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ファンサービスの一事例102

 リスペクトコラムです。(元記事:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231210
 先日、ルヴァン杯優勝を遂げた福岡さんですが、またちょっと当ブログのアンテナに引っかかった取り組みがあったのでリスペクトさせていただきます。今季のファン感で何でも4年ぶりにミニ運動会が復活するそうですが、よく読むとこりゃすごい、福岡さんのファン・サポーターがうらやましいなと思わせる内容でした。

【「2023アビスパ福岡ファン感謝デー」4年ぶりのミニ運動会復活!】
「今週末12月9日(土)に三井ショッピングパーク ららぽーと福岡で開催する「2023アビスパ福岡ファン感謝デー」の、ミニ運動会のイベント参加募集についてお知らせいたします。
今年は4年ぶりにミニ運動会が復活します!!  皆様に楽しいひと時をお届けできればと、選手とのふれあい企画など様々なイベントをご用意してお待ちしております。ぜひ皆さんでご参加ください!
<2023アビスパ福岡ファン感謝デー>
<競技イベント>
①フラフープリレーゲーム
 募集人数 : 96名
 一列に並んで手をつなぎ、つないだ手を離さようにして、フラフープの輪の中をくぐりながら隣の人にフラフープを送っていくゲームです
②借り人競争
 選手が次々に与えられた条件の人を、会場に来てくれた人の中から見つけ出し、制限時間の中で、より多くの人を連れてこれたチームが勝利となるゲームです。
 ※選手が会場の皆さんに直接、参加のご協力をお願いいたしますのでぜひご参加ください。
③組体操で写真撮影
募集人数 : 80名
 選手と3人組になって実施。笛がなったら指定されたポーズで決めてください。ポーズの美しさで芸術点を競います。
 会場の皆さんがカメラマンとなって撮影
④障害物競走
 募集人数 : 80名
 選手とペアになって様々な障害物をクリアしていきます。2人で息を合わせてバトンをつなぎます。

<チーム分け>
赤  永石選手、奈良選手、紺野選手、中村選手、平塚選手、森山選手、井手口選手
白  宮選手、金森選手、城後選手、田邉選手、三國選手、亀川選手、井上選手
青  湯澤選手、山岸選手、田中選手、山ノ井選手、鶴野選手、前嶋選手、田代選手
黄  前選手、ルキアン選手、小田選手、ウェリントン選手、佐藤選手、村上選手、グローリ選手、坂田選手」

出典:J1福岡公式HP

 福岡さんのファン感運動会の何がすごいかって、それは募集人数です。1ゲームあたり80人や96人ってすごすぎです。比較資料として、地元岡山のファン感ゲームの参加募集人数を見てみようと思いましたが、ここ最近はピッチで一般参加者を巻き込んだゲームをしていないですね。選手と大玉転がしは2018年のコロナ禍前でした。この時の募集人数が32名だったので、やはり福岡さんがいかに多くのファン・サポーターと触れ合うファン感をされているかよくわかります。総勢250名になりますからね、本当に素晴らしいファン感だと思います。今季もコロナ禍の後遺症で、なかなかどこのクラブも派手に復活していないようです。そういう面では福岡さんに期待です。他のクラブが「福岡みたいにやりたい」と思わせるくらいに盛り上がって欲しいと思います。また、今度はちょっと残念な情報が入りました。

【アビスパ福岡後援会が解散「一つの目的を達成することができた」 クラブ初タイトル獲得を区切りに 支援会員の募集はクラブが引き継ぎ】
「アビスパ福岡後援会が来年1月31日限りで解散する。7日に同後援会が公式ホームページを更新。今季、クラブが初タイトルとなるYBCルヴァン・カップ獲得したことを受け、「アビスパ福岡が日本を代表するクラブチームへ成長するよう応援してきました。そしてこの度、悲願の初タイトルを取ることができ、後援会としても一つの目的を達成することができたと思っています」とした。
 同後援会が募っていたクラブを支援する個人、法人の「ソシオ会員」、試合運営ボランティアはクラブが引き続き募集する。クラブはこれを受けて8日にホームページを更新。「これまでの後援会の数々の活動に深く感謝し、後援会より申し出を頂きました各種活動につきまして、最良の形で引継ぎをさせていただく所存です」とコメントを出した。
 アビスパ福岡には後援会のほか、地元経済界を中心とした支援組織「AGA(アビスパ・グローバル・アソシエイツ)」、福岡の「クラブトークン」を持つサポーターらがクラブや地域の課題解決に取り組む「アビスパDAO」がある。」

出典:西スポWEB OTTO!

 後援会があるよそのクラブと同様に、ボランティア組織が傘下にあるようです。ソシオ会員というのが出てきますが、後援会員(個人・法人)のようです。福岡さんには「アビーゴ」という公式ファンクラブがあり、別組織のようですね。クラブが引き続き募集するとありますが、管理運営がどうなるのか。
 公式ブログを読むと、支部の名前も出てきますね。「VOYAJ1支部」「医師会支部」「福岡市交通局支部」「粕屋支部」「蜂番会支部」「ちくし支部」「福岡商工会議所支部」「ふくぎん支部」と出て来て、職域支部が多いなという印象です。蜂番会支部の支部番号が89という事なので、そんな数の支部があるのかとビックリです。部会もあるようです。「ホームタウン部会」「サポート部会」「ボランティア部会」と。
 今回後援会が解散という事ですが、これくらいの組織なので、その後に動きがあるのでは。AGAがありますが、そっちに移行するのかもしれません。福岡さんにはアビスパDAOもあるし。今後の福岡さんに注目です。
アビスパ福岡後援会公式HP:https://www.avispa.co.jp/support/kouenkai
  〃      公式ブログ:https://avispa-kouenkai.com/

 福岡さんですがすいません、キープしていた古い情報を見つけたのでリスペクトさせていただきます。古いですが、スルーできない立派な取り組みなので。福岡さんは昔から本当に素晴らしい社会貢献事業をたくさんされているなぁというイメージです。川崎さんと同様に、こういう事をしているから支援者が集まり、選手も試合への意識も高まり、現在の好成績が残せているのかなと思います。

【アビスパ福岡選手会「smileプロジェクト」】
「smileプロジェクトは、2017年に発生した「九州北部豪雨」の被災地、朝倉・東峰村の子どもたちとの交流から始まり、選手会が企画立案したチャリティの収益を基に、被災地の子どもたちや難病と闘う子どもたちへ「笑顔を届ける」プロジェクトです。
《smileプロジェクト2022》
■2022年選手が作る「オリジナルグッズ」
今年も選手が福岡の伝統工芸品を制作してチャリティ販売(一部オークション)を実施します!
①東峰村工芸品「高取焼」マグカップ  ②はかた伝統工芸「張子お面」」
「■smileプロジェクト活動予定
《被災地訪問》
 2017年に発生した「九州北部豪雨」の被災地、朝倉・東峰村を訪問して、子どもたちに笑顔を届けます!」
《スタジアム招待》
 被災地の子どもたちをベススタへ招待して、子どもたちに勝利の笑顔を届けます!
《病院訪問》
 子ども病院や九大病院で難病と闘う子どもたちに笑顔を届けます!
《Thank you to all frontline workers プロジェクト》
 コロナと闘いながら子どもたちの笑顔のために働く医療従事者の方へ感謝の気持ちを届けます!」

出典:J1福岡公式HP

 選手会が活発なところはやはり事業も活発で、自然と成績も上向きですね。この事業は2017年、「九州北部豪雨」の傷跡が残る朝倉市を訪れ、被災地の子どもたちと一緒に「笑顔」でサッカーをしたのがきっかけだそうです。選手が制作した「高取焼」と「博多張子」はチャリティー販売になり、販売収益は、2018年から交流のある朝倉・東峰村の子供たちの試合招待や訪問、難病と闘う子ども病院や九大病院の子どもたちとの交流に活用するとか。
 やはり、選手の訪問先も小学校だけはもう当たり前で、今後は小児病棟などに行けるかどうかが付加価値の目安ではないかと思っています。
J1福岡関連: / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / /
#がんばろう日本

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