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【番外編2】ヨセミテ国立公園に行くなら、このルートで満喫できる!

株式会社アイリッジ取締役の渡辺智也(わたなべともや)です。
※Twitterもやっています!

今回の旅行にはいくつか目的があったのですが、そのうちのひとつが「ヨセミテ国立公園」に行くこと。どの国に行っても、日本では見られないその国の大自然を体感することを大切にしています。
そこで得られる刺激が何かのインスピレーションにつながっているように思うのです。
ヨセミテも素晴らしいところでした!
今回は「ヨセミテに行ってみたいな」と思っている皆さんに、ここがおすすめ・こんなルートで行くとよさそう!をご紹介します。

<目次>
1.ヨセミテには3つのエリアがある
2.ハイキングに最適と聞いたヨセミテバレー、実はハードだった!
3.こんな巨木には出会ったことがない!マリポーサ・グローブ
4.キャンプ天国がここにあった!トゥオルミメドウズ

1.ヨセミテには3つのエリアがある

ヨセミテ国立公園はとても広くて、約3,000平方キロメートルもあります。
といってもあまり想像がつかないのですが、なんと、東京都全体の面積の約1.4倍だそう。
さすがに全部は見られないので、「ここはおさえておこう」という3つのエリアをご紹介します。

ちなみに一番大切なことを先にお伝えすると、ヨセミテに入るには「予約」が必要です。リンクから予約の確認ができます)国立公園内の混雑度を緩和するために朝6時から夕方4時までに園内に入るためには、予約がないと入れません。まずは予約が取れるかを確認してください。もし予約が取れなくても心配無用です!朝早く起きて6時までに園内に入れば観光できます。今回の旅行では予約ができなかったので、私は毎朝3時に起きて6時までに園内に入るという工程だったので時差ぼけがまったくありませんでした。。。

毎朝日の出前に出発するので星が綺麗です

1つ目は、ヨセミテバレー(Yosemite Valley)と呼ばれるエリア。
ここはヨセミテフォール(滝)を中心にハイキング(と最初思っていた…)が楽しめます。ほかにも有名な滝やハーフドームという絶景スポットがあるエリアです。

ヨセミテバレー内ミラーレイク(Mirror Lake)に向かう途中にある川

2つ目は、マリポーサ・グローブ(Mariposa Grove)と呼ばれるエリア。
ジャイアント・セコイアの巨木が林立するので、ヨセミテバレーともまた違った雰囲気です。

3つ目は、トゥオルミメドウズ(Tuolumne Meadows)と呼ばれるエリア。
広い草原や岩場があって、キャンプをするのに最高な場所です。

それぞれ異なった魅力があるので、ご紹介したいと思います。

2.ハイキングに最適と聞いたヨセミテバレー、実はハードだった!

まずはヨセミテバレーから。
ヨセミテ国立公園のなかで、最も有名な観光スポットといえるのが「ハーフドーム」です。
ドームが半分に割れたような形をした岩壁なのですが、その高さは2,680mもあり、頂上までは1,500m近くもおぼらねばならないという…
登山するには申請が必要というほどハードな山といえそうです。

この川の両サイドがドームとして登れます。ハーフドームは右側
ヨセミテフォールを下から撮影、虹が見えます

ハーフドームは往復で12時間かかるということもあり、私たちもさすがに登るのは断念し、ヨセミテフォール(滝)を上から眺めてみよう!と決めました。
ハーフドームを登るのに比べたら楽だよね~と高をくくっていたのですが、これが…ハードでした…

ハーフドームが後ろに見えます、往復5時間の登山です

とにかく日差しも強く体力を奪われますし、軽装で挑んでしまったり、事前の準備としての筋トレや体力向上もしないまま(笑)だったので、頂上につくころには完全に息が上がっていました。

それでも、上から見る景色は最高!
滝の手前では水遊びをする人たちがいたり、とだいぶ自由な雰囲気で、マスクと行動制限に慣れてしまった私も生き返る思いでした。

ヨセミテバレー・ヨセミテフォールを楽しみたい方は、「ハイキング」ではなく、「登山」だと思って準備していくことをお勧めします!ヨセミテバレーの上のほうを目指すのであれば、トレッキングシューズを持ってきたほうがいいですよ!

3.こんな巨木には出会ったことがない!マリポーサ・グローブ

マリポーサ・グローブは巨大なセコイアに囲まれるエリアです。
セコイアはヒノキの一種だそうですが、日本でもこんなに大きな木はないのではないでしょうか。
ヨセミテバレーの広大な雰囲気から一変して、木々の巨大さ・高さに圧倒されました。

最も大きな木が「グリズリー・ジャイアント」と呼ばれる木なのですが、なんとその樹齢は2700年!
ヨセミテが国立公園に指定されたのは1890年と、実に130年近くも前なんです。
その歴史にも驚きますが、グリズリー・ジャイアントはその20倍もの歴史があるわけで、自然の中での人間の存在の小ささを実感しました。

何千年も経つと木々が合わさって協力して地中から水分を汲み上げます

4.キャンプ天国がここにあった!トゥオルミメドウズ

そしてトゥオルミメドウズは、キャンパーの憧れの地なのではないか、と思います!
美しい湖があり、目の前には広大な山々が広がり、足元には広い草原があって、点在する岩場と小川があって…

今回時間がなくてキャンプができなかったことが悔やまれます。
ヨセミテを楽しみ切るのであれば、

  • 1泊2日なら…ヨセミテバレー

    • 有名なスポットが多いのでヨセミテバレーに行けばとりあえずヨセミテ行ってきたと言えそうです!

  • 2泊3日なら…ヨセミテバレー+マリポーサ・グローブ

    • 有名なスポットの多いヨセミテバレーにプラスするのであれば、ジャイアントセコイアは一見の価値があります。まずはマリポーサグローブで肩慣らしした上で、ヨセミテバレーの滝ハイキングやハーフドームに挑戦するのがよいと思います

  • 3泊4日なら…ヨセミテバレー+マリポーサ・グローブ+トゥオルミメドウズ

    • 一通りすべて見てみると、ヨセミテのさまざまな景色が楽しめます。どれも違った風景なのでバラエティ豊かに楽しめます

  • 4泊5日なら…ヨセミテバレー+マリポーサ・グローブ+トゥオルミメドウズでキャンプ)

    • キャンプまで入れればヨセミテ満喫間違いなしかと思います

    • まず、マリポーサ・グローブで肩慣らしした後で、キャンプで1泊2日し、最後ヨセミテバレーに挑戦すれば、少しずつヨセミテのハードルを登っていくことになるので気力も体力も充実して過ごせると思います。

こんな感じで旅程を組んで、日本とはまた違った大自然を満喫したいな、と思いました。
特にトゥオルミメドウズは心残りがあるので、再訪決定の地となりました!

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