ファンサービスの一事例101
リスペクトコラムです。【元記事:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230823】
FOOT×BRAINの以前の放送(FOOTBRAIN×Jリーグ30周年企画)の中で、【ファッション×サッカー!日本を強くする”魅せ方”とは?】というテーマで、デザイン力を追求した札幌さんの特集でしたが、浦和さんのグッズ展開の事例も紹介されていました。浦和さんといえば、圧倒的なサポーターのパワーを感じていますが、そのサポーターとともに創り出す、アジア№1とも言える世界感がよくわかりました。ACL決勝戦でのコレオもすごかったですね。札幌編に続いて、FOOT×BRAINの放送内容から。
J1浦和「浦和レッズ グッズ【公式】」ツイッター: https://twitter.com/REDS_GOODS
こんな感じでした。このホットマーケットというのはいいですね。確かに当ブログもJ1も含めて、メモリアルグッズを何度か購入した事があります。優勝とか昇格のタイミングで、何かグッズないの?と思ってしまいました。地元J2岡山では最近選手のメモリアルグッズの発売をよく見るようになりました。
浦和さんのグッズPR専用のSNSというのもいいですね。J2岡山でも「ファジアーノ岡山グッズ担当」というアカウントがありますが、PR専用というよりは担当者のツイートにも見えるかも。頑張って発信されていますね。
いつものようにクラブ公式HPに行き、何かもう一ついい事例は無いかなと見て行くと、いいのがありました。まさに浦和さんならではの貢献活動。
休眠預金を活用したというのが気になります。今回も「休眠預金等活用事業 新型コロナウイルス対応緊急支援助成」という制度を活用したようです。他には長野さんと琉球さんの名前がありました。なるほど、休眠預金ですか。地域の課題解決を目指し、クラブがきっかけとなって、支援者・賛同者とともに、継続・拡大していくアクションプログラムという事ですが、素晴らしいですね。よく読むと、主な活動として4つありました。コンパクトにまとめさせていただきました。
①ハートフルケア
コロナ禍でより深刻化する、生活に困っている家庭や子どもたちの課題解決や緩和をしていくため、プロスポーツクラブとしての人材やノウハウ、ネットワークを活用したスポーツプログラムを実施。
②REDS Santa
毎年クリスマスの季節に、さいたま市及び周辺の子ども食堂に、浦和レッズのグッズやお菓子・おもちゃ・支援品などをデリバリー。
③特設ページ
特設ページを通じて活動を発信し、ファン・サポーターや地域に暮らす人たち、企業や団体等にこの活動を広く認知してもらい、活動への賛同・参加・支援を募る。
④「このゆびとまれっず!×赤い羽根」募金活動
埼玉県共同募金会とコラボしたグッズを製作・活用した募金活動。
主にこども食堂での活動で、子どもが主人公の事業のようですね。「J1で資金も潤沢だからできるんでしょ」という声が聞こえてきそうですが、よく読むと地域のステークホルダーに広く呼び掛けて、協働されています。そうなるとクラブの規模や金額は関係ない。やれるか、やれていないのか。実行力も問われるのではないでしょうか。「今はそこまでの段階ではなく、準備が整ったらぜひやりたい」という声も聞こえてきそうですが、そういうところは、いろいろな意味で「だから抜かれていく」のではないかと思ってみたり。浦和さんのこの事業はシャレンでもあると思います。レッズランドも実現したオリ10の大先輩クラブに学ぶところは多いのではないですか。
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