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やわらか哲学

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人生とは、適正な明かりの中に自分を置くことだ
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2020年12月の記事一覧

人は 『共感』 や 『感動』を求めている

多くの人は、共感や激しい感情のうごきを求めている。 なぜなら、わたしたち人間の本質は 心や感情にあり、 感情が満たされることが人生において真に幸せだからだ。 「共感」や「感動」などの目に見えない力は、私たちを行動させ、 次々に 他の人へ伝播していく。 SNSは、人々のこの様な目に見えない力が上手く反映していると思う。 新型コロナの出現により、これからどの様な生き方、働き方が形成されていくか分からない。 だけど、共感や感動というのは、どうやら目に見えない電波にも乗

整理しないと進めない

身の回りの整理整頓も もちろん大切だが、 私がここでいうのは、自分の「気持ち」の整理について。 人は 気持ちが整理されていないと 本当の意味で 前に進むことは、できない。 整理して進むことは ”重要” ではない。 整理して進むことがすべてなのだ。 人が美しいと感じる時には いくつかの普遍的な規則・条件があった。 『整っていて、矛盾がない』ということだ。 心が整っていて、整理されている。それもまさに 美しいと感じている状態。 モヤモヤしていたり悩みごとの多い無秩序

不幸から何か良いものを見つけ出す人

同じ出来事に対し、ネガティブになる人もいればポジティブになる人もいる。 その差は一体 なんなのだろうか。 私たちは人生を歩んでいく中で、不幸な環境・シーンに必ず出会う。 しかし、不幸を受け止め、そこから何か良いものを見つけ出す人は幸いである。 また、このような対処能力に優れた人々のことを 「勇気ある人々」 と呼ぶ。 例えば、 カフェで 店員さんにコーヒーを溢されたとしよう。 あなたが履いていたズボンに コーヒーがかかってしまう。 この時、不幸な人は 店員さんに