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Vtuber底辺論~~Vtuberのどんな些細なことも絶対炎上させられるnote書き方マニュアル~

はじめに

A CHI CHI A CHI 燃えてるんだろうか

もうA CHI CHI A CHI 感じたんだろうか

OH, UPSIDE INSIDE OUT Vを泣かせても

A CHI CHI A CHI それは煽り屋が させたことだよ

バカな煽り屋が

1、どんなどうでもいいことも「ウデ」さえあれば燃やせる

先日、私のnoteを読んでいるという方を発見したので感想を聞いたところ「ギリギリまで踏み込んでいてヤバくて面白い」と言われました。うんうん、嬉しいですね。というわけで今回もギリギリアウトを狙っていきましょう。

私の「地獄めぐり」(#vtuberでnoteの新着を毎日チェックすること)もはじめて1年位立つわけだが、まぁそろいもそろって面白くもない、大したこともないnoteが量産されている。私が望むのは、「Vtuberに対する思いがデカすぎて一人で悩んでる」タイプの気持ちのぐちゃぐちゃなんだけど、昨今は「ブンセキしてみました(^q^)」みたいな文章の多いこと多いこと。

まぁ、そういうnoteは概してクソだが、それらは逆に「炎上させる起爆剤になるor延焼させる」ことにはめっぽう強い。

というわけで今回は前回と似たようなトーンではあるがそういうnoteの書き方講座をやっていこうと思う。まぁほら、これ読んでる読者の皆さまも誰かを炎上させたいこともあるでしょ…?これを悪用したら逆に私が燃やしにいくからなぁ覚悟しとけよしとけよ~。

あ、今回は実際に配信に言及していく都合上、誰かを対象にすると角が立つので、以下に貼る自分の配信を例として燃やすnoteの書き方講座をしていく。

わかるか?自分の配信を自分で燃やすというわけだぞ?狂人か?狂人かぁ…

具体的には、1時間1分のあたりで、冗談半分(つまりは半分は本気)でいわゆる「女声」をやっているが、それを使って炎上させていくことにする。

あの!あくまで「例」だから!これで本気に燃やすなよ!!!!!

2、タイトルは「●●の××に関して思うこと」

章題の通り。今回は「バ美肉Vtuberのニッソちゃんが配信中に女声を披露した件に関して思うこと」みたいなタイトルにした方がいいね。

このタイトルって結構キャッチ―なんです。文言上でみると、ある種量産型のタイトルなんですけど、ほら、V界隈で「ご報告」か「皆さまへお知らせ」ってあるとそれだけでよくないことが起こったなってのがわかるように、「~思うこと」っていう部分が「あ、これ何らかの炎上案件に関するnoteだな」ってのがわかるようになっているんですよ。

つまりそういうことを欲しているヒトにすぐ届くタイトルになっているわけですし、「炎上に関するnoteだな」と思って読むので、どんな文章もそのような目線で見てしまうわけ。

コツは、タイトルに炎上させたい出来事のキーワードとVtuberの名前を入れておくこと。大物を燃やしたいのなら(絶対するなよ)そのファンorアンチがタイトルの名前みただけでコメ欄で喧嘩始めるためにワラワラと寄って来るので、必須項目です。それから、炎上させたいキーワードを入れておくと、論旨が明快になります。この2つはしっかり押させておきましょう。

3、最初は「キャッカンテキなジョウキョウを説明する」

カタカナなのは煽り目的。

さて、タイトルで引かれた人に「これから私はこのnoteでこの件で燃やしていきますよ~」ってのを説明するわけです。この時、説明は時系列かつ自分の主観を入れない体で書くこと。いきなり主観MAXだと「それってあなたの感想ですよね?」になってしまいますから、気を付けよう!

今回はバ美肉Vtuberのニッソちゃんが練習中の女声を出したことを燃やすんでしたね?では「女声を出すまでの流れの説明」と「女声を出したこと」を説明しましょう。例文は以下の通り。

2021年5月10日にバ美肉vtuberのニッソちゃんが突然「女声」を出すという一幕があった。以下のアーカイブの1時間1分頃から確認できる。
(ここに動画)
この日はVRChatのワールドをめぐるというニッソちゃんが定期的に行っている配信スタイルで、特に初心者向けを紹介するという企画だった。1時間かけて4つのワールドを紹介した上で、いわゆる「〆」に当る部分でのちょっとした余興として「女声」を出したのである。

こんな感じ。あぁ、なんとキャッカンテキな書き方なんだろう。これなら炎上を煽るためだけにやってきた頭スカスカな皆さまにもと~~~~~~っても読みやすくてわかりやすいですね

4、古参からの親切なアドバイスを装え

オタクは権威に弱い(偏見)。あと歴が長いものにも弱い(ド偏見)。なので、自分が古参であることはしっかりアピールしていかなくてはならない。

いや、実は古参アピールというのはとても重要なのだ。というのは、前から見ていて、好きだったけども「もう我慢できない!許せない!」という言い方をすることで、読者には「古参のファンを大事にしないで何かをやらかした恥知らずなVtuber」という道徳的かつ倫理的に一見正しそうな雰囲気のスタンスを持たせやすいからだ。

書き方のポイントであるが、「Vtuberについていけない筆者が一番悪いのだが、もうついていけない。あるいは私の心からの親切なアドバイスを聞いて欲しい」という体にしよう。ここでのポイントは「筆者が悪い」というスタンスを貫くことだ。V界隈では伝書鳩やらやっかいファンやらのせいで「リスナーがVに対して厄介」「V界隈の民度が悪い」という風潮がある。まぁそれは一面正しいのだが、それによって「なにをやるかはVの勝手。嫌なら見るなが大正義」とされている。なので「本当はこんなこと言うのはよくない」「けど言わざるを得ない」という書き方をすることで逆説的にとんでもない大問題に装うことができるのだ。

急に真面目な補足だけど、ソースは忘れましたが、先日twitterで回ってきたインタビューで、確かコピーライターの人が「今は強い言葉はウケない。弱い言葉こそ受ける」として、弱い人が弱い言葉を吐くことが強さを生む環境にあると言っていました。多分、リスナーの心が弱いというスタンスでいることが炎上の強さを生むのでしょう。

さて、では例文は以下の通り。

ニッソちゃんは決して有名とは言い難い個人Vtuberであるが、その独特な話のテーマとVRの紹介が面白く、ここ数ヶ月は配信を欠かさず見るようにしていた。リアタイできないときにはアーカイブでもみていた。彼は、あるはバーチャルな意味では彼女は、自身がバ美肉であるということをある種誇りのように扱っていた。「バーチャルでは性別なんて関係ない」「VRではかわいい女の子から男の声が聞こえるのは普通の事」「魂が男、見た目が可愛い女の子。これで作られる恋愛の関係に私たちの新しい関係性がある」と度々言っていた。なのに、ニッソちゃんは「女声」を出したのである。確かに練習しているとは言っていた。だがネタとしてではなく、ガチでやり始めた時に、私はとってもがっかりしてしまったのだ。これまでずっと言って来たバーチャルでの男性/女性の新しい関係の話はどこへいってしまったのか?あまり言いたくないが、今までのタテマエを棄てて見も心も女の子になりたかっただけ?それとも…ネカマして釣りをしたかったのか?自らの誇りといってきたバ美肉を棄てようとしているニッソちゃんは、もう私が知っている、私が好きだったニッソちゃんとは別物になってしまう。私はクラクラして、それから配信を見に行く勇気がない。この程度でこんなnoteを書いてしまう私の方がどうかしているし、Vがやりたいことを応援するのが本来のファンのあることだが、私は、配信画面を開けないでいる。

テクの紹介より例文が長いってどういうことだよ!おい!それってYO!本当はそういうnote書きたいってことなんじゃねぇの!

私の本音が見え隠れするところで、次のテク行きましょうね~^^

5、主語をデカくするのではなく目的語をデカくしろ

よくお気持ちnoteは主語がデカいと燃えると言われている。確かに「ファン全体として」「ファンの総意」「Vtuberとは」みたいなのは燃えやすい。

だが、実はもっともヤバいタイプは「私は(主語)~だが■■界隈(目的語)はこうだと感じている」といったタイプの言及だ。これは言われた側が感情的に反応しやすくなるし、■■界隈に反感を持っているヒトも「この人がこう言っている!オレもそう思ってた!」という形で炎上に加担しやすくなるからだ。

こういう時に一番便利なワードってなんだと思う?それは「界隈」。この「界隈」って言葉は強い。厳密に定義がないので、どの辺までを同じ「界隈」と認識しているかはそれぞれ違うのに、ふわっと同じことを話しているみたいに思えるマジックワードだ。そう思えば炎上「界隈」でも皆さま見たことありませんか?「配信者界隈は」「V界隈は」「ゲーム実況界隈は」「同人界隈は」「BLゲーム界隈は」「SCP界隈は」「炎上ウォッチ界隈は」な?このnoteを読んでいるヒトなら聞いたことないとは言わせないよ?(暗黒微笑)

現代炎上論では(そんなものはない)、「外部を巻き込むこと」がとても重要になってくる。有名企業Vならまとめのクソアフィカス共と5chのゴミカスにとって魅力的であればそれだけ炎上の炎がデカくなる。個人V界隈では、名前は何人も出せるけどあえて言わないが、インフルエンサー的なヒトに引っ掛かればそれだけ炎上の炎がデカくなる。アフィカスなりインフルエンサーなりに届くための導線は多ければ多いほどいいし、デカければデカいほどいい。なので、「界隈」というワードはそういう意味でも、ふわっと大きい範囲をまとめて叩ける/擁護できるので都合がいいのだ。

ついでに言うと、「界隈」とデカくしておけば、どこかしら叩ける要素がある。例えば「SCP界隈は民度が高いから逆に権利警察になっている!」とか言うとします。これはSCPは複数回ある権利問題で問題が起こっており、そのため権利に関して敏感になっているのだが、ちゃんとその経緯やルールを理解していれば難しいことはないし、警察行為はしない。特にwikiにアカウントを持っているような人たちが積極的に警察することはない。だが、聞きかじっただけの連中とか、アニヲタwikiと解説ゆっくりしか見たことの無い、加えていえば「日本生類創研」と見れば二言目には「あかしけ」「ごめん^^;」としか言わないような連中(=ニュービー)はそんなことお構いなしに、あるいは良かれと思って警察行為をしてしまう人もいるのだ。だから、本当はそこは区別しておかないといけないのに、「界隈」とひとまとめにしてしまえば、両者を一括して扱うことになってとても叩くのには都合が良いのだ。

さて、では例文例文。

バ美肉界隈では自身の男性性/女性性をどう扱っているのだろうか。私にとってバ美肉とは「本来与えられた肉体的な性別を乗り越える」という画期的なものだったのに、ニッソちゃんは女の子になりたいだけにしかみえない。自分のナマの体や性別を不変のものとした上で、それを受け入れ、それでも「kawaiiムーブ」を習得して魅力的な自分になろうと努力しているバ美肉の人たちがたくさんいて、そういう人達がバ美肉界隈全体を高みに向かわせている。当然ニッソちゃんもその文脈にいると私は思っていた。だが、女声を出して云々というのは、はっきり言ってしまえば、ネカマをやってちやほやされたいだけにしか思えない。確かに女声は練習して習得するのに時間と努力が必要だろう。だが、それならばもっと完璧に仕上げた上で、ちゃんと事情を説明したうえで「今後は女声系Vtuberとしてやっていきます」と表明すべきではなかっただろうか。あんな、お遊びでやることは、女声を真剣に練習している人達にとっても極めて失礼な行為ではないだろうか。そして当然、高みを目指すバ美肉界隈全体に対して砂をかけるような行為だと思う。

…自分で例文書いて自分を貶めていると、涙がで、でますよ

もうそろそろ終わるからあとちょっとだけおつきあいくださいね。

6、最後は「改善と意識改革」を求めよう!

〆は割とテンプレでよくて、「私はついていけない」「私はがっかりした」を表明した上で、「今後の改善を求める」あるいはこういうことがもう起こらないように「配信者としての意識」に訴えかけるようにしよう。もうこのnoteがここまでで5000字超えてるので、簡潔にすぐ例文行きます

ニッソちゃんは今回はネタとして女声をやった。もうこれは消せない事実である。やってしまったことは神ならぬ私たちには変えられない。だから私のようなー心が狭いヒトがー去っていくことももう変えられないのだ。しかし、それでもこれまで確かにニッソちゃんを応援してきた私としては、私のような失望して去る人をこれ以上産まないためにも、バ美肉として活動するのか、それとも女声を習得して完全に女声系Vtuberとして活動していくのか、その軸をはっきりさせてほしい。そうすれば、新たなファンも獲得できるかもしれない。そうして、私のような人を置いて、もっと高みへのぼっていってくれ。ひと時の楽しみを与えてくれたニッソちゃんへ、離れ行く私が贈る最後の声援だ。

おわりに

こんなnote書くの辞めたくなりますよぉ~。でも炎上のカラクリを白日の下にさらすの好きだから、仕方ないね。

こんなnoteをしたためて何がしたいか。

これまでも、これからも炎上noteもしくはブログ、はてブは大量に量産されるだろう。その時に、このテンプレ文章を是非思い出してほしい。例文をつなげて読んでみれば、実際にありそうな炎上だと思えるだろう(思ってくれ)。でも書いてる人は配信者本人で、しかも取り上げている炎上は「遊びで女声を一瞬出した」ことだけだ。つまりね、これほどまでにクソくだらないことでも、テンプレ文に則れば炎上を「創り上げる」ことが可能なんだ、ってことを知らしめたかったわけ。

炎上事件を目にして、お気持ちnoteやブログ、何ならtwitterを見つけた時、このテンプレにどれだけ沿ってるかな~って想像してみてください。きっと、その炎上とその延焼を狙った文章は、大体同じ顔をしているでしょう。

それでは、今回はここまで。炎上noteウォッチャー界隈の煽り手、ニッソちゃんがお送りいたしました^^


舞上り 揺れ落ちる ディスプレイのむこうにVtuber 山が燃える

何がなくてももういいの メラメラ燃える炎上を

あなたと 燃えたい Vtuber燃え


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