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Jリーグ・ディビジョン2を往く28

 リスペクトコラムです。(https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231226
 大変遅くなりました。鹿児島さん、J2復帰おめでとうございます。何年ぶりになりますかねぇ、J2でご一緒するのは。前回のJ2時代の2019年に、当時優勝した柏に勝っていて、強いチームという印象がありましたね。地元岡山とは1分1敗だったようです。
 当ブログで鹿児島といえば、やはりJFL時代の合併ですかね。ヴォルカ鹿児島とFC KAGOSHIMAが合併して誕生した訳ですが、フリューゲルス以降、そういう事例は無かったので、画期的に思ったものでした。

 

【サッカー鹿児島ユナイテッド、5年ぶりJ2復帰】
「サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは2日、5年ぶりのJ2復帰を決めた。鳥取市のAxisバードスタジアムであったガイナーレ鳥取との今季最終戦を1―1で引き分け、勝ち点は3位のカターレ富山と同じ62で並んだが、得失点差で上回って、自動昇格する2位が確定した。
 最終戦を残して2位につけていた鹿児島。鳥取との試合は前半を0―0で折り返す緊迫した展開。後半11分にPKを与えて先制を許したが、選手たちは落ち着いていた。同31分、山本駿亮(しゅんすけ)選手がゴール前でパスを受け、右足でシュート。同点ゴールを決めた。3位の富山は同日の試合で勝ったが、得失点差で2位に届かなかった。」

出典:朝日新聞デジタル

 本当にJ3最終戦は、富山さんとどっちが上回ってもおかしくない状況だったのですが、得失点差で競り勝ちました。地元岡山のJ2同級生クラブだった富山さん、もう一歩届かなかったですね。来年帰ってきてください。
 J3発足後、J3からJ2への昇格を2度果たしたのは鹿児島さんが史上初。2桁得点を挙げた選手は1人もおらず、19選手が得点を決め、総得点はトップの愛媛、富山より1点少ないリーグ3位の58点、失点はリーグで4番目に少ない41で、得失点差17は同年J3で最高だったとか。 

【好不調の波はあったけど…J2昇格果たした鹿児島ユナイテッドFC、終わってみれば今季はほぼ上位をキープ】
「鹿児島ユナイテッドFC(鹿児島U)は好不調の波はあったが、シーズンを通して、上位を維持し続けた。FC大阪との開幕戦は後半44分から2点を挙げ、劇的な逆転勝利。3節で初黒星を喫し、7節終了時点が今季ワーストの13位。だが6節以降は7戦負けなし。11節の松本戦で4連勝を飾り、一気に首位まで浮上した。
 中盤戦は昇格圏を行ったり来たり。夏場の失速は顕著で、18節の沼津戦以降は1勝5敗と白星を重ねられず。23節の松本戦で3連敗を喫し、大嶽直人監督が退任した。
 大島康明監督の初陣となった24節の北九州戦は1-1と引き分け7位に転落した。その後、24節も含めて7戦負けなしを記録。28節では14試合負けなしの首位愛媛を下し、再び昇格圏の2位に浮上した。
 それ以降は2位をキープ。終盤戦は琉球と今治に連敗して3戦勝利から遠ざかった。残り2試合で勝ち点を積み上げ、富山との昇格争いに競り勝った。」

出典:南日本新聞

 スタートダッシュに成功したが、夏場の失速では昇格圏を行ったり来たりになったところで監督交代に。それが成功してそのまま昇格圏(2位以上)をキープしていましたが、2位争いを演じ、最終節で富山さんに競り勝ったようです。
 その1年前の2022年も実は同じような展開で、キープしていた2位から途中で3位に転落し、そのまま3位でフィニッシュし、J2に届かなかったようです。やはり監督さんの力が大きかったのかな。

 大島監督ですが、実は2021年に一度暫定監督になっているようです。元選手で、引退後に徳島さんで3年、富山さんで1年、その後鹿児島さんで7年、コーチから暫定監督を務められていますが、Jクラブの監督経験は無いようです。当ブログでは監督経験が無い新監督はなかなか結果を出せないというイメージがありますが、大島監督は見事にその概念を破ってくれました。そして、ここにもう一つ新スタジアムという話が出てきます。

【鹿児島市が描くサッカースタジアム キーワードは“まちなか”】
「鹿児島市が本港区エリアで建設を検討しているサッカースタジアム。11月13日に行われた鹿児島ユナイテッドのホーム最終戦に駆けつけた下鶴市長は「日本一の、世界に誇れるスタジアムをつくりたい」と述べ、強い意気込みを示しています。各地で活発化するサッカー専用スタジアムの建設の動き。取材する中で見えてきたのは、“まちなかスタジアム”というキーワードです。
〔鹿児島市の狙いは〕
「現在、鹿児島市が建設候補地としているのが、本港区エリアの「浜町バス車庫」「ドルフィンポート跡地」「住吉町15番街区」の3か所。このうち、11月1日に市が公表した需要予測調査の中間報告で最も事業性が高いとされたのが「ドルフィンポート跡地」です。鹿児島一の繁華街・天文館に最も近く、中心市街地のにぎわいを生み出す上で相乗効果を得られるとしています。こうした“まちなかスタジアム”をつくる動きは、今、国内各地で活発化しています。」
〔実現に向けた課題は〕
「実現に向けては多くの課題があります。まずは財源をどう確保するのか。鹿児島市は160億から200億円の整備費を見込んでいますが、国の交付金などが出るとしても、市の相応の負担は避けられません。市の支出をなるべく抑え、より魅力的な施設とするためにも、長崎のように、民間の資金や知恵を活用することもひとつの選択肢になりえます。また、ドルフィンポート跡地については、県が総合体育館の整備を検討しているため、県との協議も不可欠です。」
「一方で、市の案ではドルフィンポート跡地に隣接するウォーターフロントパークも整備の対象としていることから、塩田知事は港湾計画などの変更が必要で、県の総合体育館の整備スケジュールにも影響が出るという認識も示しました。鹿児島のまちの将来を左右する大きなプロジェクトを今後どう進めていくのか。行政に加えて市民も一緒になって議論していく必要があるのではないかと思います。」

出典:NHK鹿児島放送局

 新スタジアム建設では、今の岡山の新アリーナ計画とちょっと似ていますね。11月に市長と知事と間でトップ会談が行われ、年内にも県が設置する本港区エリアの利活用のあり方を検討する委員会で議論していくことで一致したそうです。トップ会談が行われた事自体、岡山より一歩進んでいるように思えます。
 あとは当ブログで口にするジンクスを破る事ですね。新スタジアムを建てたチームは、成績が低迷するというもの。典型的な事例が北Qさん。京都さんもそうでした。ガンバさんもそうでした。今の広島さんは違いますが。新スタジアムができた時にはJ2にいてください。
J3鹿児島関連⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220813
  〃    ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210813
  〃    ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20191230
  〃    ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181202
  〃    ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170827
  〃    ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160319
  〃    ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130813
  〃    ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080922
  〃    ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051012
#がんばろう日本

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