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Microsoft Dynamics 365 コンサルの話

振り返りの意味で、今までのERP関連の仕事をまとめます。
これからERP関連の仕事したい人、業務コンサル、ERPコンサル何のことを知りたい人ぜひ参考で読んでください。

SAP、MicrosoftのDynamics 365(D365)、Oracle、いろんなERPシステムの中に、私は3年前にD365を出会いました。

今回の内容は
・ERPシステムとは
・何でどうやってこの業界に入ったか
・具体的な何の仕事
・導入するまで主なフェーズ
(続く)

ERPシステムとは

Enterprise Resources Planningの略で、日本語では「企業資源計画」です。要は企業に関する情報を全て集約する感じです。顧客からの発注、自社の生産、材料の管理、仕入先の発注、会計などなど全て集約するシステムです。今のDX時代ますます大事なことです。

何でどうやってこの業界に入ったか

そもそも自分は過去生産工場、商社、海外営業いろいろな業種の経験があり、会社全体と現場の感覚がある程度理解します。そして、少しリモートメインでアプリ開発もやっていて、これからリモートでもできる仕事がないかと目指しています。リモートという願望は生まれたばっかりの子供成長を見守りもあります。

ある日、過去の友人からシステム導入の仕事を誘ってきました。友人の感覚はシステムの知識よりも、業務知識の方が大事、システムは後で勉強可能ですが、業務知識(経験)は本当に当事者の方がわかります。このきっかけで導入支援の仕事を3年前からスタートしました。

具体的な何の仕事

ERPという巨大なシステムはExcelではなくて、使い方や設定とかたくさん、そして、どうやってうまく使えるかもコンサルの腕を見せるとこです。各社のERPシステムそれぞれ思想も違います。業界毎にフィットする細かい設定があれば、一般的な使い方しかなく、必要際にカスタマイズしかないです。業界よく言われているので、Fit/Gapです。Fitというのは既存の業務どうやってシステム標準を合わすということです。例えば、部材が足りなくて、発注書を作成して、印刷してベンダーに発行するのは問題なくFitできますが、一方で受注側、顧客の方は社内システムの製品番号と違って別の部品番号があるとして、かつシステムは部品番号一個しか登録できない場合は業務とGap発生します。コンサルとして、すぐカスタマイズならNGです。下記の3段階になります。

1、そもそもこの要件対応必要か?
   何で違う番号、同じ番号ダメ?発生率高いか?
2、もしやらないといけない場合、になっても、カスタマイズではなくて
   既存のシステムに何か代用とか、運用方法変えるとかないか?
3、それでもないなら、要件を聞いて、相応しいカスタマイズを設計する
  

導入するまで主なフェーズ

案件の構想、ベンダー選択した後、主なフェーズとして、業務フロー整理、要件定義、Fit/Gap、基本設計、詳細設計/開発、テスト、教育、移行、運用GO Liveです。

(続く。。。)


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