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加計高校はなぜ人気なのか

こんにちは!イチカワ師匠です!

昨年、2年連続広島県内で最も志願倍率が高かった高校としてメディアからの取材が殺到した加計高校。

何年も連続で定員割れをした過疎地域の高校がなぜここまで人気になったのか。卒業生である私、イチカワ師匠が考察します。

加計高校が全国化した経緯

広島県立加計高等学校(以下加計高)は慢性的な定員割れに悩まされており、ついに広島県教育委員会から「2年連続で生徒数80人切ったら廃校、統合をする」(80人だったかどうかはうろ覚えです。)という警告が届きます。実際のところ広島県内の高校で生徒数が満たずに廃統合になった高校もありました。

加計高は安芸太田町にある唯一の高校で、もしこれが統廃合になるようであれば、町の存続に関わります。(なぜなら子供の教育機会が不足してる地域は家族ごと移住されてしまうから。)

これに危機感を持った町の教育機関は全国から生徒を募集する事を決意。宿泊施設であった川森文化交流センター(以下、川森)を一部寮化。ここから加計高校の下剋上が始まります。

2015年辺りに初めて県外生が入学したのをきっかけに、徐々に寮生が増え、川森を完全寮化。最初は狭い部屋に何人も住むものだったが仕切りができ、個室化。そして2018年にはなんとベトナムから留学生ではなく入学など徐々に勢いを伸ばし、2020年には男子が11名と大人数が入寮。2021年に念願の新寮の建設が決まり、2022年3月に完成しました。

なぜここまで人気になったのか

1.生徒の積極起用による宣伝

こうした過疎地域の高校の全国化は今や珍しい事ではありません。それらをまとめた高校を紹介するのが「地域みらい留学」です。

地域みらい留学は、130校を超える日本各地にある魅力的な公立高校の中から、住んでいる都道府県の枠を超えて、自分の興味関心にあった高校を選択し、高校3年間をその地域で過ごす国内進学プログラムです。 美しい自然や豊かな文化に溢れた魅力ある地域で、立場や世代を超えた多様な人々に囲まれながら高校生活を過ごします。

https://c-mirai.jp

地域みらい留学は、何校かが合同にzoomを使ったオンラインイベント説明会を行います。

多くの学校が校長や教頭などの先生が説明を行います。
ただ加計高校は生徒会長などの役職あるなひ関係なく色々な生徒が説明します。生徒が紹介用のパワーポイント・台本を一から書きます。
やはりそういう生徒が直接輝いている所を直接見れるところが魅力的でしょう!

ただ生徒側は忙しいです!笑

2.新しい完全個室寮の完成


2022年4月に新しい新寮が完成しました。
鍵付きでプライベートもしっかり守られています。

卒業前の私の部屋

3.メディアによる相乗効果

加計高校は頻繁にメディアから注目されます。
最近では「めざまし8」からの取材を受けたそうです。数年前からよく取材されるようになりました。

テレビを見て「加計高校」を知るきっかけになった人は多いそうです。

めざまし8からの取材
まずいですよ!(これは私です)


他にもハワイ短期留学が無料など国際交流が盛んなところなども魅力的でしょう。

そのような中で住民の方の理解もしっかり得られている所は強みであり、「加計高校を応援したい」というお声も頂いています。

是非気になった方はオープンスクールや学校説明会に行ってみて下さいね♪

こんな感じで地域みらい留学、加計高校について卒業生という観点から発信して行きます!

これからも覗きに来てくださいね!(YouTubeもやっています。)

以上、イチカワ師匠でした!

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