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札幌のFaB事情と、札幌MST環境におけるBravoの話。
この記事で私を知るという人は始めまして、北海道でFlesh and Blood(以下FaB)を遊んでいるゴリラ山本という者です。
札幌アメドリSkirmish season9
— ゴリラ山本 (@anotherymmt) September 8, 2024
使用デッキ:Bravo
R1 Kayo ○
R2 Uzuri ○
R3 旧Prism ○
ガーディアンの冬を耐え忍ぶ3-0 https://t.co/jrB0qzzz9u
この度、9月8日にアメニティードリーム札幌店にて開催された先鋒戦 Season9で優勝しました。
なので、札幌でFaBってどうなん?流行ってるん?って話と、『他の人が真似しないように』なぜこんなコンドームばりの極薄ABと過剰GAなデッキになったのかということの話をします。
noteを書くのは初めてだし、文章を書くのがそもそも下手くそなので読みにくい部分があるかもしれませんがお付き合いください。
※このnoteにプレイング等、FaBの技術面における話など存在しません。期待していた人は大変申し訳ありませんが、こんな駄文を読んで寿命を浪費する前に立ち去れ。
・札幌におけるFaBの現状
まず初めに、「札幌でのFaBってどんぐらい流行っとるの??」というお話。
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…こんなおもろいゲームなのになんで?
自分自身、札幌という環境に身を置き、楽しんでFaBをプレイしています。
そして、国内TCGの中では新参者であるFaBのパックを取り扱ってくれていて、なおかつ大会まで開催してくれるカードショップ様には感謝しても仕切れません。
ですが、とても認めたくないことではあるけれども
本っ当に流行っていない。
大会行くとそこにいるのは見慣れた限界集落の村民と、盤面には見慣れたヒーロー……、マンネリ感じない?オレはひしひしと感じる。
そこで、新規プレイヤーの芽吹きを熱望し、友人を沼に沈めようとするものの
『日本語訳されていないカードが存在すること』
これが原因でとっつきにくいという意見を多く聞きました、オレにどうしろと。
逆に、Blitz構築済みデッキをカードとルールを説明しながら遊び、「おもろい」と言ってくれた人もいました、ありがとう親友よ。
あとつい先日、FaB英語が読めそうなMTG経験のあるワンピカードプレイヤーの友人から
「FaB始めたかったんだけどね…、札幌だと人口がね…。」
遊んでる最中に急に言葉のナイフで刺された。
泣きました、お前がその人口の1人になるんだよ。
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もし札幌近辺でFaBが気になっている、または初めてみたいって人がこの記事を読んだのであれば是非ご連絡ください、微力ながらご協力させていただきます。
札幌FaB界隈は、あなたの参入を心待ちにしています。
・札幌で見かけるヒーローたち
札幌のMST環境のArmoryでは
・Assassin(ArakniSC、Uzuri、ヌゥ)
・Brute(Rhinar、新Kayo)
・Gurdian(Bravo、Victor)
・Illusionist(Dromai、Enigma、新月Enigma、Prism、新Prism)
・Ninja(Zen)
・Runeblade(Briar、Vynset)
・Warrior(Dorinthea、DorintheaQP)
などがいました。
札幌勢へ、漏れがあったら教えてほしい。
これを見るとわかる他地域とのメタゲーム差、それは《Blaze,Firemind》と《Emperor,Dracai of Aesir》の不在です。
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![](https://assets.st-note.com/img/1725810848-SKmHruE6jGeMbkPpN1wU9WfJ.png)
そして、さらに見られる札幌の特徴が
『Illusionistがバチクソに多いこと』
先鋒戦 Season9も参加者8名中、illusionistは使用者3名で最多でした。
旧Prism、Enigma、新月Enigmaという内訳。
R1が終わり、辺りをを見渡したらIllusionistの群れに囲まれてました、悪夢かな?
・札幌勢のAB採用枚数はだいたいみんなオカモトゼロワン
前述の通り、札幌のメタゲームにはWizardが存在しませんでした。
そのため、環境でADが飛んでくるカードの候補といえばPrismの《Merciful Retribution》と、Runebladeのカードぐらいしかありませんでした。
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そのため、自分を含めたほとんどの札幌のプレイヤーは「ABの採用枚数は1枚で充分」という認識でした。
なので先鋒戦当日に、急遽Blazeを組んできたプレイヤーがいた場合その人が優勝していたと思います。
マッチングしたら、対面に座られる前に囲んで棒で叩くしか対策がないレベル。
命拾いしたな、ペッ。
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・GA持ちAAをオーバードーズした男
まずこちらポストをご覧ください
GENKEN先鋒戦(Blitz)
— ゴリラ山本 (@anotherymmt) August 25, 2024
使用デッキ:Bravo
1R 旧Prism ×
2R Zen ○
3R Briar ○
4R Enigma ○
SE4位抜け
SE1 Enigma ×
Mountenもらって終わり!なんで一回Enigmaに勝てたんですか??
これは8/25に別店舗にて開催されたSkirmishに参加した際の戦績です、使用したリストは以下。
デッキの中身はTunic羽織って、AAにPummel乗せるだけの簡単なデッキ。
そして試合結果は見ての通り、負けた試合がIllusionistのみです、なんなら一回Enigmaに勝ってます。
それぞれの試合において敗因は明らかで、R1のPrism戦はSpectraには目もくれずライフを詰めて早期決着を狙いました。
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案の定こちらの攻撃を捌き切られ、盤面に残ったオーラの群れに集られたことにより骨も残らぬ無残な敗北者となりました。
みんなはちゃんとSpectraを殴ろう!
SE1のEnigma戦は、スイスR4での成功体験を元にこちらも短期決着を目指しました。
ですが、《Command and Conquer》が《Pummel》と引っ付かず、ただの2コス6点の無と化したり、赤と黄色しか手札に来ないターンがあり思うように殴れなかったということが重なりました。
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![](https://assets.st-note.com/img/1725981658-v3DMRuSITGHhsokjBLAc1gnK.jpg)
ゲームは長期戦となり、ライフも削りきれず、Wardを剥がすこともできなくなったところをミラガイに顕現されて負け。
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Illusionistキモすぎるから全部BANしてくんね?LSSさんよぉ。
— ゴリラ山本 (@anotherymmt) August 25, 2024
己がプレミで蹂躙されたのに、LSSにIllusionistのBANを頼み込む負け犬の遠吠えがこちら。
自分のポストながらあまりにも惨めで好き。
大会後、負け犬メンタルでおうちに帰り、とある人物に助けを求めました。
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それこそが東京で出会いし我が師匠、ゆきだるま先生(@Yukidaruma_1119)です。
DMにて、自分の構築を誉めていただくなどのメンケアをしてもらいつつ、EnigmaのWardの剥がす方法についてとあるカードを教えていただきました。
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自分はこのカードを、対戦相手に使われて「強いなぁ〜」ぐらいには思っていましたが、Gurdianに入れる日が来ることは無いだろうと思っていました。
Gurdianでの主な使用用途は単純明快で、《Enlightened Strike》の+2点モードにGAを付与するのみ。
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先生によると、かつてOldhimがまだBlitzで使えた頃に打点を増やす目的で採用していたとのこと。
なんなら、最近でもVictorに採用しているデッキリストを見かけるらしいです。
カードプールの視野が狭すぎるし、勉強不足にも程がある。
この天啓を聞いた直後、自分の反応がこちら
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そして後日、Enigma使いの知人にフリプをお願いし、先生より承りし天啓を試すこと5戦。
「このマッチ、DR全抜きして攻め続けた方が勝率高くね?」
…みんながみんな辿り着いてそうな結論に、なぜ8/30にもなってやっと気付いたんですか?
・やはりAnothos…Anothosは全てを解決する…
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Tunic Bravoで調整を繰り返した結果、Enigma戦は攻めを継続させることが重要なため、《Titan's Fist》では打点が足りないのでは??という思考に至りました。
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さらに、自分は直近の大会で《Steelbraid Buckler》+《Titan's Fist》のパッケージをよく使用し、刷り込み教育を行なっていたため
「《Anothos》+赤《Pummel》の唐突な10点パンチ、みんなの頭から抜けているのでは?」
というカスみたいな結論に。
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こんなのお侍様の戦い方じゃない…。
ですが今までにも、対戦相手の忘れたころに飛んでくる《Anothos》+《Pummel》により数多の命を刈り取っています。
アノパメてぇてぇはGurdianを救う。
それに、この自論は先生からも賛同を得ています。
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故に反論は認めん、認めたらオレが先生を否定することになる。
・まとめのようななにか
札幌のMST環境はあまりにも特殊でした、Wizardが環境に存在しないという点が特に。
そしてIllusionistという、Gurdianが最も苦手とするデッキの隆盛もあり、意識するデッキを一つに絞ったことによる優勝だと思います、参加者8人だったけど。
あと、当日の朝に《Tectonic Plate》に着替えました。
Plateの方がAnothosブンブンしやすいから…Tunicのカウンター乗せ忘れが怖かったとかじゃないから……。
でもPlateの+3ライフが活きて勝った試合もありましたし、結果として優勝してます。
参加者8人だったけど。
最後に、もし道外でGurdianを握っていて、このnoteを読んだ方がいるのなら絶対に伝えたいことがあります、このデッキを絶対に真似しないでください。
正直、WizardもIllusionistもいる環境だったら勝てる気がしません。
ABも枚数が必要で、なおかつIllusionistもメタれなんて言われたら、Blitzだともうデッキの枚数が足りません。
マジでROS環境のBravoはどうすればいいんですか?
とりあえず、Terra生まれのTさん組んでから考えます。
こんな稚拙な駄文にお名前を使う許可を下さったゆきだるま先生、本当にありがとうございます。
全てのGurdian使いよ、ゆきだるま先生に師事しよう。
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