Jリーグファミリーの資格117
リスペクトコラムです。(元記事:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230425)
先日、当ブログの独自の評価基準「Jクラブの付加価値」に登録記事を書かせていただいた金沢さんですが、やっぱ最近グイグイ来ていますね。まるで昔の川崎さんのように。とにかく選手による貢献活動をどんどんやりたいという意気込みが伝わってきます。
もうどこでもやっており、目新しさも少なくなってきた選手の学校訪問ですが、金沢さんはちょっと違いますね。そこら辺りが金沢さんの付加価値の高い部分かな。
【新規巡回活動「ツエーゲンと遊ぼう!」】
「この度、ツエーゲン金沢では新たに選手たちが放課後児童クラブを巡回し、地域の子どもたちとふれあう「ツエーゲンと遊ぼう!」をスタートすることとなりましたので、お知らせいたします。この活動は、ツエーゲン金沢の選手たちが金沢市内を中心とした放課後児童クラブを訪問します。
鬼ごっこやかくれんぼなどで子どもたちと一緒に遊びながら、近年問題視されている「子どもの体力低下」や「子ども達同士の交流の減少」に対して、体を動かす楽しさや、友達と外で遊ぶ楽しさを知るきっかけをつくることを目的としています。
活動概要
■事業名
ツエーゲンと遊ぼう!
■事業内容
ツエーゲン金沢のトップチーム選手2名が、金沢市内を中心とした放課後児童クラブを訪問し、子どもたちと一緒に鬼ごっこやかくれんぼなどで遊びながら交流をします。
■対象
石川県金沢市内を中心とした放課後児童クラブ ※要相談
■訪問日程
水曜or木曜 16:30~17:30 ※ご希望いただいた日程から、トップチームのスケジュールと調整させていただきます。」
何と、放課後児童クラブでした。Jクラブでも選手の学校訪問でやっているところがほとんど無いのでは。何となく、Jリーグシャレン受賞の常連である鳥取さんの「復活!公園遊び」を思い出しました。今何かとニュースに出てくる放課後児童クラブですが、そこに目を付けたというのがいいですね。
サッカーやボール遊びではなく、鬼ごっこやかくれんぼをやるという事で、友達と外で遊ぶ楽しさを知ってもらう目的です。確か、鳥取さんの事例は元選手の社長さんを筆頭にクラブスタッフが街の隅々まで子どもの顔を覚えてしまったというのが「ミソ」です。金沢さんもみんな子ども達の顔を知ってるという域まで達して欲しいですね。そして、金沢さんはまだまだやっています。
【サンFC白山での「サッカー療育」に選手が参加】
「4月20日(木)に、『Kids Smile Project』の一環として、サンFC白山主催の発達障害のお子さんを対象にした「サッカー療育」の場に、三浦基瑛選手と長峰祐斗選手が参加しました! サンFC白山の運営元は、ブロンズパートナーの株式会社サンエデュケーションズ様です。
今シーズンから年間4回、選手が訪問して子どもたちの『サッカー療育プログラム』に参加する予定となっております。今回はその第1回の開催でした。当日は、約15名の子どもたちが「サッカー療育プログラム」に参加! 選手が来るということで、練習前から少し緊張しているお子さんもいました。
選手たちが登場して、まずはシュートのデモンストレーションをお子さんたちに披露。選手の全力でのシュートに、子ども達からも『おぉー!』『すげー!』と歓声があがりました! その後は、選手たちからパスを受けてのシュート練習です。選手たちからも「ナイスシュート!」とポジティブな声掛けがありました。
そして最後はお楽しみ!選手も参加してのミニゲームです! 選手からのアシストを受けて、ゴールを決めることができたお子さんが大勢いました。ゴールを決めた後には、選手とハイタッチする姿も見かけられました。そして、最後は選手たちも子どもたちと一緒にゴールのお片付けを手伝いました。
昨年の11月にサンFC白山のお子さんたちと一緒にプレーした時よりも、みんなサッカーがうまくなっていました。当時、選手たちと一緒にふれあったことで、サッカーに対してのモチベーションや集中力が高まったお子さんもいらっしゃるとのこと。選手たちが参加することで、お子さんたちにとって良い刺激になったようなら幸いです。今シーズンは、あと3回『サッカー療育プログラム』に参加する予定となっています。」
「サッカー療育」ですか、聞いた事の無い新しいキーワードですね。調べてみました。全国サッカー療育協会によると、「サッカー療育」とは放課後等デイサービスに通う子どもたちにサッカーを通して成長を手助けする療育だとか。サッカー療育はサッカー指導とは違い、サッカー指導は、サッカーの技術向上を主眼に置くが、サッカー療育ではツールとしてサッカーを使い、子ども達の5領域「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」 へアプローチをしていく療育だそうです。またサッカーをする中で学童期・思春期の発達支援に重要な 「自己肯定感」「達成感」「仲間形成」 を育みチームとしての居場所つくることで 「孤立の防止」を実現するものだそうです。
金沢さんはクラブを挙げて、地域の子ども達にアプローチしていく方針なので、まさにピッタリですね。今後の金沢さんの活躍に期待したいと思います。確かシーズン最初は最下位辺りだったのに、気が付いたら11位で、地元岡山よりも上の順位になられていました。やはりホームタウン全体からパワーをもらうから強いのでしょう。それに対して、モノ・カネでしか支援を見れないところがあれば、優勝とか昇格は無理でしょう。
J2金沢関連⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230323
〃 ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230121
〃 ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230120
〃 ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220730
〃 ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220319
〃 ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210716
〃 ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210415
〃 ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210303
〃 ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141118
〃 ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20061001
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