肩をケジメされたfigmaニンジャスレイヤーをDIYで修理してみた
はじめに
ドーモ、ITサラリマンです。今回はニュービー向けのfigmaニンジャスレイヤーの修理をしていきたいと思います。というのもこの前ポーズをとらせている時にfigmaをポロっと机から落としてしましまして…。「ジョイント抜けちゃったよHAHAHA」と付け直そうとしたらカチャカチャしてなんかおかしいなぁ…と思ったらご覧の有様でした。
あんなので折れるの!?と思ったら先輩ヘッズの方々曰くfigmaニンジャスレイヤーではあるあるらしく元々肩が折れやすい性質だったようです(まじかよ…)。
とまぁ途方に暮れていたのですが「このパーツを使えば良いよ」「この記事が参考になります」といった言葉を頂き、折角ならDIYに挑戦するか!と意気込んでググったのは良いものの料理でいう大さじ一杯がわからないくらいのレベルだったので実行するのに大分時間がかかりました。なので今回は自分で調べてる時に「これは一体何をしているんだ?あの部品は一体なんなんだ?」と思っていた部分も含め自分なりに説明していきたいと思います!ドーゾヨロシクオネガイシマス!
LESSON0『準備』
なにをしようにもまずは修理するための道具が必要になります。どれが必要なのか?どれが最適なのか?どれがコスパ良いのか?等々調べているうちに次第に気力が失せていくなんてことは皆様にも身に覚えがあると思います。なので自分が今回使った道具の予算や使い勝手を補足しながら紹介していくのでそれを参考にしていただければ幸いです。
①ホビーベース PPC-Tn09 [関節技球体ジョイント](必須)
折れたジョイントの代替品。これがないと始まらない。
ヨドバシ.comにて購入:https://www.yodobashi.com/product/100000001002462353/
税込み581円
②瞬間接着剤(必須)
アロンアルファみたいな速乾タイプだと失敗したときの修正がききにくいので、固まるまでに少し余裕があるゼリータイプの奴を使うといいですね。
ヨドバシ.comにて購入:タミヤ瞬間接着剤(ゼリータイプ)
https://www.yodobashi.com/product/100000001000842259/
税込み283円
③ニッパー(必須)
基本的に100円ショップのやつは切れ味や強度がそこまで良くないんですが、今回の作業では十分事足ります。ただ今後も使っていきたいとなれば1000円以上するくらいのしっかりした奴を買うといいらしいです。
ダイソーにて購入:税込み110円
④ラジオペンチ(必須)
引っ張ったり固定したりと意外と使います。こちらも100円ショップの物で十分。
ダイソーにて購入:税込み110円
⑤ピンバイス(必須)
ピンバイスは「交換式」と「固定式」があるのですが、コスパ的には交換式の方が色んなドリルを使えるので安くすませたい方はそちらの方がいいです。ただ2mm超えてくるとぐらつくことがあったので3mmタイプの奴だけ固定式で買っても良かったなと今回実感しました。でもまぁ交換式だけでも十分やれたのでそこは予算と相談で。
amzonにて購入:三花 ピンバイス 精密 ステンレス ドリル13本セット(0.5~3.0mm)付き 税込み770円
⑥1mm針金(必須?)
折れたジョイントを取り出す際に使用します。何か細長いのがあればそれで大丈夫です。
ダイソーにて購入:税込み110円
⓻カッターマット
必須ではないですがあると便利かも。
ダイソーにて購入:税込み220円
合計2186円
できるだけ安く抑えようと心掛けましたが、ゼロから揃えるとなると大体これくらいかかりましたね。大体の道具はエディオン等にあるプラモデル売り場だったり、ダイソー等に揃ってるので参考までに。
LESSON1『分解』
始めに腕に折れ残ったジョイントを抜く作業をしていきます。
しかしこのままだとジョイントを抜くことが難しいのでピンバイスで穴を開け引っ張り上げる為の針金を差し込みます。
①1mmのドリルで穴を開ける
※深さは大体2~3mm程度でOK
②穴に瞬間接着剤を塗りそこに1mmの針金を差し込む
※接着剤は針金を刺したときにがあふれ出ない程度
③接着できたら針金をラジオペンチでつかんで引き抜く
※ドライヤー等で患部を温めてやると抜きやすくなるのでオススメ
ヌルっと
次に肩関節のボールを外します。
①外側の球体をペンチで掴む
②テコの原理の要領でグッと引っ張る
※もう一度言いますが先にドライヤー等で温めてあげると外しやすいです
キュポンっと
分解完了
LESSON2『ジョイント』
折れたジョイントの代わりとなるジョイントの組み立てをしていきます。
①赤い枠で囲った部分を外していきます
※ニッパーを使用しなくても手で簡単に外せます
②パーツAとパーツBを繋げる
③パーツCで蓋をしてやれば…
ジョイント完成
LESSON3『切断』
LESSON1で分解したパーツを
①決断的に切断
※球体が飛んでいかないように注意(まじで)
パチン!と
切断完了
LESSON4『ドリル』
LESSON3で切断した球体にピンバイスで穴を開けていきます。正直一番しんどい作業ですが重要な部分なので集中していきましょう。ガンバルゾー!
早速3mmドリルを使って穴を開けていきたい所ですがその前に……
少しぼやけて見にくいかもしれませんが3mmドリル結構太いです。球体の直径ぎりぎりぐらいまであるのでニュービーがやろうとするなかなか骨が折れると思います。なので始めは細いドリルを使っていき徐々に徐々に(0.5mm刻み程度)太くしていく方法でいきます。
①球体を固定する
※固定するものがなければラジオペンチが意外と使える
②狙いを定め1mmドリルで真ん中に穴を開けていく
※目印をつけておくと良い
真ん中より少しずれましたがこれくらいならなんとかなります()
③0.5mm間隔で穴を拡張し最後に3mmドリルで…
ドリル完了!(ぎりぎり)
ちなみに深さは球体の4分の3くらい掘りました
LESSON5『接着』
LESSON2で組んだジョイントと、LESSON4で穴を開けた球体をつなげていきます。
①穴の深さに合わせてジョイントの先を切断する
②球体の穴に接着剤を塗りジョイントを差し込む
※隙間がほとんどないので差し込んだ際、接着剤が漏れてジョイントの可動部に触れないよう注意
接着完了
LESSON6『合体』
最後に本体とジョイントを合体させます。ここまできたら後はもうベイビーサブミッションです。ガンバロ!
①ニンジャスレイヤー=サンの肩に球体をはめ込む
※ドライヤー温め定期
グッと力を込めてパチッと
②ジョイントを腕に差し込む
合体完了
まとめ
今回ニュービーがニュービーに説明をするという事で本当にダイジョッブ?な気はしなくもないですが、一連の作業の流れはわかってもらえたのではないでしょうか。個人的に折れたジョイントを抜き取る作業と、代替ジョイントの仕組みがどうなってるのかがずっとモヤモヤしていたのでそこを説明できて良かったかなと思います。
それから記事でわからないこと等があれば気軽にコメントにドーゾ!時間が空いている時に可能な限り修正していきたいと思いますので…。最後まで読んで頂きアリガトウゴザイマス!ではオタッシャデー!