3分でプロモーション案を量産できる「アイデアしりとり」
こんにちは、スマホマーケターのじょうじです。
マーケターの業務で楽しく?苦しい(笑)業務の一つは企画提出ではないでしょうか。私は考える事が苦手で沢山の企画本を読み実践してきました。その中でも、誰でも手軽にアイデア量産出来る手法としてオススメしているのが、「アイデアしりとり」です。
アイデアしりとりは、おもちゃ企画者として有名な高橋晋平氏の発案したアイデアの発想方法です。
やり方はとてもシンプルで3ステップ
①課題と条件書き出す
②キーワードをしりとりで出す
③アイデアの発散開始!
とてもシンプルで誰でも実践できて効果的です。
アイデア出しに悩むメンバーがいたらこの方法を試してもらいます。
<私が考えるオススメポイント>
・”アイデアは既存の要素の組み合わせ”という原理原則に従い、要素の組み合わせを出しやすい
・ランダム性のある要素を組み合わせるので、意外性あるアイデアがでる
・やり方はシンプルで誰でもすぐに実践できる
今回は約15分で出したモンスト利用ユーザーの回復アイデア「白石麻衣が白石AIとモンストマルチ。AI芸能人とオンラインマルチ機能を実装」という仮企画の過程を言語化してみました。
アイデアしりとりを試してみよう
1:準備編
2:キーワード出し
3:アイデア発散と審査
1:準備編
まず課題と条件を書き出します。
今回は課題を「モンストの利用ユーザー回復」としました。
条件は実現性あること、話題性がつくれること、ユーザーニーズがある※予算は無視としてみましょう。以下のようなフォーマットを用意します。
2:キーワード出し
続いてキーワードを書き出します。ここでしりとり開始です。
思いついたワードをしりとりで書き出していくだけ。
今回はしりとり→りんご→ごはん→ゴリラ・・・のように適当に書き出しました。さあ、準備は整いましたので、次はアイデア発散開始です
3:アイデア発散と審査
アイデア欄に「思いついたこと」をひたすら書き出します。
ポイントはとにかく書く!思いついたことを書く!実現性は気にせず書く!
ここがポイントです。リズムに乗りアイデアを発散する。
一気に書き出した後にアイデア審査を行います。
ここで条件にマッチするアイデアを絞り込みしていきます。自分の中で気になる内容、意外性ある内容を選んでいきます。
今回は色付けしたアイデアが種になりそうです。
この時点で面白い!と思えるアイデアが出れば、そこで終わり
冷静に判断して企画を具体化していきましょう。
ここでは色付けしたアイデアを発展させるため、
「本当に?これだけ?それで?」と3方向でアイデア審査をしていきます
まずは青色の方
本当に?→目的満たせるか?(どうだろうか、話題にはなりそう。やってみた動画系で楽しんでもらえるかも。リアル車でモンストゲーム再現してみた、お掃除ロボットルンバ4台でモンスト再現してみた)
この時点ではプロモーションに使えそうだけど、ユーザーニーズにはマッチしなそう。ボツにする。
続いてオレンジ色の方。
本当に?→これで目的満たせるのか。(うーん、まだ弱いかな)
これだけ?→もっと違う考え方はできないか?(芸能人をもっと発散できないかな)
→有名人と一緒にプレイ→リアルにプレイ(これはうれしい。ただ人数制約あるな) →擬人化する?AIにしたらどうか。芸能人AIでマルチプレイ
→なんか使えそう。白石麻衣のAIでマルチプレイか。同じチームに白石麻衣AIいたら疑似体験として面白そう
→芸能人AI機能でエアマルチでいこう。企画として尖らせるか。
それで?→企画は「白石麻衣が白石AIとモンストマルチ。AI芸能人とオンラインマルチ機能を実装」
フレンドにAI芸能人がいて、まるで白石麻衣と一緒にプレイしているかのような体験ができる。「芸能人×AI×ゲーム」この掛け算は話題になり、あの人と一緒にプレイできるならやる。もう一度やってみるか、という動機になるかもしれません。
というアイデアにしてみました。実際にできるかは関係者しかわかりませんが、ここまで15分でアイデア出しができました。
やり方はシンプルです。困った方はお試しください。
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