生き節?死に節?
どうも、小倉丈一郎です!
2021年4月に新潟から奈良へ
移住してきこりやってます!
新潟で林業家として独立するために
奈良の森庄銘木産業で林業を学んでいます。
森庄オンラインショップ↓
林業家が選ぶオンラインセレクトショップ
MORITO
【節とは】
昨日は雨でしたので
工場で丸太の加工をしていました。
その時に節について
学ぶことができました。
節とは木の幹から生える枝の
根本の少し太い部分のことをいいます。
先の枝葉を支える役目をしているため
とても硬くなっています。
【これは生き節?死に節?】
写真のような丸太の年輪の面に
矢が突き刺さったように見えるものが節です。
これは幹が成長する過程で
枝の根元部分が幹の中に包み込まれることで
このように年輪に現れます。
幹の中に包み込まれた節には
生き節と死に節という言い方があります。
生き節とは枝葉がまだ生きているうちに
枝打ち作業を行って、それが幹の中に
包まれた節のことです。
それに対して死に節とは、風雪などで
自然に枯れた枝が幹の中に包まれて
しこりのようになったものを言います。
死に節は製材した時に抜けてしまい
抜け穴になってしまう可能性があります。
この抜け穴を抜け節と呼びます。
写真に写っているのは枝打ちをされた
節ですが、死に節です。
死に節は養分を通さなくなるので
周囲と色が違ったり、縁が黒くなります。
僕は生き節だと思ってました^^;
毎日勉強ですね。
今日も頑張ります!
山からは以上でーす!
またあした!