見出し画像

お金のいらない世界

こんにちは!非公式地下組織join代表の史朗です。

一番最初のjoinとは?という記事で、究極的にはお金のいらない世界になるのではという事に少しだけ触れましたが、今回はそのお金のいらない世界について書いてみます。

僕たちのVisionは「自分の好きなことで人の役にたつ、自分の出来ることでお互いに助け合う」という事を掲げていますが、ここで目指したいのは、相互扶助・感謝経済・贈与循環で動かす現代版の自給自足です。

自給自足というと、どこか田舎のすごく狭いコミュニティの中で実現されるようなイメージですが、インターネットの普及により、時間と場所の制約がなくなりました。

ここにもう一つある要素を付け加えることにより、現代版の自給自足が実現できるのではと思っています。つまり僕たちが究極的に目指したい「お金のいらない世界」の実現です。

それは「信頼度の可視化」です。どういう事かというと、

お金のいらない世界

お金にはいくつかの機能がありますが、それは別の機会にして、今回はお金の機能の一つ「価値交換」に絞って話を進めていきます。

家族同士のなかで、何かをやり取りする時に、通常はお金のやり取りによる「価値交換」は行われないですよね。例えば母親が朝ごはんを作ってくれたから、「はい、300円ね!」とか、お弁当作ってもらって「500円になります!」とか無いですよね(笑)。ごくまれにそういう家族関係もあるかもしれませんが(笑)。

つまり家族の中では「贈与」が基本となっています。いちいち朝ご飯とか、弁当とかでお金による「価値交換」が行われない。その分父親は働いた収入を家庭に入れるし、子供はお手伝いをしたりする。

次に知人の関係になると、お互いの「信頼」の度合いにより、家族のように「贈与」で行動できることもあるし、お金による「価値交換」が必要な場合も出てくる。信頼関係が築けている間柄であれば、簡単なことはいちいちお金を気にして行動なんかしないし、ちょっと面倒なことでも、「じゃあビール1杯おごりで」とかで片付けられてしまうこともある。で、たいていこのビール1杯は忘れられてしまう(笑)。

他人になるとそうはいかず、そこにお金による「価値交換」が必要となってくる。いわゆる世の中の「仕事」は、自分には出来ない事、面倒なことを他人にやってもらい、その対価としてお金を払う「価値交換」で成り立っている。例えば僕はお米も作れないからお金を払って買うし、自分の仕事を通じて世の中に貢献しているので、その対価として収入を得ている。

ここに今まで目に見えなかった「信頼度の可視化」が出来るようになれば、他人や知人の間では必要だったお金による「価値交換」から解放され、贈与循環・感謝経済が回っていくんではないかと考えています。

目に見えて、一応同じ基準で統一されている「お金」による「価値交換」のかわりに、「信頼度の可視化」により、仲の良い知人や家族同士のように、いちいち「朝ご飯300円です」とか言わずに、「自分の出来る事でお互いに助け合う」という世界が実現できるんじゃないかと思っています。

それが僕らが究極的に目指したい「お金のいらない世界」の実現です。

そうは言ってもこの資本主義の社会とは全く切り離して実現することは無理だとは思うので、そこの折り合いをどうつけていくかが課題です。ですが、まったく無理だとも思っていません。

なぜなら。ちょっと長くなってしまったので、こんな質問で今回は終わりにしたいと思います。

あなたは1ケ月まったくお金を使わないで過ごしたことはありますか?

1年以上お金を使わないで過ごした経験は?

それは無理な話でしょうか?


僕はあります。多分間違いなくあなたも!

その答えはまた次回に(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?