愛媛ＦＣ奮闘中２1
リスペクトコラムです。（元記事：https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20241206）
今回は愛媛さんの取り組みをリスペクトします。昔から愛媛さんは中四国で一二を争う社会貢献活動を行う付加価値が高いクラブとして、当ブログも認識しています。特に災害時の活発な活動は頭が下がりました。そんな愛媛さんのまたいい取り組みです。
【愛媛県内の特別支援学校・聾学校・盲学校の小学部の子どもたちへ「愛媛FC特製自由帳」寄贈】
「この度、愛媛FCでは、2023年より開催してきました障がい者アート展『オ～レ！アートプロジェクト』によるカレンダー販売収益を活用し、障がい者アートのきっかけ作りによる文化醸成への貢献を目的として、愛媛県内の特別支援学校・聾学校・盲学校の小学部の子どもたちへ「愛媛FC特製自由帳」を寄贈することとなりましたので、お知らせいたします。
※「オ～レ！アートプロジェクト』カレンダーは愛媛FCオフィシャルウェブショップにて販売中です。
愛媛FCでは、クラブビジョン『愛媛から紡ぐ』に込めた、『糸を紡ぐように、夢や文化を、人々の出会いや想いを育み、つないでいきたい』を実現するため、引き続き『オ～レ！アートプロジェクト』プロジェクトを通じてたくさんのスタジアムご来場者の皆さまへ絵画をご覧いただくことで、、障がいのある方々への理解を深めることや、社会参加への促進に寄与してまいりたく存じます。
※『オ～レ！アートプロジェクト』カレンダー製作にあたっては、愛媛県『令和6年度障がい者アート商品化支援事業費補助金』を活用しております。
『愛媛FC特製自由帳』寄贈概要
実施内容
愛媛県内の特別支援学校/聾学校/盲学校の小学部の子どもたちへ『愛媛FC特製自由帳』を寄贈いたします。なお、下記の特別支援学校については、愛媛FCマスコットキャラクター オ～レくんによる訪問と寄贈及び子どもたちとの交流も行います。
訪問予定
みなら特別支援学校 今治特別支援学校 新居浜特別支援学校 宇和特別支援学校
※上記記載以外の特別支援学校・聾学校・盲学校へは、自由帳の寄贈のみ実施いたします。」
障がい者アートの支援ですか、やはりこういう活動では他のクラブとは支援の奥行きが違いますね。障がい者アートのきっかけ作りによる文化醸成への貢献が目的という事で、よくある市内・県内小学校への配布ではなく、県内の特別支援学校・聾学校・盲学校の小学部へ「愛媛FC特製自由帳」を寄贈されるそうです。川崎さんが計算ドリルを寄贈していましたが、愛媛さんのはその障がい者バージョンのようにも映ります。
いろいろ読むと、県の方で障がい者アートの支援制度があり、それを活用しているとか。さすが県民クラブ、県と一体となっていい取り組みをされていますね。ちなみに「オ～レ！アートプロジェクト」ですが、前に紹介していなかったかなと思って調べてみると、去年の８月の記事で紹介していました。概要は以下のとおり。
「ホームタウンをチームカラーのオレンジに染めたい愛媛FCの想いの実現するパートナーとして障がいのある方々とコラボレーションし、プロジェクトで生まれた絵画を使用した2025年愛媛FCカレンダーの製作・販売も実施いたします。こちらの収益の一部をカレンダー作品の作者の方へ還元することで障がい者アーティストの自立支援をサポートすると共に、愛媛県内の施設へアート活動の振興となる品の贈呈を行い、文化醸成へ貢献してまいりたく存じます。」
普通、Ｊクラブのカレンダーは選手がたくさん載っているのがスタンダードですが、愛媛さんはちょっと違いますね。障がいのある方の作品を掲載しています。「グッズ」であるため、どうしても売上・利益を追求する訳ですが、このカレンダーは違います。ＷＥＢショップでも一番のおススメ商品になっていました。
Ｊクラブでなかなかできないでしょう。今まで中四国１、２位を誇ると思われる社会貢献活動をずっとされてきたから実現したのでしょう。商業色が強そうな地元岡山ではまず考えられないか。
来季では今治さんがＪ２に登場され、伊予決戦（愛媛県ダービー）が実現します。愛媛の県民クラブとして負けないでください。
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