リスペクトコラムです。(元記事:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231201)
先週のJ3の試合でFC大阪さんの結果を受けて、大宮さんのJ3降格が決まってしまいました。うーむ、残念ですね。お守りも発売された「落ちそうで落ちない」大宮さんでしたが、ついにJ3へ行かれますか。ホーム最終戦を少しDAZNで観ましたが、クラブを代表して社長挨拶がありましたが、ブーイングを浴びていました(調子が悪い年にブーイングを浴びるのも社長の仕事かな)。批判文のダンマクも出ていましたね。選手の批判も書かれていたのが、ちょっと珍しかったですかね。まずは降格時の報道です。
大宮さんは、今季ずっと下の方の順位にいたイメージがあり、今季は危ないなぁと思っていました。シーズン最終戦を迎えて、FC大阪さんの成績次第でJ2残留の可能性もあると言われていましたが、実質は降格決定のような感じでした。J1経験チームのJ3降格は、大分さん、山雅さんに続き、3チーム目となりました。大分さんはその後J1復活も遂げましたが、山雅さんはJ3沼にはまっています。今回、ネットで情報を探ってみると、少し早い時期から今季までの課題を語るコラムが出ていました。しかも、当ブログでよくリスペクトさせていただく、メジャーどころの媒体。時系列に一つ一つ見ていきましょう。
シーズン予算額では元J1勢としてJ2では高額と思っていましたが、予算額が段々減って行ったのですね。ホームスタジアムも専スタで、練習施設もJトップクラスだったのですが、恵まれた分甘えがあったと書かれていますね。有名どころが降格危機に陥っても、たぶん最後は大丈夫だろと、みんな思っていたのでは。でも今季は大丈夫では無かった。
クラブマネジメントで凋落したとありますね。シーズンごとに、攻撃重視と守備重視の戦いを交互に打ち出す場当たり的な運営方針。監督の何度も交代させ、外国人獲得も失敗を繰り返し、そうした効率の悪さで億単位の予算をドブに捨てたとも。戦術も朝令暮改で定まらないため、戦力は消耗していき順位がどんどん下降していき、最後にこういう結果になりました。というか、今季は気が付いたら降格争いをされていましたが。
3年連続でシーズン途中で監督交代になっていました。地元岡山は成績が悪かろうが、3年契約をきっちり守っていますが、シーズン途中で監督交代させるという事は「本気」度を感じますが、大宮さんは結果が出なかったですね。成績は監督の部分が大き過ぎますから。途中から原氏が本部長に就いて、クラブが変わるかなと思いましたが、結局はダメでしたか。だいぶサポーターとも対話されていましたが。根深いものがあったのかな。
育成型を掲げるようになったクラブは、J1昇格への意欲が伝わるような補強に消極的だったとあります。今季は左サイドバックの人材に不安があったようですが、チーム編成は、J1復帰への本気度はあったのでしょうか。
育成型クラブというのは、なかなか選手が来てくれないとか、そんなに人件費にお金を割けないところのイメージがありますが、大宮さんもそんなクラブになっていたのですね。J1での育成型であれば、成長した若手選手が移籍しても次に続いてくれますが、J2以下は抜ける穴の方が大きいと思います。J2で育成型クラブはリスクが大きかったですかね。
接戦を落とす勝負強さの欠如ですか、それはJ2降格すれすれだったJ1柏もそうですね。おっとJ2岡山もそうだ。J1経験選手がほとんどいないという事ですが、そういえば以前の大宮戦で、スタメン見た時に知った選手がいなかった事を思い出しました。数年前までは何人かしましたが。選手人件費がJ2で11番目の5.8億円ですか、それでも降格する水準ではないですね。J1もそうですが、人件費は高いのに成績が今一つというチームを今までたくさん見てきましたね。
まぁ大宮さんなら、1年でまずはJ2に戻ってきてくれる事でしょう。かなり昔ですが、日立台で試合観戦した時がありました。当時は1回目の降格の年だったかもしれませんが、相手が大宮さん。確かともに残留争いをしていたと思いますが、「落ちないクラブ」という印象をその時持ちました。あの時の大宮さんとは随分と変わっていまったなぁという印象です。大宮さんにはJ3は似合わない。必ず1年で戻ってきて下さい。
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