ファンサービスの一事例99
リスペクトコラムです。
最近、当ブログでも取り上げる事がかなり増えてしまった水戸さん。当ブログ独自の評価基準「Jクラブの付加価値」でも早くリスペクトせねば。そんな中、J’s LINKを眺めていたら、「地域通貨『ホーリーコイン』×『オレンジコイン』共同スタンプラリー実施」という情報を見かけました。えっ、ホーリーコインって何だっけ? 前にリスペクトしてたかな?と思い、中身を見てみました。すると驚くほどの付加価値の高いサービスでした。
【地域通貨として機能するファントークン「ホーリーコイン」発行を開始】
「水戸ホーリーホックはトークンを活用したデジタルマーケティング事業を展開する canow 株式会社(東京都千代田区、代表取締役:桂城 漢大、以下 canow )が運営するファンマーケティングツール『YELLtum』導入により、地域通貨として機能するファントークン『ホーリーコイン』の発行を10月10日(日)より開始することをお知らせいたします。」
「『ホーリーコイン』の具体的な活用方法
■ ファン・サポーター
『ホーリーコイン』を購入し保有することによって、以下のような特典を得ることができます。
・スタジアム内:限定イベントへの参加や、スタジアム内での飲食店舗やグッズ購入特典等
・スタジアム外:水戸市をはじめとするホームタウンの加盟店舗が発行するお得なクーポン利用やSNSでのキャンペーンへの応募等
■ホーリーコイン加盟店舗
・ファン・サポーターを対象としたクーポンの発行や来店特典などのマーケティング施策を実施。
・購買データの取得による新商品開発や既存商品の見直し
■ 水戸ホーリーホック
・試合日のファン・サポーターの購買行動から賑わいを可視化
・試合日程以外でもファン・サポーターとクラブの接点確保
・ホーリーコインを基軸としたファンエンゲージメントを高めるプロモーション施策実施
・『ホーリーコイン』による決済に応じた新たな収益源の確保」
今回の大宮さんとのコラボはアウェー戦で水戸サポが、向こうの参加店舗でホーリーコインが使えるという面白い企画です。対戦チーム両方が使えるというのは画期的ですね。今後多くのJクラブがこのシステムを導入すれば、ファン・サポーターは毎試合利用できるという夢のような話になります。
ではホーリーコインの加盟店はどれくらいあるのか数えてみました。26店舗でした。お店も飲食業から書店、理美容、接骨院もありました。導入半年でこの数なので、これからどんどん増えていくでしょう。
導入チームは14チーム(J2で2チーム、J3で1チーム、JFLで2チーム)
大宮アルディージャ、SAKURA(栃木県のジュニアチーム?)、中部大学サッカー部、ギラヴァンツ北九州、水戸ホーリーホック、バルドラール浦安(Fリーグ)、福山シティFC(中国リーグ)、スペリオ城北(都リーグ2部)、奈良クラブ(JFL)、春日井シティ(女子ラグビー?)、南紀オレンジサンライズFC(和歌山県リーグ)、しながわシティ(バスケ? Fリーグ?)、ヴィアティン三重(JFL)、アヴェントーラ川口、FUSION(ラクロス)、ファンファーレ(POPPER team)、一社)プロフェッショナルチアリーディング協会、FC SONHO 川西(兵庫県リーグ2部)
今でこそ、J1無しのJ2以下でアマチュアチームばかりの制度のようですが、今後はわかりません。下位のカテゴリも上を目指す意識の高いクラブばかりなので、将来的にJ3やJ2のクラブばかりになるかもしれません。
この運営会社について調べてみました。この「YELLtum(エールタム)」というfantokenプラットフォームを運営しているのは㈱YELLTRONという会社でした。
当ブログで思うのでは、このシステムが地域通貨として機能するファントークンであることが大きいと思われます。他クラブでは単にトークンだけとか、地域通貨だけという事例ばかりだと思うので、お買い物するだけでクラブに貢献できるとともに、同時にクラブ経営にも何かしら参加できるというのは価値が大きいと思います。
先日、しまくんから、水戸のGMさんの著書を借りて読んでいます。そのうち、リスペクト記事にさせていただきます。水戸さんは深いですね。沼田さんの時代から比べたら、かなり進化しましたね。
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#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers
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