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親の責任として、子供に「暇」を提供してあげる

子供が春休み中。
来年から小学3年生と1年生の男の子。

家にいる時間は、スイッチをやったりYouTubeを見てる時間が多い。

朝起きたらYouTubeを見て、youtubeに飽きたらスイッチやって。

ソファーに横になりながら、お菓子を食べて、カーペットにバラバラとポテチをこぼしながら。

ときどき、兄弟で喧嘩をして、悪口を言い合って、足で蹴飛ばし合い、どっちかが泣いて、親が怒って。

スイッチもYouTubeも時間制限はしている。

スイッチは見守りスイッチを設定してるし、YouTubeも20時までファイアースティック経由で観させている。

20時を超えると、こんなことを言う。

「あー暇だー!!」

これはやばいなって思った。

スイッチやYouTubeは刺激が強い。しかも受け身なインプットだ。

だから強い刺激を受け続けて、それが時間制限により、シャットアウトすると、何をしていいかわからなくなる。

だから、さらに時間制限を厳しくすることにした。

スイッチは宿題をやったら少しだけ時間を延長する。

ファイアースティック経由でYouTubeを見るのは禁止。

すると、最初は暇だーと言う時間もあったけど、次第に自分で考えて遊ぶようになった。

部屋にあったビー玉を使って滑り台を作ったり。

なぜか電池の交換にハマって、何度も付け直していたり。

兄弟でかくれんぼして遊んだり・・・

暇だからこそ、自分の頭で遊びを考える。

これがいいなーって思った。

スイッチとかユーチューブは受け身の遊びだけど、「作る(創る)」という遊びをもっとやってほしいなって思って。

これは明らかに「暇」という時間を作り出したからだと思う。

例えば、何もない部屋に辞書が一冊あったら、その辞書をずっと見ると思うし。
それでめちゃくちゃ語彙が増えたり、物知りになることもあるんだろう。

子供に環境を提供するのが親の役割だと思ってる。

それと同時に、暇を作り出してあげて「空白」を提供するのも大事かなって思った。

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