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Vtuber底辺論~聞け!V一匹が命をかけて諸君らに訴えているんだぞ!~

はじめに

おまえら、聞け。静かにせい。静かにせい。話を聞け。V一匹が命をかけて諸君に訴えているんだぞ。いいか。それがだ、今、Vtuberがだ、ここでもって意識改革せねば、リスナーに「個人底辺Vの世界」を知ってもらわなきゃ、今後のV界隈の発展ってものはないんだよ。諸君は永久にだね、ただ「バーチャルキャバクラ」とか「カオナシ」になってしまうんだぞ。
私は1年ちょっと活動したんだ。「個人底辺V」を。……1年やったんだ、……最後じゃないけどこのnoteに……待っているんだよ。諸君はVが好きだろう。Vが好きならばV界隈全体の底上げをどうして見下げるんだ。どうしてV界隈を底上げしないお気持ちのために、V界隈を衰退させる登録者ムシキングに一喜一憂するんだ。これがある限り、リスナーもV界隈も永久に救われんのだぞ。

1、大手Vtuberを推している皆さま、「個人V」の世界を覗いてみませんか

私、日本生類創研広報部、通称ニッソちゃんと申します。2019年7月20日に存在を始めてから、およそ1年と数か月、Vtuber的活動をやってきたんですけれども、元々普通に大手Vのファン(現在進行形)なので、自分で活動しつつ、「大手Vを見ているリスナー層と個人Vを見ているリスナー層って大分違うよな~」という所感からこのnoteをしたためています。

いやね、なんか最近あの場所やこの場所のゴミみたいな対立煽りとか増えてる気がしましてね。まぁそれは色んな問題が発生したせいだとは思うんですけどね、やっぱり末席ながらV界隈に身を置いている民としてみれば、そういうムードは悲しいわけで…

そういう訳で、ちょっと個人Vの世界というのをご紹介した上でね、是非とも個人Vにも目を向けて欲しいなぁという啓発文をまとめてみます

2、個人Vの登録者数の相場ー文字通り「ケタ」がちがうー

さていきなりですが問題です。私のYoutubeチャンネル、「ニッソちゃんねる【日本生類創研広報部】」は現在(2020/12/29)、643名の登録者がおります。ありがたいことです。大手Vを見る人だとめったに目にしないケタの小ささだと思いますが、Vポスの「個人vtuberデータベース」に掲載されている6872人(2020/12/29)名の中で、私はどのぐらいに位置するでしょうか!?

シンキングタイムスタート

終了

正解は…

2783位!

数字にすると上位40%ぐらいなんですよ。多分大多数の人は「その程度で!?」みたいに思ったと思います。リスナーとしての私だって正直そう思いますよ。

そう、今や一説によれば1万人を突破するといわれているVtuberの大多数は収益化=登録者1000人に届かないレベルの登録者数なんです。これ、多分多くのVリスナーの人は意識しないと思うんですよね。大体某箱とか某箱とか某箱がV界隈の全てだと思っている。まぁ現実的なパワーバランスから言ったらそれはそうなんですけど、でもその裾野にはかなり多くのVtuberがいることをまずは知ってほしい。

「Vtuber界隈は、収益化ライン=登録者1000人に届かない人の方が圧倒的に多い!」

この事実を「知る」「認識する」ことが私が命を懸けて伝えたいことの第一歩です。

3、登録者マウントバトルほど不毛なものはない

では、それほど個人Vがいるとして、収益化に届かない人は全員才能無し底辺なれ合い厨オフパコ前提のやる気がないVなんでしょうか?

うんまぁ、そういう人がそれなりの割合で存在することそれ自体は否定できないですね…でもまぁ、そうではない人も結構いるわけです。そら1万人もいるんですもの。運がなくて認知されていない才能持つ人なんてたくさんいるわけです。

「才能があれば人気が出る」「配信のクオリティが高ければ人気が出る」そんなのは全部嘘。人気がなくても才能ある人の方が多い。要するに、「運」をつかめたかつかめてないか、その差に結実してしまうことはかなりあるというわけです。

だから個人Vは結構コラボに積極的で、いろんなイベントごとに参加したり、企画を立てたりしたがりです。「運」を味方にするには「縁」を繋ぐことが一つの手だからでしょう。私は孤立している故に殆どそういう「縁」とは無縁(文字通りだ)ですが…

逆に、「縁」を繋ぎた過ぎて便乗売名なんかするのも個人Vの特権。「自分を見出してくれる誰か」のお情けやおこぼれにすがろうとする行為は実に名声への渇望とヒト科の浅ましさを体現しているようでとても大好きな光景です。

それはともかく、とにかく、登録者数=才能、という理解はこの辺で捨てておきましょう。「どうせ登録者少ねぇ個人Vなんて才能なくてつまらんヤツばっか。そんなら確実に面白さが保証されている大手だけみるわ」という先入観を捨てて、ちょっと個人Vを探してみてください。これだけ大量にVはいるのですから、あなたの好みにぴったりハマる人も必ずいると思います。

ついでに言っておきますが個人も大手もこの辺は変わらないです。大手Vを見ているリスナーの中で、時々登録者マウントバトル、通称ムシキングが始まりますよね。大体アンチスレあたりから流入してきた煽り屋さんたちの仕業なんでしょうけど、たま~にマジでムシキング始める連中もいますからね。繰り返しますが「登録者数と才能の有無は別」。一度でもムシキングしたことがある人は1000回くらい復唱しておいてください。

4、大手だけみればよくね?←この考えはいずれ大手をも崩壊においやる

ここまで、個人Vが大量にいること、埋もれているとしてもそれは才能の有無に直結しないことを示してきました。ここで絶対にある意見が章題。「大手だけ見ればよくね?」論です。

わかる。あたりはずれの大きい個人Vなんかどうでもよくて、口を開けていればあっちから楽しいことを運んできてくれる大手は最高ですよね。私だって、名前は伏せますけど、普通にある大手のVtuberさんのファンですし。あのイベントやこのイベントは楽しみですし。なんなら普通にチケット買いますし。

でも!やっぱりこうしてわざわざV一匹が諸君らに語り掛ける以上、それには反論しておきたい。反論しなきゃならんのです!

現状最大手2つ箱+准大手箱数個という感じの大手界隈ですけど、この体制だって私は盤石じゃないと思っています。それは別に悪い意味だけではなくって、たかだか4年程度しか経験していない業界なので、浮き沈みは全く予測不可能だということです。

事後的に歴史をみれば、必然的にこの体制が構築されたように見えますが、実は色々なターニングポイントがあったことは、ちょっと調べればわかることだと思います。一番有名なのは、まぁどうせこんなとこまでヒトは見に来ないと思うので、同人界隈の伝統にのっとりイニシャルだしますけど、某2434の頂点に君臨するtknmtさんもhgckedさんもデビューから半年程度で引退するつもりだったという話。あそこでもしこのお二人が引退していたら、流れは決定的に異なったものになっていたでしょう。他にも、あの人がアレさえやらかさなければ、アレでさえなければ12の星がまだ輝いていたのかな…とか(わからなければそれで結構)

今でこそ盤石な体制を固めている大手界隈ですが、別に今後もずっとそうと決まったわけではありません。となれば、「今」大手の人だけさえ見て、その人たちだけさえ居ればいいというのは、長い目で見ればV界隈全体の縮小を招く発想だと思います。多くの参入者がいて、その中で流動し、色々なムーブメントが起きることで大手も個人も巻き込んで界隈全体が成長する。これが理想的な成長スタイルだと思っています。

折角今の皆さまが好きなVの世界が、たった1箱の偶発的な崩壊とともに消滅するのはとても寂しいことではないですか?長い目でV界隈を発展させていくために、個人Vを見出し、育てていく必要がある。私は個人Vとしても、大手のリスナーとしてもそう信じています

まとめ で、何をどうすればいいわけ?

ここまでまとめてきたように、「個人Vは1000人に満たない人が大多数」「登録者数と才能はイコールで結びつかない」「個人Vを見出していくことで最終的には大手の人も巻き込んだ界隈の成長が招来される」というのが私の見解です。

では、具体的にどうすればいいのか?本音を言えばまずは私のチャンネル登録とTwitterのフォローからお願いしたいのですが、まぁそれはおいておいて。とりあえずは適当に1人、個人VのTwitterをフォローしてみてください。私みたいな孤立した無頼漢でなければ、同時期デビューした人同士でRTしたりコラボしたりしてますので、その辺りから自分の趣味にマッチする人を探していきましょう。それで、マッチする人がいたら是非積極的なRTをしてください。正直ね、固定ツイートRTされるととても嬉しいです。

あとはどんどんその人を中心に個人Vを掘っていってほしいですね。時間は有限ですが、皆さまの一番の推しが配信していない時間にちょっとRTしたり、動画や配信にコメントするくらいなら割と簡単にできる行為だと思うので、余裕があるときに「サブ」の推し活として是非個人Vを見出していってください!

あ、もし個人Vガチで掘りつくそうと思うなら、Vポスのデータベースからランダムに、あるいは名前や顔が気になる順にみていくというのも手です。私はこの方式で3人程推せる個人Vの方を発掘しました

皆さま、リスナーとして目を広げてみてください。自らの楽しみの為にも。きっとあなたにぴったりなVはおります。皆さまに見出される日を待っています。一緒に楽しみながら、Vの世界を広げて、創っていきましょう。




大手尊重のみで、V界隈は死んでもよいのか。登録者数マウント以上の価値なくして何のVリスナーだ。今こそわれわれは登録者数以上の価値の所在を諸君の目に見せてやる。それは大手でも個人Vでもない。リスナーとしての楽しみだ。われわれの愛するVtuberだ。これを骨抜きにしてしまつたマウントバトラーに体をぶつけて死ぬ奴はゐないのか!

(日本生類創研広報部はバルコニーから総監室に戻り切腹)




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