ボランティアの力292
リスペクトコラムです。(元記事:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20240107)
地元J2岡山のボランティア活動の現場で、J1仕様化なのか、次第に有償スタッフが占める割合が増えてきており、改めてJクラブにおける市民ボランティアの在り方を考え始めている訳ですが、noteを観ていたら、横浜FCさんで面白い事例を見つけたので、リスペクトさせていただきます。横浜さんのボランティア組織は「ゲームスチュアード」(5回参加ごとに、観戦チケットがもらえるんですね)です。よく読むと、大学生のインターン生を意識した内容ですが、公式noteにボラの活動レポを発信する事自体素晴らしいと思っています。
具体的なところは、項目のみ細かい内容は省略させていただきました。また中身をご覧ください。3つのステップ(説明会、インターンシップ、振り返会)を通してJリーグクラブの仕事を体験する『短期インターンシップ』と、時間を掛けて、仕事とコミュニケーションの粒度を細かく学び、社会人としての経験値を育む『長期インターンシップ』のプログラムを提供しているとか。この学生さんは、トイレやキッチンカー等待機動線には改善の余地があり、他にも改善できるところを見直すとあります。頼もしいですね。
この学生さんはなでしこリーグの試合(普段と違う会場)を担当されましたね。入場口を担当して、来場者動線を課題と感じ、入場口と再入場口を2つのレーンに分ける入場口レイアウトの改善を提案されたとか。
大学名、氏名をきちんと公開しておられますが、そこまではなかなかできない事なので、素晴らしいと思います。当ブログ主体で、昔OSS委員会公式ブログを運営して、投稿を分担していましたが、それぞれHNでやっていたので。
内容的にはインターンの学生さんのレポートになりましたが、学生さんの目線でボランティア現場をよく伝えていると思います。昔から取り上げていますが、ボランティアメンバーのSNSレポといえば、山雅さんのTEAM VAMOSさんが第一人者ですね。特にJ1では有償スタッフ中心になりがちな中、横浜さんは大事に学生ボランティアを取り扱っています。後援会があるクラブでは、ボランティア組織が傘下に入り、J以外の試合をサポートする場合も多く、地域の公共財の一翼を担う大事な存在となっています。ゲームスチュアードさん、これからも頑張って下さい。インターンの学生さん、これからもレポ投稿を楽しみにしています。
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