ミリオンライブ五回見ました
注:ネタバレしかありません
ミリオンライブアニメ化しました…
幻像じゃねえよな…!?
正直祈るように映画館に行きまあ怒らなければ大丈夫だろって恐々として入ったけど完全に杞憂でした。本ッッッッッッッッッッ当に面白いアニメでした!!!!俺が悪かった!!!!!信じれなかった俺を許してくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
初日に3回、土曜日に舞台挨拶を2回見てきたのでそれなりに冷静に語れるようになったと思うので1話1話感想を書き殴っていきたいと思います
1話 たった一つの自分らしい夢
始まるまで本当にミリオンライブのアニメが流れるか不安だったけどライブ前説明のような美咲の解説、ソフトボールの裏で未来が語る夢についてのモノローグ、蛹が蝶に羽化する姿で本当にミリオンライブがアニメ化したんだなあって泣きそうになっていました。
PVの時点だと割と3Dに違和感を感じていたんだけど実際動いてみると違和感ないし手描きのキャラとの調和も凄くて白組の技術ナメてました本当にありがとうございます戦国乙女打ちます。
文字通り100万回聞いた例のBGM、どこかで見たタイトル画面に驚愕しつつ、未来のやってた部活助っ人、バスケの衣装がグリマスのバスケイベントを意識したものだったり茶道部の着物が金魚すくいをやってる未来の柄に似せていたりでもしかしてこれ本当に好きな人が作ったな?と感じ始めてました。おばあちゃんチケットをくれてありがとう。
そして始まる765ライブ、100万回見た海浜幕張駅からの流れから俺やバネPや社長が出てきて輝きの向こう側を思い出して泣きそうになり、本格的に静香も登場。この二人をどう絡ませるかな~と思ったけど思い詰めてる静香なら席を間違えるくらいはやるよねって納得感と未来の前ブー性能の高さ、がんばれー!は共感性羞恥を感じて少し恥ずかしくなりながらもこの後掌を返しました。
ライブが始まり、まあ出ない事はないだろって思ったけどステージいきなり歌って踊ってで全員参戦、律子が声を出して別の世界に来たなと感じさせました。全体的にアイドルのグラフィックは良いと思うんだけどAS組のは頭一つ抜けて良く感じるしスタマス的グラフィックを感じたんだけど俺だけかな?
歌う曲がToP!!!!!!!!!!!!!っていうのも良い。LEADER!!やるかなと思ったけどあれはミリオンスターズがそろった後だからね。 虚空に投げたはずの未来の頑張れ!を春香さんが頑張れ!!で返してきて憧れが始まったのは脚本が上手すぎる~~~~!!!!!!!!!
ライブ後の浮かれたまま帰路につき、未来ちゃん!?(ここではまだ未来ちゃんなんだよね)で浮かれたまま公園で語る二人、俺たちは居酒屋直行で泥になるけど中学生だもんね。公園の二人が決意を固め、ジャングルジムに登る流れ、俺はこれを知っている…!!!ゲッサンミリオンまで取り入れるのか!?!?!?!?ってびっくりしました。ジャングルジムの上で「未来」呼びに変わるのもいいよね。
アイドルオーディションを受ける事を決意し、エンディングへ。非常に丁寧に導入と感情を描いていてしっかりとしたアニメを作ろうという決意を感じました。
1話で感じた小ネタ
・タイトル、Precious Grainの歌詞と兼ねてるのかな?
・未来の出身校は港三中、出身は東京都だし港区なのか?
・未来家の中にあるwelcomeの文字
・ASライブでのハンドクラップはミリオン9thで行ったハンドクラップを使っている
・ライブが18時に始まり海浜幕張公園?(21時くらい?)で語り、家に帰って家族と話している時間が未来も静香も2210で同時。静香は設定的に埼玉だけどどこに住んでるんだろうね
2話 夢のとびらはオーディション
1話の時点で割と涙腺に来てて軽く涙を流してたけど2話はもう爆泣き。アホほど泣いた。
オーディションに向け公園でレッスンする二人、最初はテンポがずれ、周りの通行人も笑っていたけど最後の方には見惚れているのはやっぱり君たちアイドルの素質あるよ。こういう下積み、練習部分を丁寧に描いてくれる作品はシンプルに嬉しい。
一方翼と契約を名目にデートしてる俺、翼とのコミュニケーションは爆弾処理だな~危ないな~ってヒヤヒヤしながら見てたし会話の流れから翼は周りからどう見られてるかってのを気にしてるよな~って感じて今後の伏線なのかなと思ったり。
美咲ちゃんや小鳥さんも出てきて765裏方勢ぞろい、無責任な発言をする赤羽根もらしくなってきたね。35人合格…?なるほどここでつむかおも出すのねと思ったよ俺は。
いよいよ始まるオーディション。老害としてはまず中野サンプラザの姿が見えた時点で声出しそうになったしPと未来が3度目の衝突をした上でオーディションで認識するのは珍しいつくりだなと思った。
オーディションのお手伝いとして海美、桃子、琴葉、このみさんが出てきたのは本格的にミリオンライブのアニメが始まったな!と嬉しくなったし早坂ァ!!!!に声が付いて動いていたのはある意味一番のサプライズだった。そりゃ出るよミリオンライブのアニメなら!!!!これからもSSR一杯頼みます。
実戦オーディションの穴埋めに翼が本格参戦、才能の差に驚愕する静香だけど翼が異常なだけなんだよね…
緊張する静香に何か声をかける未来、始まるオーディション。
もうベテランである3人だからこそ出来るヘッタクソな歌い方、翼だけまともに見えて少し抑えているという話もあったので次見る時は更に注視したいと思います。
ここの田所あずさの演技があまりにも凄すぎる、追い詰められて声が出ずテンポもずれ、焦燥感に溢れるモノローグでメタ的には絶対合格するだろって思わせながらも見てる人に響く演技をしているのは10年以上キャラクターを演じてきた経験値が活きていると感じる。勝手に霧矢あおいを感じて泣いてる所もあった。
そしてこのオーディションは一人で歌っていない…!最初のファンである未来(と翼)も立っている!!!!お前は一人じゃない!!!!!!アイマスの通説的に最初のファンはプロデューサーであるって固定概念をいい意味でずらしてくれたし全体的にアイマス的ステージというよりはプリティーシリーズやアイカツ的因子を感じた。
私は私でしかない 可能性でしかない~で復活する静香、いい顔してるし気持ちよすぎるし馬鹿程泣いた。5回見て5回泣いた。
この後の集団幻覚のシーン、勢いでギャグっぽく見えなくもないんだけどそれだけ凄いものを感じさせたしプロデューサーは一緒に歩く未来を、アイドルたちは一緒にステージで歌いたい!!ってなったんじゃないかな。存在しないつむかおがいたのに気付いた3回目くらいには笑っちゃったけど。
社長の見えたんだろう?はこれから半年くらい定形で使っていきます。
2話の〆で原っぱ~~~~!?したのは女児アニメ文脈を感じながらまさか手作りのぶどーかんじゃねえよな…?テントじゃねえよな…?と思いました
2話で感じた小ネタ
・翼をスカウトしたファッションショー、初期SSRの衣装だよね
・レッスンの先生がアニマスと一緒
・一期生(劇マス参戦組)の存在 杏奈の配信が同接7800オーバーは現代基準の配信者だと上澄みの上澄みなので流石に?
・文字だけだけどりっくんの存在確認
・2話の時点で先輩という事を意識する百合子は3話への伏線として上手いね
・うみみの例の動き、このみさんの前ブーからの免許など
・地味ーに静香に反応する志保、対照的にステージでミスがあったのに反応しない可奈、劇マスの事件は無かったのかなあと思いつつ3話見るとあったようにも感じるし分からんね
・グループEに未来静香がいたから少なくとも14人は最終オーディションに来てたんだろうね
3話 きらめく世界!私たちのシアター!
原っぱ~~~~!?が連続で来る天丼。ゴミ山からの忠犬ロコ!白馬のハリボテ徳川まつり!大人しい子も多いよからの左ストレート!!!昴!!!でアクの強さを見せていくのはよく知ってるミリオンライブが始まったなって笑顔になっちゃった。
急にすばゆり村が焼けたり茜ちゃんがありえん動いたり翼がふにゃっとした顔したりで情報過多で壊れちゃう。初見さんが結構きつそうポイントだなあとは感じた。ここの翼が地味~に美希「ちゃん」呼びなのはまだアイドルとして見てるからで仲間として、ライバルとして「先輩」と呼ぶイベントが来るんじゃないかなあとは思っている。
場面変わってAS組との会話、伊織が先輩とか関係ないって話をしてるのは伏線の貼り方が上手かったし急に降って来るしずしほでびびった。
美少女七尾さんが出てきて数秒でメッキが剥がれて百合子…さん!になるし押し切られて調子に乗っちゃう所はすごーーーーく解釈一致で良かったし初レッスンでも輝きの向こう側を意識させるアドバイスから運動部の助っ人してる未来、テニスの経験値があり、自主練してただろう静香、説明不要の翼に驚愕して、先輩として負けじと頑張る百合子はかっけえしその後2回目のレッスンでふにゃふにゃになるのも可愛かったね。しっかり人気キャラの人気を出そうって気概を感じる。
ステージを見に行こうというまつりの空気の読み方の上手さ、現場大臣への気配りの上手さ、まつりは姫として姫をやるための努力をかかさないから好きになっちゃうよなあだから王道ならもっと早いだろみたいに妹に嫌な顔されるんだぞステージを見てからの百合子の提案で屋上に行った際に流れるLegend Girls!!にビビったしこう使うのか!?って拍手喝采です。
劇マスのような事を経験しただろう百合子の語るステージの景色、やっぱりステージに立ちたい!と話すのは
ちゃんと言えたじゃねえか…
聞けて良かった…
俺、お前らのこと好きだわって泣いちゃった。
レッスン後には本音を言うのを躊躇ったけどステージに立つのは皆の夢なんだよな。ここで先輩後輩関係ないっていう伊織の言ってた結論にシアター組だけでたどり着く流れにしたのは脚本が上手すぎるし長年の疑問だった未来百合子呼び捨て問題も回収してきてグリマスの亡霊が成仏した。
みんなの思いを感じて未来が出した結論を原っぱ~~~~!?!?で〆るのは天丼回収で好き。やっぱりぶどーかん作るのか…?
書くの忘れてたから最後に書くけどチーフがPに対して皆で歩いて行けって言うのはアニマス6話を感じるし4話にも繋がるしで短い時間で納得感を作らせるのが上手すぎるこのアニメ
3話で感じた小ネタ
・7!6もある 5かわうそ…
・麻城(あじろ)建設、読み方的にまっしろかなと思ったけどアニマスでブラックウェルカンパニーに騙されたから信頼できる会社ですよって事なのかもなあという意見も見てなるほどとなった
・ロコアート、予想の10倍くらいゴミ。グリPは正しかった
・まつりの馬、グリマスの姫様の御前の白馬かゲッサン要素を感じる
・ウマ?を翼に言わせたのちょっとだけ面白かった
・アオノリいたぁ!!!!!
・千鶴さんたちが商店街のコロッケ?を買っていたりオーディションに参加する組の構図が劇マスEDのと似ていたり、ジュリアに髪を髭みたいにしていたずらする麗花など知ってる人が嬉しい所が多い
・野球禁止!!!
・百合子がふにゃっとしてる所はBNSネタかな?
・初めてのステージはどうだったか?という質問に対し劇マス組が一瞬言葉に詰まる、あまりいい表情をせずにバックダンサーとして…で話すのは何かしら似たような事件はあったんだねと感じさせる
・屋上の面子、レジェガ組であり乙女ストーム組が何かしらやるんじゃないかって勝手に期待しちゃう(3話EDで普通にレジェガ歌うと思うけど)
4話 原っぱライブ はじめます!?
原 っぱ~~~!?!?で映画館で見てる人はキチガイ4連原っぱを味わった。
ここに来てシアター37人全員参戦。わちゃわちゃしすぎてるので割愛するけど噂が噂を呼び話が大きく逸れて混乱していくのは年頃の女の子らしいなあと。敷地の許可とかを知らずに微妙にズレてるステージ作っていくのは若さと勢いを感じて好き。
そんなうまくいくわけもなく土砂降りと一緒に壊れるロコアート、奈落に堕ちるP、ありえん美少女のロコにびっくりしつつBパートへ。
ここに来て初めて37人が全員と顔合わせするんだよね。なんとなくで感性が近いメンバーで固まってるのかなとも思ったりする。
やりたい派筆頭として意見を出す奈緒、かき回す茜、現実を知ってるからこそ反対する桃子、補足する可憐、紗代子、亜利沙や志保の舵取りが非常に上手かったなと。
一度休憩に入り、桃子のフォローをしそうで出来ない田中、マジックを見せる真壁、「知らない」からこそやってみたい育環、後ろで見守るひなたと後方彼氏面のまつりみななお。短めながら色んなキャラの個性を出してくれて凄い。未来の気持ちを皆に伝え一つになるのは勢いがあるとはいえミリオンライブらしさを感じて好きです。
反対意見を出すキャラはある程度決まってるけどこのシチュエーションなら桃子しか出せんしクソガキ時代の懐かしさを感じて嬉しくなる。
現実的だからこそヘイトも比較的買い辛いだろうし奈緒と仲直りして終わらせて皆で前を向けるように持っていけるのはうますぎる!やってたでしょ!!!
翼のフォローも光る。最初の言い合いになった時も未来の思いは知ってたから言った方がいいよとアドバイスするし空気を読んでマイクの音量は上げるし棒読みでとぼけるしただのイイ奴じゃん…早くクソガキな面を見せろ!
4話で終わり!?!?!?5話も見せろって所で終わる先行上映はゲイのサディスト。5話では手作りのぶどーかんもありそうなので本当に老人に優しい…
4話で感じた小ネタ
・だめぇ?初登場。魅力耐性◎
・野球とかサッカーとか禁止!
・事務員志望だったこのみさんを活かす。扱いが良い意味で雑
・いくたまももにひなたを出してるのはミスリード狙いなのかお姉さんとして突き合わせてるのか?虫取りとかしたいって言う環にお前何言ってるんだ?って目をする育さん、手伝いでやってたんだぁ(害虫駆除)というひなたには目を輝かせてて駄目だった
・階段で奈緒美奈子歩が喋ってるシーンは音が広がってた? 2話の待ち合わせで声が聞こえないシーンや3話の原っぱに駆けて行く未来も音が遠くなってたりと音へのこだわりを感じる
・しれっとあんロコがありまぁす!
・仕入れ仲間…!
・リコッタの魂
・まだ少し時間はあるんです沢志保
これからの期待、懸念点
アイドルマスターミリオンライブのアニメとしてあまりにも純度の高い、理想的なアニメ化を見せられてびっくりしています。ガミPがスタッフを集めるのに時間がかかったと言ってたのは言い訳してんじゃねーよと怒ったけどこれだけのものを見せられたら一生頭が上がりません。
今のところ信号機をメインとした話だけどキャラも増え、パンフレットを読む限り箱推しを作る作品とも言ってたので色んなキャラが活躍しつつ軸として3人の話をやるのかなーとは思っている。つむかお参戦もあるし静香のタイムリミットも恐らくあるし翼もただの聖人になってるし。
懸念点としては現代のエンタメは基本的に瞬間火力特化のインスタントに楽しめるものが多く、1話だけでは掴みが少し弱く感じる(初回は2話も同時放送1時間枠にしませんか?)こと、3話からキャラがどかっと増えて誰に注視したいいか分からず話についていけない人が多いのではないかということ。これに関しては週間アニメなので放送までにミリシタをインストールしてもらって気になるキャラを見つけてねって事だとは思います。
後は12話しかないから話が足りない…というのはこの4話まで見たら口が裂けても言えなくなったので大丈夫だと思います。
3週間後が楽しみ。早く続きが見たいですね