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感想:新書『「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!』栗本斉著
遅まきながら本書を入手したので簡単に感想を。
本書は100枚(各タイトル見開き2頁)という制限を設けることでシティポップの源流から現在に至るまでを端的にまとめた入門書になっています。
私の場合ですが最初のページから順に読み進めるのではなく、まず収録されているアルバムタイトルとアーティスト名を眺めながら、自分の所有しているタイトルを見つけて、該当のページを片っ端から読んでいきました。
それぞれ思い出のある盤なので読む前は限られた文字数で紹介するにはあまりにも無理があるのではと予想していたのですが、むしろ必要最低限の情報が盛り込まれているため、入門書としてはわかりやすいと感じました。
ただ、読み進めていくうちにこの人だったら、別の盤を入れて欲しかったとか、勝手なことを思いつつ、そんなことも含めて楽しめました。
あとがきから著者は私よりも4つ年下とのことがわかったのですが、あとがきで紹介されているラジオ番組はほぼ同じ番組を聴いていたので驚きました。
そして、掲載タイトルの中でも星野みちるさんとブルーペパーズの盤を入れてくださったこと。どちらも重要なタイトルなので特に嬉しかったです。
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ちなみに本書掲載タイトル100枚のうち手元に所有しているのはたった25枚でした。まだまだ修行が足りないなと痛感した次第です。
今後、未聴の音源を聴く際は本書を片手にページを開きながら聴けるのが楽しみです☆彡
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