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vol9. 小説は映画の10倍おもしろい(と思う)

東野圭吾さん著の、真夏の方程式を読み終わった。

毎度ながら、見事。
今回も面白かったー。


さて、今回はそんな小説の話をしてみたい

私が小説を読み始めたのは2−3年前くらいから。
それまでは、ビジネス書ばかり読んでいて、小説は物語を楽しむだけのものだから得るものはないじゃんと思って軽視していた。


でも実は小説ってめっちゃ面白い


今の自分に言わせれば、
小説は、

「映画館を持ち運んでいる感覚。しかも上映される作品は、映画館で上映されるものよりも10倍くらい内容が濃い。」

そう、下手な映画を見るよりも、小説の方がよっぽど面白いのだ。


友達にもぜひおすすめしたい。しつこくおすすめしたい。洗脳したい。でもあまりにしつこくすすめすぎるとうざがれるから、ここにその思いをぶちまけておく。


小説おすすめの3つの理由


  1. 小説は映画の10倍内容が濃い

    映画は小説を10倍くらい圧縮している。
    小説を読んだ後、映画を見るとすごく気づくけど、映画は

    - 大事な背景の説明、いくつかのシーンが抜け落ちまくっている
    それもそうだよね。
    だって映画は2時間しか枠がないんだもの。
    小説はいくらでも紙面をさける。

    - 登場人物の思いや心境の変化の描写を文章でできない。
    映像とセリフだけでそれらを表現する必要がある。
    それってすごく難しいし、視聴者にも伝わりにくい。
    そのため、ストーリーをなぞっているだけの内容に陥りがちである

  2. 小説は自分のペースで物語を楽しめる

    え?どういうこと?今のとこ、ちょっとわからなかったんだけど。。。
    映画をみて、そう思ったことない?
    そしてその疑問が気になりすぎて、映画に集中できなくなったことない?

    小説は、一時停止ボタンが好きなだけ、いつでも押せるのだ。

    一時停止ボタンを好きなだけ押せると、何度も何度も文章を読み返して、「あぁそういうことね」と納得する時間的猶予をもらえる。
    それまでの話の内容を確実に理解した状態で話を読み進めることができると、物語の面白さがグッと高まる。そう、それこそ10倍くらいに。

    「やっぱり読み返しても疑問だわ」という場合は、クエスチョンマークを頭に思い浮かべながら小説の世界に浸る。それってどういう意味だ?なんて、刑事や探偵気分にひたれて面白い。
    登場人物があまりに多くなりすぎたら、サラッと登場人物の相関図を書いたりしてもいいかもね。

    あれ?この地名ってどこ?なんて疑問は、google map でさっと調べることが可能だし、知らない単語なんかもググって確認することもできる。
    小説を読むことで、自然と博学になれちゃう。

  3. 小説は、どこでも手軽に持ち運び可能

    電車の中、待ち合わせ中、おふろでバスタブにつかりながらでも、ベッドの上でも、
    小説はどこでも楽しめる!!
    まさに映画館を持ち運べる感覚!!

どう小説読みたくなった?


おすすめの作家さん

面白い作家さんはたくさんいるけど、
理系人間なら、東野 圭吾さんの作品をガチで推奨する。
シリーズものなら必ず最初から順番を追って読むべし。
まじでこんな面白い世界があったのかーと私は驚愕しました(今もしています)。

おしまい


おまけ

それまでビジネス書一辺倒だった私が、小説の世界に足を踏み入れることになったきっかけのマンガ。作者の柳本 光晴さんに感謝したい。



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