不幸から何か良いものを見つけ出す人
同じ出来事に対し、ネガティブになる人もいればポジティブになる人もいる。
その差は一体 なんなのだろうか。
私たちは人生を歩んでいく中で、不幸な環境・シーンに必ず出会う。
しかし、不幸を受け止め、そこから何か良いものを見つけ出す人は幸いである。
また、このような対処能力に優れた人々のことを 「勇気ある人々」 と呼ぶ。
例えば、
カフェで 店員さんにコーヒーを溢されたとしよう。
あなたが履いていたズボンに コーヒーがかかってしまう。
この時、不幸な人は 店員さんにひたすら文句を言い、弁償を求め そのカフェに二度と足を運ばないことを決めるかもしれない。
しかし、対処能力に優れた人は、かかったのがズボンだけでよかったと思い、洋服屋さんで新しいものを購入するか考え始める。また、店員さんが火傷をしていないか心配するかもしれない。
このように、一見 不幸な環境に対し、ネガティブになり ストレスを感じるか、ポジティブを見つけ出し ストレス感じないかは、あなたが何を見つめるか・何にフォーカスしているかで 決定されてくる。
僕たちの脳は 優秀だから、「今日はついてないな…」と思えば、その日あった小さな不運を探し出し、ついていないことの証明をする。「今日は割と良い日だった」と思えば、それを証明する体験を探し出すようになる。
人は、自分の感情を選ぶことができる。
日々の環境から どれだけ小さなことでも良いので、何かいいものを見つけ出すその感覚を持ってみてほしい。
そうなれば、きっとこの瞬間から、あなたはちょっぴりハッピーになれるはず。