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投資の世界では、(α)と(β)の概念がある。


(β)は、市場が1動けばそれに合わせてその投資対象も同じように1動く。
マーケット全体の動きで説明できるgain(儲け)を(β)と言います。(β)値。


それに対して、(α)は、ファンドマネージャー、あるいは投資家の知見、ノウハウ、テク、そういった技量によって差をつける。そのことを(α)と言う。

なので、株式投資のパフォーマンスは、(α)と(β)に分解できる。


(α)のアウトパフォーマンス(源泉)は何か?それは知識のギャップ。他人を出し抜く原動力は、知識の真空。
知識の真空とは、A社(ワクチン)の株価が1000円だった。
この会社のワクチンはコロナに効果があるかもしれない、これは知識面で他人よりリードしている。これが知識の真空(みんなが知らないことを知っている)。
この知識の真空の空白部分を埋めていく作業が、勉強であり、銘柄研究。銘柄研究は早くすべき。
今から、ワクチンの勉強してもダメ。なぜ?みんながワクチンを理解しているから。


みんなが知らないことを勉強すること。


みんなが知り尽くしたら、終わり。


知識の真空の空白部分がなくなったら、株価に織り込まれていることになる。


株式市場のパフォーマンス=マーケット全体(β)+技量(情報やテクニック)(α)
{株価の変動=市場要因(β)+個別銘柄要因(α)}

"要は、自分が勉強しなければ、(α)によるgain(儲け)はありえない"。
"市場が混沌としているとき、分からないときは(β)をとる"


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