動を共有していることが、絆となって繋がっています。つまり、感動を共有することで、お互いの価値を認め合っているのです。

「感動によっては人生を変わる」と述べていますが、感動とは、自分自身の中にある神のような根本の部分に反応して起こるもので、感動することの中に、本来の自分が隠されています。

つまり、感動を共有できることは、相手にも、自分と同じようなものがあるということです。

「価値観」の違いを理由に離婚したり、バンドを解散したり、「価値観」とは人間関係において、とても需要なものですが、「感動」は、意図してできるものではなく、「感動させられてしまう」ものでもあるので、感動することに嘘はありません。だからこそ、感動を共有するということは、嘘のない感動を生み出す「価値観」を共有していることだとも言えます。

単純に「好き嫌い」という基準もありますが(それも重要な基準です)、好きだからと言って「仲間」になるかと言えば、そうでもありません。嫌いだからと言って、「仲間」にならないわけでもありません。

嘘がつけない「感動」を共有するからこそ、本物の仲間に成り得ます。あなたにとって、誰と深く付き合っていける人なのか、「感動」を同じレベルで共有できるかということを基準に考えてみると、見えてくるものがあるかもしれません。

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