モンテディオ山形の件33
リスペクトコラムです。(元記事:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230506)
ネットか何かでたまたま耳にして、すぐメモったのが山形さんの「U-23マーケティング」という事業。ちょうど一昨日、山形さんとの試合(すいません、勝たせていただきました)がありましたね。地元学生との協働事業のようですね。地元岡山でも昔はファジピスタ、今もSCoP、昨季はシャクルと協働事業をやっていますが、山形さんと比べたらボリュームは小さそう。ただ、大学生世代といえば、これからファン・サポーターになってもらう存在であり、社会を担ってもらう重要な存在ですね。
【学生による地域活性化プロジェクトスタート!『U-23マーケティング部』】
「本プロジェクトは、2022シーズンに実施した『高校生マーケティング研究』や『ガールズデー 女子大生プロジェクト』をはじめとする、これまでの学生との取り組みをシーズンを通した恒常的なファン獲得プロジェクトに進化させたものです。
『U-23 マーケティング部』を通して、未来のお客様の中核を担う16歳から23歳の学生がモンテディオ山形の事業に参加することで、若年層の新規ファン獲得はもちろん、学生がマーケティングの知見を深め、進路の新たな視座を得ると同時に、スポーツビジネスを通し地元山形を活性化させるフレームワークを創り上げます。
なお本活動は、旧山形市立第一小学校校舎の『やまがたクリエイティブシティセンターQ1」(運営母体: 山形市、株式会社Q1)に弊社が新たに設置するサテライトオフィスを拠点に展開いたします。山形県の地域活性化と次世代の社会との関わりを担うハブ拠点として本プロジェクトでも活用を進めてまいります。』
モンテディオ山形「U-23 マーケティング部』のポイント
クラブのマーケティング活動に学生の着想を生かし、新たなファン層を獲得する。
学生がスポーツビジネスにかかわることで、山形の若者の職業選択の幅を広げる。
モンテディオ山形をプラットフォームに学生の視点での新たなマーケティング活動を行い、山形の地域経済の活性化に寄与する。
モンテディオ山形『U-23 マーケティング部」募集概要
応募条件:
高校生・専門学校・短期大学・四年制大学・大学院在学中の方 ※山形県外の学生も歓迎いたします。オンラインミーティングを通し参加可能です。
活動内容(予定):
下記の業務に関し、フットボール事業の枠組みを越え、様々な人たちを巻き込みながら、地域を更に活性化するきっかけを創出いただきます。
企画運営チーム(ホームゲームでの企画運営) クリエイティブチーム(クラブPR広告制作物制作) 広報マーケティングチーム(クラブPR業務企画・実施)
グッズチケットチーム(新規グッズ考案、チケット販促活動)
活動期間:
2023年1月~2023シーズン終了まで
活動形態:
ボランティアで参加いただきます。交通費の支給はございません。
活動拠点:
主に山形県天童市、山形市を中心とした山形県内
プログラム:
週1回のオンラインミーティング 週1回の対面ミーティング ※任意参加 年に数回ゲスト講師をお招きした勉強会 合宿や懇親会も予定」
J2山形公式HP該当ページ:https://www.montedioyamagata.jp/news/p/11817/
すごいですね、週一のミーティングで、専用サイトを見ると、「Jリーグクラブ初となる23歳以下の学生マーケティング部」とありました。確かにここまでの取り組みはJクラブ初でしょう。何と公式noteもあり、メンバーのnote部員がレポートを投稿しています。本格的ですね。取り組みを見てみると、早速、メンバーが考案した交流会特典付きのチケット販売を検討し、このたび企画チケット「DIALOGDIO」(ダイアログディーオ)の販売を決定したとか。仕事が早いですね。いいなぁいくらするのか不明ですが、興味あるなぁ。この社長インタビューによると、県内外から集まった23歳以下の学生約40人が集まったそうです。専用サイトがあったので見てみました。
3つのミッション
①地域社会の課題解決(若者・自治体・企業3者連携で現在から未来の地域社会の課題解決に取り組む)
②新たなファン層の獲得(クラブのマーケティング活動に若者の着想を生かし、新たなファン層を獲得する)
③人材育成(リアルなビジネスを経験することで学生の潜在能力を高め、夢や目標を持ち活躍できる人材育成を実現する)
Sloganスローガン
「為せば成る」〜どんなことでも強い意志を持ってやれば、必ず結果がでる〜
行動指針(U23マーケティング部で大切にすること)
主体性を持って行動しよう
発言/反応をして、自分の存在価値を出せるようにしよう。失敗を恐れず、勇気を出して行動しよう。
仲間とコトを成そう
自分よがりにならず周りと協力して進める。一人でできることには限界があるので、多くの人を巻き込んで行動できるようにしよう。
感謝を忘れずに
活動ができるのはたくさんの方の支援があってこそ。支援してくれている方への感謝の気持ちを忘れないこと。
諦めない気持ちを持とう
うまくいかないことがあたりまえ。反省して切り替えて次にチャレンジする気持ちで取り組もう。
メンバーの学生さんの声を読んでいると、インターンシップという文言が出てきます。インターンといえば、スポーツ興行経験を通じて学んでいくというイメージがありましたが、山形さんの場合は地域課題の解決という崇高なミッションになり、やりがいも増しますね。上に「地域社会の課題解決(若者・自治体・企業3者連携で現在から未来の地域社会の課題解決に取り組む)」とありますが、これって三位一体の支援で「市民」を「若者」に入れ替えただけのものになり、山形さんの参加メンバーは責任重大ですね。
特に具体的な事例がある訳ではありませんが、インターンシップ上がりのフロントは、正直今まで余りいいイメージが少ないかな(あくまで個人的な主観)。でも、山形さんの今回の取り組みはそのまま将来のフロント社員育成のようにも思えます。今回のメンバーの中から、山形さんに限らず、優秀な人材をJに限らず全国のスポーツクラブに輩出していただきたいところ。活動レポについては、U-23マーケティング部がSNSで発信していますね。フォローして今後もリスペクトしたいと思います。
山形さんは元J1チームで、昨季も岡山にプレーオフで競り勝って、もう少しでJ1を果たすところでした。今季は本調子でなく、J3自動降格圏の21位と苦しんでおられますが、そのうち地力を発揮されて上の方に上がって来られると予想しています。
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