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2025年は脱皮を繰り返す「再生」と「進化」

皆さん、新年明けましておめでとうございます!今年もどうぞよろしくお願いします!!


アスクレピオスの杖に見る「変化と成長」

さて、今年は巳年です。ここで、蛇にまつわる象徴的な話をご紹介します。それは、ギリシャ神話に登場する医術の神アスクレピオスの杖です。この杖には蛇が巻きついており、「再生」「治癒」、そして「知恵」を象徴しています。蛇の脱皮が新しい皮膚を得るように、変化を受け入れることで私たちは新しい成長を手にすることができます。

さらに、蛇の毒が適切に使われれば薬となるように、変化も適切に活用することで大きな成果を生み出せるのです。この「変化をどう活かすか」という視点は、私たちのビジネスにも非常に重要なヒントを与えてくれます。

レンゴーに見る変革の成功例

この「変化を活かす」というテーマに関連して、過去の巳年に成長を遂げた企業として、レンゴー株式会社を挙げたいと思います。レンゴーは今から100年以上前の1909年に創業し日本でダンボールを命名した会社として有名です。1965年、レンゴーはプレプリント技術を開発し、美粧段ボールの製造を開始しました。これにより、段ボールが単なる梱包資材ではなく、商品の価値を高める「見せる包装」として注目されるようになりました。

さらに1970年以降、レンゴーは「段ボール一筋」から「総合包装企業」への転換を図ります。包装関連機械の開発やユーザーの包装ライン改善に取り組むことで、単なる段ボール製造会社から、総合的な包装ソリューションを提供する企業へと進化しました。この大胆な転換は、変化を恐れず、自らの強みを拡張し続けた結果と言えるでしょう。

アイリッジグループの強みと中期経営計画で描く未来

このような変化の時代において、私たちアイリッジグループにも、同じように進化し、成長する大きな可能性があります。これまで私たちは、アプリを中心とした開発&マーケティングパートナーとして、顧客企業の成長を支援してきました。

しかし、中期経営計画で掲げたビジョンでは、これをさらに進化させ、「Tech & Innovation Partner」として顧客企業の課題解決と価値創造を支える存在を目指しています。これは、単なるアプリ開発やマーケティングの枠を超え、開発力とビジネス創出力という私たちの強みを組み合わせた、包括的なパートナーシップを提供することを意味します。

例えば、地域通貨を活用したキャンペーンでQoil社が戦略を立案し、アイリッジが専用アプリを開発し、プラグイン社がバックエンドシステムを構築する。このようにグループ全体が連携し、顧客の課題を総合的に解決する姿勢が、私たちの「Tech & Innovation Partner」としてのビジョンを体現するものです。

2025年をどう過ごすか

生成AIの進化も、私たちの未来に大きな影響を与えます。2030年にはその市場規模が1兆ドルに達すると予測されており、私たちのビジネスにおいてもAIをどう活用するかが競争力のカギになります。ただ技術を導入するだけでなく、それをお客様にとって具体的な価値に変える方法を見つけることが、私たちの使命です。

蛇は、脱皮を繰り返しながら成長することから「再生」と「進化」の象徴とされています。また、変化に対応しながら前に進む姿は、今の時代に求められる柔軟さそのものです。アスクレピオスの杖やレンゴーの事例が示すように、変化を恐れず、未来を切り拓いていきましょう。

本年もどうぞよろしくお願いいたします!


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