Jリーグをつかおう! Jリーグ社会連携(シャレン)27
リスペクトコラムです。
昨日、シャレン!アウォーズを紹介させていただきましたが、早速鳥取さんが受賞した取り組みをリスペクトさせていただきます。鳥取さんは地元J2岡山でもお隣のクラブで、かつては「陰陽ダービー」として盛り上げて来た仲間であり、当ブログでも実は初期から尊敬の念を持ってリスペクトコラムしてきた立派なクラブ。J3に行かれてから、その頻度は少なくなりましたが、今でも地域・社会貢献面では中四国で№1だと思っています。
そんな中、シャレン公式ツイッターで、地上波のTV番組でシャレン!特集があるという告知が流れたので、録画してしっかりリスペクトさせていただきました。
【FNN Live News α】
〔ピッチ外でも存在感、Jクラブ果たす社会貢献〕
Jリーグのクラブがホームタウンの課題解決へ。その取り組みは更に進化している。地域が抱える課題の解決へ。ピッチ外の活動にも存在意義を示すJクラブの役割とは。
J2リーグ復帰を目指すガイナーレ鳥取。今、クラブをあげて取り組んでいるのが、主催試合を行うスタジアムの施設管理で培ったノウハウを生かした「芝」の生産事業。生育は地元農業の担い手が減り、地域に点在する休耕地。そこを有効活用する事で、地域課題の解決に一役買っていた。更にクラブが作った芝で県内の小学校の校庭を芝生化。そこにやってきたのがガイナーレの選手達。
〔復活!公園遊び〕
シーズン中の今も選手・スタッフが「ガキ大将のお兄ちゃん」となり、鬼ごっこなど昔懐かしい遊びなどを通じ、子ども達に「外で遊ぶこと」「仲間と楽しく過ごすことの楽しさ」を伝えている。
J3鈴木選手「練習の時のオンとオフの切り替えという意味でも結構リフレッシュできるので、自分としてはいい機会。『今度試合見にいくね』と子供たちに言われるので、その時にはかっこいい姿を見せてあげたいというのはあります。」
〔2023シャレン!アウォーズ〕
J1からJ3までカテゴリを問わず、全60クラブがホームタウンで地域貢献の一環として行う社会連携活動「シャレン」。今週月曜日には今回で4回目となる表彰式が行われ、ガイナーレ鳥取は一般投票で選考された「ファン・サポーター賞」を受賞。全60クラブで唯一となる4年連続での受賞。
J3鳥取塚野社長「スポーツですのでなかなかお金という物差しでは測りにくいものがたくさんあるんじゃないかなと思っております。そういう測りにくいもの、我々はそういうものを大事にして取り組んでいければなあるんじゃないかなというところで、今後もその思いを忘れずにやっていければと思っております。」
【ガイナ 4年連続表彰 Jリーグ社会連携活動 全60クラブで唯一】
「サッカーJ3ガイナーレ鳥取が展開する社会連携(シャレン)活動の芝生生産プロジェクト『しばふる』と『復活!公園遊び』を発展させた取り組みが15日、Jリーグ『2023シャレン!アウォーズ』のファン・サポーター選考賞に輝いた。ガイナーレの受賞は4年連続。クラブを運営するSC鳥取の塚野真樹社長は、東京都内で行われた同リーグ開幕30周年記念イベントの表彰式に臨み『一番人口が少ない県のクラブが、得票数の一番多い賞を頂けた』と喜びを語った。
今年で4回目の同アウォーズは、Jクラブの活動の中から社会に幅広く共有したい活動を表彰している。今回受賞した『継続は笑顔なり。20年続けてつながった二つのシャレン』は、過去にメディア賞を受賞した『しばふる』『公園遊び』をミックスして発展させた。一般投票で最多得票を獲得し、J1~3の全60クラブで唯一、4年連続の受賞となった。
活動の裾野は広がりつつある。米子市は昨年度、しばふるで生産した芝を使用して小学校の校庭2カ所を芝生化した。このうち淀江小(同市淀江町西原)では今月11日、児童と選手約80人が鬼ごっこなど昔ながらの遊びを通じて交流を深めた。さらに本年度は同市内4校で校庭芝生化に取り組む。03年から展開する公園遊びは、本年度からJ2ツエーゲン金沢も参考にした活動を展開している。」
Jリーグ特任理事の中村憲剛氏から記念盾を受け取った塚野社長は「小さく身近なコミュニティーを育むこともJリーグの大きな役目の一つ」と述べ、一層の発展を誓ったとあります。
公園遊びもしばふるもどちらも当ブログはよくリスペクトしており、10年以上もうらやましく思っていたのも事実。最近はしていないクラブを探すのが困難なくらい、選手の学校訪問が浸透しています。ただ、本当に地域に根差し、地域の公共財になるためには、鳥取さんのようにサッカー以外の内容で交流すべき。学校の校庭の芝生化もかなり前に川淵さんが提唱し、だいぶ進んだと思います。鳥取さんのすごいのは次の 点。
・公園遊びは20年以上継続事業として、色褪せなく実施されている事
・元選手の塚野社長が選手時代に始められた事(街で会う子ども達の顔をみんな知っていたとか)
・しばふる事業をきちんと事業化された事(確か国立競技場の芝も?)
・賞の開始年からすべて(4年連続)受賞されている事(唯一)
普通に考えてもすごいですね。自社で製造した芝生を、ホームタウンの小学校の校庭に敷き、そこで20年やっている公園遊びを実施して、すべてをつなげたという。さすが、成績以外の付加価値で中四国№1と認識し、もちろん100年続くと思われる鳥取さん。そろそろJ2に戻ってきて欲しいですね。J3では現在9位。昇格争いでは強豪がひしめいていますが、早くJ2に戻って来て下さい。
J3鳥取「復活!公園遊び」関連④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121030
〃 〃 ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120526
〃 〃 ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120421
〃 〃 ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080423
〃 「しばふる」関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171102
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シャレン!アウォーズ特設ページ:https://www.jleague.jp/sharen/awards2023/
シャレン!HP:https://www.jleague.jp/sharen/about/
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