MODO BASSの使い方 ~各パラメータ解説~
先日のBLACK FRIDAYにて、めでたく我が家へお迎えすることができたMODO BASS氏。今回はその理解を深めるためにも、各パラメータについて備忘録的に解説を載せていこうと思います。
↑こちらのページ、ベース自体への解説もしてあり、MODO BASSの理解にかなり役立ちます!
↑動画で解説してあり非常に分かりやすい!!
☆モデルについて
各ベースモデルには元となった実在のモデルがありますので、時間があればまとめてみます☆
☆プレイスタイルについて
各パラメータについて解説していきます。
・弾き方:指弾き/ピック/スラップの中から選べる
・MUTING:弦の振動具合を調整できる
・STROKE:各奏法によって異なるが、
FINGERの場合:人差し指/中指/交互で弾くか
PICKの場合:アップ/ダウン/交互で弾くか
SLAPの場合:親指で弾くSLAP/人差し指で引っ張るPULL/自動で判別するか
を選べる。
・TOUCH/SCRATCH:弦に指/ピックを当てる強さを選べる
・LET RING:同じ弦を弾く際、その音を伸ばすかどうかを選べる。8ビートの刻みでミュートせずに弾きたいときにOnすればぶつ切りにならずに弾ける
・FINGERING:どこのポジションで弾くか。ぶっちゃけ何が変わるのか謎・・・
・OPEN STRING:開放弦を使うかを選べる。フレーズを滑らかに繋げたいときはOffにしておくと良し。
・DETACH NOISE:ミュートした時のノイズ量。フレーズによってはリアリティを出すのに使える
・SLIDE NOISE:スライド奏法を使う時、スライド時のノイズ音を入れられる
☆弦の設定について
・STRINGS:弦の本数とドロップチューニングを設定可能。5/6弦追加で弦の太さによるニュアンスの違いも表現されている
・ACTION:弦高の設定。HIGHだとこもった音になり、LOWだと倍音が追加されきらびやかな音色となる
・TYPE:弦の種類。Round:明るい音/Flat:くぐもった音
・GAUGE:弦の太さ。それぞれ特徴があるそうだがJOJOPの耳では判別不可能。
・AGE:弦の新しさ。New→Broken in→Old。高域の出方が変わってくる
☆回路系統について
・BRIDGE/NECK:ピックアップの種類と音量を設定できる。さらに別モデルのピックアップを改造感覚で載せ替えることもできる
・PIEZO:本体内蔵のピックアップの音量を調整することが可能。本体が振動しているようなニュアンスが追加される(らしい)
・CIRCUIT:ActiveだとEQが使える/PassiveだとTONEコントロールのみ
さらにピックアップの位置まで変更することが可能なので、
細部までこだわって自分好みの音に作りこむことができるぞっ!!
☆アンプ設定について
・AMP:真空管(Tube)アンプとトランジスタ(Solid State)アンプのどちらをモデリングしたものかを選ぶことができる
Tubeでは、3バンドのコントロールとMIDの周波数を調整可能。追加ボタンとして、PUNCH:コンプ強めにかける/HARM.:ハーモニクス効かせてゴリゴリサウンドにできる
Solid Stateでは、GAINと3バンドのコントロール、加えてGRAPHIC EQで更に細かい音作りが可能。追加ボタンのLIMIT:コンプ強めにかけられる。
・AMP/D.I.:アンプを通したサウンドと通していないサウンドの比率を調整することが出来る。AMP→Lowが強くベースらしいサウンド/DI→Highが強く倍音成分が多いサウンド。よい具合にミックスしよう!
・MASTER:全体の音量
・PEDAL:よく使われる7種類のエフェクターから4つ選択して使用が可能。
Octaver/Distortion/Chorus/Comp/Delay/Envelope Filter/Graphic EQ
☆コントロールについて
・BEND:チョーキングの設定。Pitch Wheelも選択可能だが、SLIDEで既に使用しているため、Offにするかどうしても使いたい場合はControl Changeに設定。
・SLIDE:スライド奏法を再現可能。Pitch wheelで操作でき、SLIDE RANGEで何音分最大で移動するかを調整することができる。
・VIBRATO:音のビブラートを設定できる。デフォルトだとCC1=モジュレーションコントロールにアサインされているらしい。RATEもノブで設定可能。
・MUTING/PLUCK POS.:プレイスタイルで説明済み、それぞれ曲中で変更したい場合は割り当てられたCCのレーンを作って調整しよう!
・LEFT HAND:左手をどのポジションで弾くか、F5以降のキースイッチで1フレット毎に設定できる!
・LEGATO:デフォルトはCC64=サステインペダルに割り当てられている。
・CHORD:一時的に和音が弾けるようになる
下記キースイッチで操作できるパラメータ一覧(再掲アリ):
・FINGER MODE/PICK MODE/SLAP MODE:演奏方法の切り替え
・BEND:チョーキング設定(基本Off)
・SLIDE:スライド奏法(ピッチホイール)
・VIBRATO:ビブラート設定
・HAM.ON/PULL OFF:ハンマリング/プリング奏法、フレーズを滑らかに繋げたいときに使う
・LEGATO SLIDE:音を途切れさせないように繋げる
・MUTING:弦の振動具合の調整
・GHOST MODE:ゴーストノートに設定(ベースのノリを出す)
・HARMONICS:倍音だけ残す弾き方に設定する
・LET RING:同じ弦を弾く時の音を繋げる
・LEFT HAND POS.:左手位置を調整する
・FORCE C/G/D/A/E/B:(6弦の場合)1~6弦から弾く弦の指定ができる
・PLUCK POSITION:指や弦で弾く位置を調整する
・STROKE:各奏法によるストローク奏法を設定できる
よく使うキースイッチについては、自分の好みのキーにマッピングすれば時短にもなるのでオススメです!!(まだやってない)
以上、MODO BASSの使い方について、パラメータの説明中心で進めてきました。いかがだったでしょうか?
マルチ音源に入っているようなベース音源と比べれば、自由度が段違いだと思います!
とはいえ、初心者にとっては自由過ぎても使いにくいと思ってしまう要因になりますので、まずはパラメータを絞って使ってみて、慣れてきたら機能を広げていくという方法で、出来ることの幅を広げていってもらえればと思います。(そういう自分もまだ全然使いこなせない笑)
ということで、皆様のDTMライフがより充実したものになりますように!!
Enjoiy~♪